アメリカで働く&起業する私のブログ

アメリカでIT系の仕事をする傍ら起業までしてしまった私が、アメリカでのスマートな働き方をお伝えします。

外国にてバイリンガルキッズに育てるための5ヶ条!


子供たちは去年の夏に日本の小学校で1ヶ月ほど体験入学をさせてもらい、その際に「英語喋ってみて〜」と言われたよ、と笑っていました。その質問を日本で生まれ育った私に聞くのなら、ごく当たり前の自然な質問だと思いますが、日本人ぽい顔はしていたとしても、うちのようにアメリカで生まれ育った子供たちから、その質問に対する答えが返ってくることは、実は普通ではありません。その日本語の意味が分かって、なおかつ期待に応える器用さと慣れが求められるわけですから。日本で英会話を習ったことのある私たちが、いきなり英語で話しかけられても会話になりづらいのと同じですね。

 

 

アメリカでバイリンガル

 

子どもたちを日本語補習校に通わせる私の周りには、日本人の国際結婚組の子どもたちが多くいます。でも多くの子どもたちの日本語力は日本に住む同年代の子供たちと比べると、かなり劣ります。ほとんど喋れないけどとりあえず学校に来ている、というお子さんも非常に多いのです。

 

日本に住む国際結婚組のお子さんたちが、インターナショナルスクールに通い、現地に住むことによって、英語がペラペラ何だから、アメリカに住んだら、同様に日本語がペラペラになるはずだろう、と考える方もいるはずです。でも逆に考えると、英語の影響力ってものすごいんです。何だかんだ言っても、世界は未だ英語を中心に回っているわけですから、英語ですべてが事足りるし、最先端の情報は英語でないといけない部分があります。そして日本語を始めとする母国語を教えたい親にも、その英語の強い影響力があるので、その環境の中で母国語をマスターさせるのはとても大変。

 

それでもバイリンガルにさせるための5か条

 

うちの娘たちを始め、周りで成功しているバイリンガルの子供たちを取り巻く環境に共通する点が5つあります。

 

首尾一貫する

 

たとえば我が家は私と子供たちはいかなる環境にあっても、日本語しか話しません。アメリカ人の友達がいても、学校の授業参観でも、何があっても日本語。周りのアメリカ人にはその後で訳せばいいだけのことです。我が家ほど厳しくルールを作らなくても、たとえばアメリカ人の友達が周りにいるときは英語だけど、いないときは何があっても日本語、などでもいいかと思います。

 

日本語が苦手になってしまう家を見ていると、お母さんたちがちょこまか英語で話しかけているところを多々見かけます。確かに怒るときとか、簡単に指図をするときとか、英語のほうが楽は楽なんですが、ルールを決めずに気分によって話す言語を変えては、子供は混乱します。

 

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日本語を話すお友達

 

日本語学校がなかったとしても、周りに少しでも日本語を話す友達がいると、生きた日本語を学べます。私がいくら日本語を導入しようと頑張ったところで、所詮おばはんの日本語ですから、やはり同年代の子供同士で会話を楽しむのが一番です。

 

ただ注意しなくてはならないのが、ある程度の年齢になると子供たちはお互い英語を話し始めます。お母さんが働いていなくて、毎日のように日本人の子供同士でプレイデートをさせているのに、日に日に英語だけが強くなるのは、このへんが原因ですね。

 

父親の理解と協力

 

日本人でないお父さんだと仮定して、そのお父さんの日本語教育に対する理解や協力があるとないのとでは、日本人のお母さん側の負担が変わってきます。日本語学校への送迎はもちろん、ときに日本語学校へ時間とお金を使うことに同意を得られない場合もあります。毎年日本に里帰りして日本の文化を学ばせる代わりに、違うところへバケーションに出かけたいと言われる場合もあります。夕食の席では共通言語である英語で話す、というルールを作るお父さんもいます。

 

私の夫は日本語がまったくできないのですが、日本語教育に対する理解と協力は驚くくらいしてくれていて、ありがたい限りです。子供たちが小さいころ、私は毎日出張でホテル暮らしだったのですが、家で子供たちの世話をしていた夫は、「君たち、ママがいなくても日本語でお互い話さないとダメだよ」と子供たちに根気強く教えてくれていました。ただ自分はその日本語の会話が分からないので、後で英訳させるというものすごい二度手間までして(笑)。

 

日本語を学ぶ意義

 

特に大きくなるにつれて、これが一番大きいかもしれません。小さいころはテレビや本はすべて日本語にしていたので、楽しいことはすべて日本語で、という図式をすりこみました。楽しいテレビを見たかったら日本語が分からないといけないし、ひらがなが分からなければ大好きな絵本も読めません。

