今週はAmerica Saves Week(アメリカ貯金週間)です。これはAmerica Savesという団体によって催されていて、加盟する各企業が貯金の大切さについての教育を社員に対して行います。私の働く機関でも行われていて、クレジットユニオンの職員による各種クラスが開催され、質問を受け付けるため営業時間を普段より長く設けたり、社内サイトにお金に対する記事を掲載します。

 

こういう記事を読むのが好きな私は、毎年楽しみにしています。America Savesのサイトに載っている記事は簡単な記事で読みやすいので、英語学習にもおすすめですよ。

 

america saves week website

 

 

緊急の出費

 

私がFeedlyに登録しているBankrateのサイトにによると、2016年、6600万人のアメリカ人が緊急時の貯金がまったくないそうです。28パーセントのアメリカ人が給料6ヶ月分の貯金しかないそうです。

 

The Pew Charitable Trustsによると、60パーセントの家庭が過去1年に急な出費を経験しており、その平均額は2000ドル。そしてそれを経験した家庭の半分以上が、その出費のあと、半年以上お金の苦労をしたそうです。急な出費の種類は多岐に渡りますが、車の修理が多く、他には家の修理、医療費、減給、なども多いようです。

 

分かるわ〜。我が家は運がいいことに減給や失業というのは経験がほとんどないのですが(大昔、夫が一度経験したのみ)、その他はほんとよく起こりうることで、我が家ももちろんすべて経験済み。逆を言うと、経験したことのない人を知らないかも・・・。

 

急な出費から立ち直るには、収入が低いほうが大変で、年収が25000ドル以下だと73パーセントが苦労を強いられ、これが年収85000ドル以上になると苦労したのは35パーセントのみ。

 

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貯金をするための5つの戦略

 

戦略とか言って、仰々しいことを、クレジットユニオンのセミナーで教わってきたので、お知らせします。日本人の私たちからすると、常識の範囲内なんですがね。

 

Save Automatically(給与天引きにする)

 

お金を見なければ使わないから、給与が振り込まれたらすぐに貯蓄に回しましょう、とのことです。貯蓄が苦手なアメリカ人にはマストかもしれません。ちなみに私も夫も、401Kをもちろん自動で401K口座へ入れられますが、そのほかは気づいたら自分で貯金口座・投資口座に入れます。いや、自動にしてもいいんですけどね、出費が月々で異なるし、私たちは無駄遣いをするような派手な生活を送っていないので、現金を見たら使っちゃうような癖もないのです。

 

Save for emergencies(緊急のために貯蓄する)

 

先ほど、ありとあらゆる緊急事態が起こりうることがあると書きました。車の修理、医療、家の修理、減給がトップ4ですが、我が家は去年夫の車がリコールにあい、買い換えなければならなかったし、去年の秋に長女の歯の矯正のために6000ドルの請求がきたし、数週間前に食洗機が壊れて1000ドル近く払ったばかりです。それくらいはなんとか払える分の貯金は持つようにしていますが、それでもかなりストレスがたまります。

 

Pay off high-cost debt(高額な借金から返済する)

 

クレジットカードで借金をするアメリカ人はとても多いです。私の夫も大学時代、フルタイムで仕事と学業を両立するのが大変になり、数ヶ月仕事をしなかった時期があり、そのときに使ったクレジットカードの負債を長らく返していました。大学卒業したてでは、たった数千ドルの借金が返せないものなのです。

 

たとえば、クレジットカードに3000ドルのバランスがあり、その年間の利子が19.8%だとして、2%と25ドルの毎月の最低支払額のみを払い続けた場合、すべて返済するのに30年かかり、その30年間に支払う額はなんと9700ドル。とんだブラックだな、おい。

 

アメリカ人 貯金

 

Save for retirement(老後のために貯蓄する)

 

ほとんどの企業に退職金という概念がないので、それまでに計画的に貯めていないと、定年を迎えられないという事態に見舞われます。そしてびっくりするほど多くの人が、その状況なのが切ない現実。

 

Make a plan(計画を立てる)

 

最初のステップは、日々の出費を記録すること。家計簿ですね。そしてそれに応じて毎月の貯金の計画を立てます。そしてそれを毎月守ることが何よりも大切。

 

ちなみに私と夫は非常にこういうのが苦手でした。共働きなので、収入自体はそう悪くないはずなのに、思うように貯金ができないのはこのへんの意識からきているのかな、と思って、去年あたりから、お金の使い道を観察し始めました。そうすると無駄遣いがいろいろなところで見つかり、今ではほとんど我慢することなく貯金ができるようになりました。ほんとはもうちょっと、貯金額を増やせればいいのだけど。

 

日本の皆さんは貯金が得意そうですね。そういえば私も日本に住んでいた頃は、毎月銀行通帳に記帳して、それを眺めながらニヤニヤしていたっけ。あの頃の自分、カモン!

 

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