哲学的なタイトルで始めてみました。数年前から始めたランニングは、私の生活にはなくてはならないものとなりました。タイムや距離は全くこだわってなくて、どちらかと言うと習慣にすることにこだわっています。今日は、気まぐれランナーの私が、えらそうにアメリカのランニング事情についてお伝えします。

 

 

まず日米で違うな、と思ったのが、ランナー人口の男女比。この夏に日本の街中をランナーを見渡した限りで言えば、女子のランナーは男性に比べて少ない印象を受けました。多分3対1くらい?ランナーの聖地、皇居に行けば、もっと女子ランナーにも出会えたのかしら。

 

アメリカだと、ランナーの割合は男女同じくらいではないかと思います。週末とか、若干男性が多いかな、と感じることはあるけれど、平日昼間なんかは主婦の人たちが連れ立って走ったりしています。いろいろなレースでも男女比はそれほど差は見られません。

 

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あと日本のランナーはランニングウェアがおしゃれ。スポーツ専門店に行くと、日本でもアメリカでも色とりどりのおしゃれなウェアが見られますが、日本ではみなさんそれを実際着ていらっしゃるようですね。アメリカでも着ている人もいるけど、多くはヨレヨレのTシャツとか、ひどいと上半身裸で走っています。女性はそれなりのウェアを着ている場合が多いんだけど。

 

タイムや記録に対する執着度合いも、日本人とアメリカ人では異なります。日本人はタイムに対するゴールが明確で、「今年中にサブフォー(フルマラソンを4時間以内でゴールすること)達成するぞ!」とか、そのためのステップなどの話し合いが、ランニングが趣味の方々の共通のトピックです。これは日本人がマジメなのに加え、男性ランナーが多いからかもしれません。狙った獲物は逃さない、肉食ランナーたちです!恋愛草食系男子たちに喝を入れてやってください。肉食系ランナーが、恋愛となると草食系とかだったら、笑えますね。

 

脱線しました。アメリカ人でもタイムにこだわるランナーはいるけれど、大半が健康維持のために走っているので、日々のスケジュールに組み込むことそのものが大切だと割り切るパターンが主流です。

 

以前、アメリカの医療費の問題について書いたことがありました。

高額な医療費のせいで、アメリカを逃げ出す人たち – 医療保険が機能していない?!

 

アメリカの医療は、「preventive care(予防の医療)」が基本です。実際病気になると、破産してしまうほど高額な医療が待っているので、そうなる前にありとあらゆる側面から予防をしようという考え方が主流です。だからこそ、ランニングやエクササイズは目標達成と言うよりも、老後に大きな病気や寝たきりになるのを防ぐため、というのがあります。その辺の将来設計ができているような教育水準のアメリカ人は、日々のエクササイズも考慮に入れるし、日本人が想像するような毎日フレンチフライとハンバーガーを食べるような食生活も送らない場合が多いです。

 

アメリカにも日本同様ランナーのためのレースが多く開催され、たくさんの参加者で賑わいます。ただこの参加者たちの中でタイムを競うのは上位のごく少数で、多くは参加することに意義があると信じるタイプ。

 

それぞれのレースでテーマがあるので、たとえば独立記念日のレースではアメリカの国旗をモチーフにしたウェアで参加したり、クリスマスのレースだったらチームでサンタクロースやトナカイの格好でコーディネートして走ったりします。多くの場合はタイムでの表彰の他に、どのチームが一番いいファッションだったかみたいな受賞の仕方もあるので、ノリのいいアメリカ人たちの張り切りようと言ったらありません。実際私も毎年サンタの格好で走っています!

 

ランニング事情 アメリカ

 

もう一つ、米国でランナーである際に気をつけなければいけないのが、安全上の問題。アメリカにはランナーが好むトレイルが多くあります。トレイルとはちょっとした山野の舗装されていない道のことで、普通に住宅地の中にあることもあります。木々の中を走るのは本当に気持ちよくて、頭の中を無にして何時間でも走っていられる気分になりますが、特に女性ランナーが襲われる事件を時々聞きます。これは本当に恐ろしいし、許せない事件です。少しでも暗くなったら人目のないところでは走らないように、と言うのは常識の一部ですが、時々昼間でも起こるのが怖いところ。

 

数年前なんて、米軍で働く夫婦が、早朝に家の周りの住宅地をランニングしていた時に、ギャングメンバーに殴打されて死亡する事件が、私の住む隣町であって、大きなショックが広がりました。このような危険は避けられる限り避けるのがランナーの常識ですが、真昼間のトレイルで事件が起こるとさすがにどうしようもないですね。私はできるだけ多くのランナーに人気のトレイルを走るようにしています。ランナーに人気のサイトRunner’s Worldでは、安全上の注意が載っています。

 

Safety Tips for New Runners

 

参照:Runner’s World

 

いつか東京マラソンに出場するのが夢の私が、日本とアメリカのランニング事情の違いについてお話ししてみました。

 

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