 

もう少し大きくなると、時々日本に一時帰国しておじいちゃんおばあちゃんとお話しをしたいとか、日本の小学校に体験入学したいとか、人間関係を軸とした動機付けも効果があります。

 

バイリンガル 教育 日本語

 

親御さんによっては、毎年日本に里帰りしないと子供たちの日本語力は維持できないと言いますが、全然そんなことはありませんよ。私たちは去年こそ帰りましたが、それまで4年に1度、しかも1度の滞在は2週間ほどでした。もちろん一時帰国は素晴らしい効果がありますが、それよりも大切な5カ条を忘れなければ問題ありません。ただぼーっと毎年里帰りしても、子供たちはほとんど日本語を話さないパターンもよーくあります。

 

親の努力

 

中高生くらいになると自分で興味を持ってあれこれやる子もいるかもしれませんが、小学校を卒業するまではやっぱり親が注意して日本語を絶やさない環境作りをしてあげないと、子供たちがバイリンガルになるのは難しいです。土台を作ってあげるのが、親の役目だと思っています。

 

まとめ

 

いかがでしたか。ヨーロッパ諸国のように、日々の生活で多言語を話す環境なら自然と身につくのでしょうが、日本やアメリカのように単一言語の国で暮らす場合、意識的にバイリンガル教育に最適な環境を作る必要があります。私も日々がんばっています!

 

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2 Comments

  1. デンマークより

    2017年6月3日 at 6:17 am

    今までいろんな方たち(専門家も含めて)のこのテーマに関する意見や体験談を読みましたが、今現在も実践されているたももさんのブレない姿勢、本当に感心しました! 私もバイリンガル環境の子供たち二人を育て終わって、反省すること、納得することなどいろいろありましたが、たももさんの書いていらっしゃる通り、かなりの覚悟と努力が必要ということですよね。うちは上の娘は日本の文化自体がとても好きだったことや小学校低学年の頃に日本の小学校に3年間通ったことなどもあり、自分でも努力してかなり日本語も伸びましたが、下の息子は早くからスポーツ少年だったことや日本語補習校での友達関係に恵まれなかったこともあり、日本語は「継承語」としてのレベルに留まりました。二人の子育てを通じて実感したのは、言葉の習得においても「その子の個性を生かす」ことが大事だということでした。二人とも第一言語は英語で一つの言語を「基軸」にしたという点は後年の高校・大学の選択に際してもそれで良かったと思います。今ヨーロッパに暮らしていて、いろんな言語を話せる人々と交流すると時折「セミリンガル」の厳しさを聞くことがあります。それは母国語がどれも完璧ではない、というハンディキャップを感じている人もいる、ということでこれにはちょっと驚きました。それにしても日本語と英語の例のように、基礎も文法も全く異なる言語を習得していく子供たちや学生さんたちには本当に頭が下がる思いです。

    • たもも

      2017年6月3日 at 1:37 pm

      デンマークさんへ
      いえいえ、感心されるほどのことではないのです。子供達はまだ小学生なので、バイリンガル教育はまだ最初の方ですので。

      日本語教育は特に小学生のうちは女の子のほうが進むように、周りを見てても思います。男の子は補習校でもスポーツ関係で遅刻早退が多いですし。デンマークさんの御宅ではお子さんがふたりとも日本語を話せると言うことで、素晴らしいですね〜。

      個性を生かすことの大切さ、なるほどーと思いました!それぞれの性格や興味によって教え方を変えないと、逆効果ってこともありますもんね。うちの場合は長女は淡々と勉強をするのが好きなのですが、次女は落ち着きがないので、やみくもに日本語を叩き込むだけではダメだと感じていたんです。とても参考になりました。

      英語が基軸になると言うのも同意します。補習校の先生もおっしゃっていたのですが、現地校での成績が芳しくなければ、結局色々な意味で補習校の勉強に影響してくるので、現地校が第一だそうです。私は日本人なので、どうしても日本語の宿題だけに集中したくなりますが、最近は少し現地校側にシフトしたところでした。

      本当にバイリンガルの子供たちの努力といったらないですね。当たり前のように土曜日丸一日勉強させられ、宿題を山ほど出され、第一言語である英語を友達と話したら怒られ・・・、いやはや、かわいそうに。将来は絶対に感謝される自信があるのですが、今なんとか楽しんでバイリンガル生活を送ってもらえたらと日々試行錯誤しています。とりあえずは日本のテレビを見せてます(笑)。

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