羽生結弦選手がまた金メダルを獲得しましたね!安定の滑りが特徴的で、ショートプログラムで暫定首位に立った時点で、金メダルだろうなと確信に近いものがありました。怪我の影響なんてまったく見せないのが驚きです。華奢で繊細なイメージなのに、肝が座っているんでしょうね〜、いやいやすごかった!

 

羽生選手を見て、一番思うのが人生における精神力の大切さ。自分にできる最善を尽くしたら、周りはもちろん自分自身のネガティブなささやきにも耳を傾けることはないのでしょう。オリンピックに行くくらいだから類い稀な才能もあるけれど、同じくらいの才能がある人はきっと他にもいるわけで、最後は精神的な部分なんだろうな。

 

 

オリンピックには無縁の凡人の私は、職場でストレスが溜まることが時々あります。周りに超意地悪な人がいるとかではないのだけど、シニアマネージメントのプランや決断が失敗するのが見え見えだから、そのための解決策や他の方法を提言することがあって、それなのにまったく耳を傾けてくれず(傾けてるふりはしても)、結局失敗すると「みんなの責任。次回から頑張ろう!」みたいな連帯責任になっちゃってることがよくあります。だから言ったじゃん!って言いたくなることがよーくあります。

 

そんなイライラを同じチームの同僚にこぼしていたところ、おもむろにホワイトボードに円を描き始めた彼。そしてもうひとつの円を一部が最初に描いた円に重なるようにして描きました。最初に描いた縁には「自分のコントロール下にあるもの」、ふたつめの円は「自分のコントロール下にないもの」、そして重なった部分が「コントロール下にあるとは言えないけど、影響を与えることができるもの」だと説明してくれました。

 

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最初の円の自分のコントロール下にあるものは、毎日真面目に仕事を頑張ること、家族や友人に誠意を持って接すること、健康のためにエクササイズをすることなどなど。ここの円に入るものはすべては自分次第なわけですから、努力をしなければなりません。

 

ふたつ目の円の自分のコントロール下にないものは、地震や台風などの天災や、事故や事件に巻き込まれることが挙げられます。特にアメリカのような銃社会にいると心配することばかりですが、こればかりは巻き込まれてしまう可能性はいつでもあるわけで、心配して生きていてもしょうがないわけで。

 

最初の円とふたつ目の円が重なる部分は影響を与えることができるもの。たとえば子供にテストで100点を取らせることは自分のコントロール下にはないけれど、しっかりよい勉強をさせることでよい影響を与えることができますね。

 

同僚は、「僕たちの仕事はシニアマネージメントに最良だと信じるやりかたを最善の方法で伝えること。それがこの円が重なる部分にあるもので、そのための努力をしたあとは、マネージャーたちがどんな決断をしようとも事実上僕たちのコントロール下ではなくなる。だからストレスを溜めても仕方ないんだ」と説明してくれました。なるほど〜確かにそうですね。

 

オリンピック 羽生結弦 コントロール下にあるもの

 

そう考えるとこの論理はいろいろなことに当てはめられると思います。たとえば旦那さんに対してイライラすることってあるじゃないですか?なんでイライラするかと言うと、自分の思うとおりにやってくれないからですよね。でもそれは自分のコントロール下にない円、もしくは円が重なる部分にしかないのです。だから気に入らないことをしっかりと冷静に伝え、自分自身もよい奥さんでいる最善を尽くしたあとは、相手にそれ以上の変化を求めても仕方ないわけです。自分の幸せを、家族が変わってくれる希望に頼るのは間違っていますからね。

 

私もアンガーマネージメントを学ぶ身なので、偉そうなことは言えませんが、自分の幸せを人に委ねるのは大きな問題だと一番最初に学びました。自分が幸せになると決めたら、自分の幸せが何であるかを考えて、そこに到達するまでに周りにネガティブに影響されないように集中しなければなりません。

 

たとえば仕事から帰ったあとの疲労感やストレスに私の幸せを邪魔してほしくないし、子供たちや夫の問題や機嫌に左右されたくもありません。そうやって自分自身に誓いを立てたら、疲労やストレスでへとへとになって帰宅しても、そのせいで私が不幸になるのは間違っている、と疲れとストレスを払い落として幸せになる努力をします。たとえば旦那さんが優しい言葉をかけてくれなくても、だから自分が不幸になるなんてごめんです。次元はだいぶ違うけれど、羽生選手が金メダルに向けて、それだけに集中して精神力を高めていったように、私たちも幸せになると決めたら、あとは自分との戦い、もしくは自分の気持ち次第。

 

オリンピックは感動とともに学びの機会がありますね。次のオリンピックまで忘れないようにしなくては!

 

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