日本へ来ると、実家の母と毎日のようにスーパーへ行きます。スーパーへ行く前にその日の夜に食べるものと、翌日の朝のパンを購入し、その日のうちに消化。たまに買いすぎたり、予定が変わって材料が余ると、翌日は足りない分だけを買いにスーパーへ行きます。忙しい生活を余儀なくされる私からすると、時間がもったいないなぁ、とつい思ってしまうのですが、一ヶ月近くその生活を続けると、それは何て贅沢なクオリティーライフなんだろう、と心頭してしまう私。だから日本はアメリカと比べると、ご飯が美味しいのだな、と確信します。毎日スーパーへ行く=ご飯が美味しい?今日はその方程式の解説をしてみます。

 

 

アメリカではまとめ買いが主流です。赤ん坊が5人は余裕で乗りそうなショッピングカートに一週間分の食料を放り入れます。野菜も肉も魚も売っている単位が大きいので、それをその日1日で消費すること自体が難しく、我が家の場合はそれを小分けして冷凍しておくことが多いです。でも多くのアメリカ人はそれをそのまま冷凍してしまい、時間のあるときにそれをまとめて調理し、それからまた冷蔵庫か冷凍庫に入れて一週間食いつなぐパターンが多いんじゃないかしら。

 

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普通のスーパーでもこれだけ大きいのに、コストコのようなスーパーに行ってしまったら本当に大変!肉なんて、小学生のクラス全員食べさせられそうな量の肉が乗っかっていて、持つのもダンベル並みにずっしり。我が家の場合、これを小分けして、小分けされた量で作っても2日分になってしまったりします。コストコで買うポテトチップスもシリアルも、サイズ的にはドッグフードです。

 

そんな量の食料を冷凍庫にしまい込んだ時点で、新鮮さは完全に無視。野菜は冷凍野菜のみってアメリカ人も多いので、新鮮さに対する興味は日本人より薄いです。和食は野菜や魚の新鮮さを生かしたナチュラルな味付けが特徴ですから、アメリカで和食を作るとどうしても味が落ちてしまうのはしょうがないですね。

 

まとめ買いして、まとめて作ってしまうのも、食の発展という角度で考えるとマイナスに働きます。作る機会が必然的に減り、忙しい働くママにとってはそれは助かるのですが、本来私たちはその日に食べたいものを食べるために、気持ちが高まった状態で調理して食すからこそ、より美味しいものができるものです。それなのに、「もう作ってあるから」と同じものを食べ続けたり、「今日はこれが食べたい!」「今日は新鮮そうなお魚が売っている!」という気持ちの高まりなしに調理することは、やはり食文化の観点ではマイナスです。それに加え、先ほど書いた通り、調理したものを一週間食べ続ければ、新鮮さにも欠けますから、その味の劣化を隠すためにもケチャップやらマヨネーズやらで味を誤魔化すことになり、それも大きな問題点。塩分も増え、健康上の問題にもつながります。

 

アメリカ 食生活 ダイエット

 

アメリカでも特に田舎に行くと肥満が多い印象ですが、それは健康に対する意識が低いのに加え、まとめ買い、まとめ調理の文化を続行しているからではないかな、と思います。都市部でもまとめ買い&まとめ調理は横行していますが、健康に気を配る人たちが多いので、Whole Foodsのオーガニック食材を使うとか、野菜を多く取り入れたりなどの、細かい注意はしていて、もう少し健康的な生活を送る人が多い印象です。

 

その日に食べたいものを、その日に買い、その日に調理し、その日に食する。そんな簡単な生活が送りづらくなったアメリカに住む私が、忙しいながらもどうにか毎日簡単な調理だけは続けているのですが(まとめ買いはしますが)、これをアメリカ人のワーキングママ仲間に言うとものすごく褒められてしまうので、自分がすごい頑張ってる気持ちになっていた私。今回の日本滞在で、贅沢かつ健康的な暮らしを再経験したので、これを忘れずにアメリカに戻っても丁寧な食生活を心がけようと決めています。

 

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