いろいろなドラマが絶えない私の職場ですが、今週はついこの前(少なくともそう思える)大学を卒業して新卒で入ったばかりの若者がぐんぐんペイグレードを挙げていると思ったら、今回課長まで上り詰めたニュースで持ちきり。私の職場は政府系なのでアメリカなのに辞める人がとても少なく、よって上に登って行くのは狭き門。コンサルタントだった頃はほぼ全員マネージャー職だった感があるけれど、まるで逆の環境なこの機関で、課長までこんなに若く素早く上り詰めたのはすごいことだと思います。いろんな意味で・・・ね。

 

もちろん周りのおっさんおばさんたちからはネガティブな声が上がるわけで、私もそういうおっさんおばさんたちの聞き役に回っていますが、私の感想は「やるな〜」のたった一言。だってやっぱりこのスピードでのし上がるだけの理由があるもの。それに賛成するかしないかはさておき。

 

そこで今日はそんなスピード昇進を達成した若者くんが、我々と違うなと思った点をまとめて見ました。

 

 

要領がいい

 

この一言に尽きるかもしれません。すべてにおいて要領がよくて感心していました。

 

たとえば私は彼と一緒に部署のプロジェクトを発表するためのボランティア要員として一緒に仕事をしたことがあるのですが、そもそも彼は最初はボランティアに入っていなかったのです。ところがうちの部署長と、更にはその上司がこの発表会をかなり重要視していると言う情報が入ってからは、さも今まで頑張っていました、みたいな体で参加。ハットリくんも顔負けな素早さで、何食わぬ顔でミーティングに参加し始めたもんだから、すごいですよね。恥がないと言うか・・・。私たち日本人なら、そんな風に悪びれずにしれっと人の今までの仕事を横取りするような真似はしない人が多いかと思いますが、その辺はさすが彼は違う。

 

で、そのプロジェクト中も、ノートまとめとか、小さいミーティングとか、めんどくさいことは参加せず。発表会も部署長がいる頃に顔を出すくせに、それ以外は会場に入って来ることすらありませんでした。きっとまた別の仕事を部署長の前でやっていたことでしょう。

 

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発言王

 

彼の強みは口のうまさ。というとちょっと意地悪な言い方だけど、やっぱりここまでいろいろ発言できるってことは賢さの象徴だし、ただそれがお勉強ができるタイプの賢さというよりは、頭の回転がいいとか、世渡りが上手とか、そういう賢さかな、と思います。どのミーティングで率先して発言するし、ディスカッションではリーダー的存在なので、存在感が半端ありません。ミーティングの前に何が話し合われるかを把握して、自分の意見をある程度まとめる努力をしていると聞いたことがあるので、文句をいうばかりでなく、こういうところは見習うべきです。

 

目指すべき場所が遠くにある人は、そこにたどり着くまでの一歩一歩を無駄にしません。

 

ボランティア的仕事を頑張る

 

日々自分に与えられた仕事のほかに、部署のためにやる仕事っていくつか出てくるものです。私がコンサルタントの時はそれが査定項目の一部だったので、気をつけていろいろ手を出していましたが、今のユルい職場に移ってからは、自分の仕事以外はほぼノータッチでした。でも今回昇進した若者はそういうボランティア仕事こそ頑張っています。なぜかって?それがいくつも飛び越えた重役たちと唯一顔を合わせたり、名前を覚えてもらえるチャンスだから。

 

ただ時間は限られているので、そういうのばかりに手を出していると日々の業務に支障が出ます。生真面目な日本人ならそういうのをせっせと残業して片付けるのでしょうが、彼は上の人たちに気に入られていたので、おとがめはなし。逆に彼の直属の上司が「なんて彼をもっとサポートしてあげないの?」とチクチク言われたりしていました。そして彼の仕事は周りのおっさんおばさんたちへ回ってくるという。

 

昇進する人 しない人 違い

 

優先順位をつけるのがうまい

 

でもまったく日々の仕事をしないわけには行きません。だから普段は上司ともいい関係を築き、日々の仕事もそれなりにこなすのですが、それが上層部の面々の目に止まるようなプロジェクトにかなうものではありません。そういうプロジェクトを見つけたら、もちろんそっちへゴー!私なんかはとにかく自分の仕事を終わらせられる目処がついてから、ほかのことを考えるわけですが、それは優先順位を決めるルールからすると間違っていますね。

 

以前、優先順位の決め方に関する記事を書きましたが、今回レバテックさんがその記事を紹介してくださいました。詳しくはこちらのレバテックさんの記事をどうぞ。

 

タスクの優先順位を考える際に役立つ記事まとめ

 

まとめ

 

やっかみ半分で彼の悪口を言うのは簡単だけど、こうやって書いてみるとそれなりに見習うところもあるんですよね。もちろん彼のやり方に100%賛成するわけではないのでその辺は自分で吟味する必要がありますが、今回の昇進のニュースで私も背筋が伸びました。私は上昇志向はまったくないけれど、もし意地悪な上司や職場に虐げられるような環境に陥ったら、やはりそこから這い出る必要があるわけで。そう言う時に彼みたいな要領のよさが決め手になるんじゃないかな、と思いました。良い学びの機会になりました。

 

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