私がうん十年前に留学生だった頃、留学生同士で交流する学生たちが多くいました。留学生アソシエーションみたいな団体があるので、そこで知り合ったり、もしくは外国に興味があるアメリカ人が留学生パーティーに出入りするというパターンで交友関係が広がることが多かったです。やはり英語を母国語とせず、ヨーロッパ人のように外見がアメリカ人と似ているわけでもなく、似たような境遇の者同士仲良くなるのは自然のことかもしれません。

 

私も夫もアジア人系ですので、子供たちももちろんアジア系アメリカ人。英語の問題もなく(どちらかと言うと日本語の方が不得意)、成績も良く、性格も明るいので、話を聞く限り友達もけっこういるようで、親としては一安心。でも、、、二人とも仲良くなるのは必ずアジア人。まぁ、学校の生徒の半分がアジア系(もっと言うとインド系)なので、それもそう不思議ではないのでしょうが、これまでアジア人以外の友達を連れてきたことがないのだから、どうしてなのか気になりますよね。

 

 

そこでいろいろ観察しつつ考えてみたのですが、アジア系アメリカ人の子供達が、同じようなアジア系アメリカ人とばかりつるむ要因は生活の幅が似ているからではないかと思うのです。

 

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長女の今のクラスの親友は二人いて、韓国系アメリカ人のアンジェリーナとインド系アメリカ人のアイシャ二ー。今回日本に行く話をすると、アンジェリーナが以前ファーストクラスで韓国へ里帰りした話(アンジェリーナの家は富豪)や、アイシャ二ーのパパが里帰りの際に乗り継ぎを日本でして、日本のスナックに感動した話など、「里帰り」という移民あるあるの話に、当たり前のように食いつけるんですよ。

 

先日、次女のランチタイムにカフェテリアにお邪魔したのですが、「ねぇ、日本語で◯◯って何ていうの?」など、アメリカ以外の国について自然と興味が湧いている様子。でもそういう質問をしてくるのは、アジア系、もしくはアウトゴーイングな白人の男の子たち。白人女子に至っては、日本にも、変な英語を喋る私にも、興味ゼロな様子。次女もそういうクラスメートに、おにぎりの海苔が臭い、と言われたことがあります。本人は全く気にしていないのが、彼女のいいところですが。

 

 

移民の両親を持つ、二世三世の子供達は、たとえ親の母国語を流暢に話すことはなくても、親の話す日常会話に免疫があります。あんこがデザートに出てきても驚かないし(アメリカ人は甘い豆に軽い拒否反応を覚えます)、毎年親の里帰りに行って海外生活の経験もあるし、片言の英語を話す親、もしくは親の周りにいる移民たちにも慣れています。たとえアメリカ人でもそういう幅のある生活をしている彼らにとって、同じベクトルの移民のクラスメートは、ホッとしたり、そういう環境からくるストレスも分かち合えるのかもしれません。

 

そんなアジア系移民同士ですが、国民性は大きく違うからおもしろいです。私たちのエリアに多く住むインド系移民たちは、仕事面ではアメリカ社会にどっぷり浸かっているにもかかわらず、インドの文化をしっかり維持します。ファーストネームを西洋のものにする人もほとんどいないし、インド人同士もよくつるみます。あと、交通ルールとか比較的無視、みたいな人が多い、、、ボソボソ。

 

韓国人は、特に女性が尽くすタイプ!男性を敬う文化なので、女性はキッチンで女性同士集まって残り物を食べるとか、義理の両親の面倒をしっかり見るとか、本当に素晴らしいと思います。夫の中国系アメリカ人の同僚は、奥さんが里帰りする前に、一ヶ月分の晩御飯を小分けして冷凍しておいてくれるそうです。いや〜、、、それが普通のアジア人だと思われると困りますな。私なんて、今回の里帰りで、夫が食べ物を腐らせるのが嫌で、逆に冷蔵庫を空っぽにしちゃいましたよ。

 

中国系アメリカ人は二手にきっぱり別れる気がします。ズバズバ言う人と、笑顔でeasy goingな感じな人と。私は国籍問わず、easy goingな人を嗅ぎ分け、仲良くなります。

 

今はアジア系とばかりつるむ子供達。ってことは、、、将来連れてくる旦那さんはアジア系?まさか日系?夢は広がりますが、余計な口出しをせずに、見守りたいところです。

 

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