今日は我らがユニクロに行ってきましたよ。店舗まで行くのはおそらく半年ぶり。私はどうしても無理なもの以外はネットでのショッピングに頼っているので、ユニクロもわざわざ店舗に行くことはほとんどありません。ただ夫がモールに行く用事があったので、しぶしぶ・・・。
ご存知、庶民の味方のユニクロはアメリカでも展開しています。アメリカ国内では3店舗ほど行きましたが、日本のユニクロ店舗と似ている点・異なる点が細々あって楽しかったです。そこで今日はアメリカにおけるユニクロの展開についての私の感想です。
目次
日本におけるユニクロ
ちなみにみなさんはユニクロでショッピングってしますか?私は夏に1ヶ月ほど日本に一時帰国する生活をしていますが、実際ユニクロでショッピングをすることって1、2度しかありませんでした。それはどうせアメリカでも買えるしってのもあったけど、他にもいくつか理由はありました。
まず第一に他にもっとおしゃれな店があるから。日本は高級百貨店なんかに行けばそれなりに高品質のすてきな衣類があるんでしょうが、郊外のモールとか駅ビルなんかだと、ユニクロと同じような値段設定でもっとクールな感じの衣類がたくさんありました。だからわざわざユニクロに行かなくてもな、と言うのが正直な感想でした。それでも数着買ったけど、ベーシックなものばかり。
あと・・・日本だと何気にユニクロ高い気がしちゃいますよね。20年前に私が日本に住んでいた頃はユニクロ=格安洋品店という印象でしたが、今は他のお店で1000円とかでかわいい服が買えちゃうので、強気で3900円のTシャツとか売っちゃうユニクロを敬遠したくなりました。
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アメリカにおけるユニクロのよいところ
アメリカに数年前に上陸してきた頃からオンラインで買い物をよくしていますが、正直「やっていけるのかな?」という不安を伴いました。というのもなんとなくパっとしなかったから。私が日本人だからっていう理由以外に買う理由が見つからないというか・・・。
でも最近はユニクロはとっても元気!それにはいくつか理由があると思います。
機能性が優れている
ヒートテックとかブロックテックとか、こういうのを前面に押し出しているので、みなさん感心していたようです。今日も隣で買い物していたインド人が、これを着ると全然寒くないんだよーと興奮気味に話していました。私も数年前からヒートテックなしには冬には乗り切れません。「名前に騙されているんだよ」と口の悪いアメリカ人の知り合いは鼻で笑ってい他のが4、5年前。今はみなさんけっこう真剣に信じていますよ。
ちなみに私が今回買ったのが、ブロックテックのフリースパンツ。
ぼてっとしてて見た目は好みが分かれますが、やばいくらいに暖かくてもう手放せません。クソ寒い中子供たちに付き合って近くの公園まで行かされましたが、まったく風を通しませんでした。絶対もう一本買う!
あとヒートテックもExtraヒートテック、そして去年からはUltraヒートテックとバージョンアップして毎年ありがたい限りです。底冷えするアメリカ東海岸では重宝されています。
値段設定
これが超絶うまいな、と思います。ユニクロはアメリカのモールに置かれるお店としては確実に安いほうです。でもだからと言ってOld Navyほど安くなく、どちらかというと値段的にはGapに近い感じかと思います。でも品質はGapよりもずっとよくて、機能性を前面に押し出しているので、お買い得感が半端ありません。日本と比べると若干高いと思うのですが、こちらでは他のお店がそれなりのお値段するので、割安感がありますね。このお買い得感と機能性のバランスがうまいな、と感動します。
品質が日本仕様
この値段設定なのに品質はすばらしいですね〜。これもそれぞれの品物によるところもあるんですが、縫製とか形とか、ほんとにこの値段でいいの?と思っちゃうものってありますよね。一昨年にスタートしたルメールとのコラボで大当たりをしたのをきっかけに、スタイル性と言う観点からも品質が向上したな、と思いました。たとえばこういうの、とっても高品質に見えます。
アメリカにおける、ユニクロにもっと頑張って欲しい点
知名度
上陸当初に比べればかなり知られるようになりましたが、やっぱりGapとかには敵いませんよね。Gapの良さがまったく分からない私からすれば、悔しい限りです。
私の同僚が最近「ユニクロってブランドで服買ったんだけど、サイズが合わなくて返品したよー」なんて言ってきたので、「それって日本のブランドだって知ってた?」と聞いたら驚いてましたよ、初耳だって(笑)。もちろんアメリカに長くあるブランドに比べれば知名度は敵いませんが、これからさらに頑張って欲しいところです。その辺は日本のコンサルに頼らず、もっと現地に根付いているフットワークの軽いコンサルティングファームとタッグを組んだらいいのに。
オシャレさんたちへの売り出し
ユニクロの店舗へ行くと、ベーシックで機能性に優れた服を求める人々で溢れていました。どのくらい溢れていたのかと言うと、レジの待ち時間25分。いや〜もっとその辺改善してよ!とイラっとしましたが、そんな待ち時間に気づいたのはオシャレさんたちが何気に少ないこと。
同じ海外ブランドでもZaraなんかに行くと、オシャレさんたちがたくさんお買い物しているんですよ。でもこちらのユニクロは言うならば、LLBeanの安い版を求めてきている客層って感じでした。日本だとオシャレにユニクロファッションを楽しむ層がけっこういるじゃないですか?たとえばこのブログのHanaさんとか、私はとても好きで、毎日彼女のブログをチェックしているのです。
http://Uniqloコーディネート日記 by Hana
こういうオシャレ感あふれるユニクロをユーチューバーやブロガーを通して、機能性だけでなくて違う側面からもアピールしていけばいいのに、と思います。
以前、アメリカと日本のファッションの違いについて記事にしたことがありました。
ここで挙げたように、アメリカ人はぼてっとしたファッションよりも体にぴったりした感じを好む傾向があるので、ユニクロの打ち出し方もそれに対応した側面があってもよいのではないかと。
私のユニクロ利用法
いろいろユニクロの長所短所を挙げた私ですが、私はアメリカでもユニクロ愛用していますよ!
ここに最近のユニクロ購入品(2017年秋・冬)の記事がありまーす。
運用の仕方としては、ベーシックなもの、たとえばベーシックな色でベーシックな形のセーターやカーデガン、ベーシックな色のタイトスカート、ウルトラダウン、そして子供たちの防寒着など、とにかく「ベーシック」がテーマですね。ちょっとエッジがきいたタイプのデザインのものはなんとなくピンとこないので、それこそZaraとかで冒険します。
日本人としてこれからもユニクロ応援していきますよ!
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