サマータイムが始まったというのに、この辺りは大雪です。予報によるとこれから25センチほどまで積雪があるそうで、困ったものですね。寒さが苦手な私と夫は前日夜からどんよりとしています。子犬たち(わが娘たち)は大喜びで外を駆け回っておりますが。

 

私たちの住むエリアは毎年雪は降るのですが、それも数回のことで、積雪もあまり多くありません。今回の25センチの積雪がマックスって感じかな。だから大雪が当たり前の地域に比べると、まぁいろいろなことが起こるわけです。下の記事はもう少しだけ南側の州でのことですが、こんなあたふたな光景も見られます。

Never forget: How Raleigh, NC handled 2.5" of snow two years ago… Tomorrow they are expecting 4-6". from pics

 

普段暖かいノースキャロライナ州で5、6センチの積雪があった時のこと。車燃えてるし(笑)。

 

そこで私が観察した、普段あまり雪が降らない地域で雪が降ると起こることについて書いてみたいと思います。

 

 

学校が嬉々として閉まる

 

雪の予報が出ると、まだ雪が降るかも確実じゃないし、っていうか現段階ではポカポカ陽気なのに、すぐに学校を閉めますとのアナウンスを出します。小学校教師をしている友人によると、先生たちは学校が閉まると分かると小躍りするそうですよ。そして家で子供たちと缶詰になる親はどんよりするという対照的な様子が見られます。

 

政府機関もサクッと閉まる

 

日本ではこういうことはあるのかしら。政府機関が多く集まる首都に雪が降ると、政府機関もクローズのアナウンスを出します。あまり雪の影響がひどくない場合は、職員たちは自宅勤務をしてもいいというアナウンス。ちなみに今日はクローズなので、公務員たちはキャッホー!状態でしょうね。このアナウンスは人事管理局(OPM)のウェブサイトのステータスのページで発表されます。

 

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四駆は雪道で事故らないと勘違いする人がいる

 

超迷惑な話ですが、無駄に大きな四駆を運転するアメリカ人が多く、彼らは四駆はスリップもしないし、ましては事故なんてあり得ないと信じています。だからツルツルの雪道をすごいスピードで運転して、当たり前のようにスリップして周りを巻き込んでの事故ってパターンが溢れかえるのが、普段雪があまり降らない地域あるあるです。どんな車でもスリップはするんですよ!

 

実は私も無駄に大きな四駆を運転していますが、雪道は怖いので絶対に運転しません。言い方は悪いけど、注意力がないせいで事故るのは勝手ですが、無実の我々を巻き込まないで欲しいと思っちゃいます。

 

雪かきに手間取る

 

大雪が当たり前の地域、たとえば中西部なんかだと、雪が降る前から道路に塩をまいたりして、いざ雪が降ったら道路に雪が積もることなんかないようなシステムが出来上がっています。ところがそこまでのシステム作りが必要のない私たちが住む地域では、雪が降った時点であたふたと雪かきが始まります。だから雪の降り始めの運転はとーっても危険です。

 

とは言いつつ主要な道路の雪かきは最初にきれいにしてくれるので、緊急で運転しなければならないときは問題はありません。問題は家の周りなどの小さな道路の雪かきが半日遅れとかでくること!だから車も出せないし、近所のスーパーまで歩こうにもズボズボと埋もれるので大変です。背の低い次女なんて死活問題。

 

雪かきに手間取るのは道路だけでなく飛行機も同じ。普段ほとんど雪が降らない地域から飛行機に乗ったときに、飛行機についた雪をホースで落としてゴシゴシこすっていたのには驚きました。もっといい方法あるでしょ!

 

近所の高校生たちのお小遣いタイム

 

多くのアメリカ人は住宅地に住むので、HOA(Homeowners Association) という管理組合に属しています。HOAが責任を持って家の周りの小さな道路の雪かきを担当してくれることが多いのですが、車を止めておく家の駐車場の出口(ドライブウェイと言います)は自分たちで雪を掃除しないとなりません。そういう時に近所の子供たちがお小遣い稼ぎを目的にドライブウェイの雪かきをしてくれます。ドライブウェイも2台分となると、老夫婦には相当な負担なので、こういうのはとても助かります。ただ、私たちが住むエリアは裕福な家庭が集まるせいなんでしょうが、誰も聞きに来てくれません(泣)。こういうときに高校生の息子が5、6人いたらなぁ、と思うわけですな。我が家のプリンセスふたりは、爺や(パパ)が必死で雪かきする様子を、窓越しにココア飲みながら眺めています。

 

雪 アメリカ 学校 閉まる

 

3段の雪だるまを作る

 

これは別に普段雪があまり降らない地域だけの話ではありませんが、アメリカの雪だるまは3段です。渡米まもなくホストファミリーの子供たちが3段式のを作っていたので、日本では2段なんだよーと2段の雪だるまを作ってあげると、「ベイビースノーマンかわいい!」と喜ばれたのを覚えています。アメリカの雪だるまはこんな感じ。

欧米の「雪だるま」には日本のには無いアレがある(3段式の理由)

 

雪よりもブラックアイスバーンが怖い

 

雪が降るということはある程度気温が高いということなので、ふわふわの雪だったらあまりスリップすることはありません。それよりも困るのがそれが凍ってツルツルになること。ブラックアイスバーンと言って、路面が完全に凍結し、見た目が黒光りしている状態になります。ブラックアイスバーンが恐ろしいのは、ぱっと見ではそれが分かりづらいこと。今朝は寒いな〜なんて思いながら外に出てすってんころりん、腰痛さんいらっしゃーい。

 

車に乗り込む前にそれに気づけばまだマシですが、たまに道路の一部分だけブラックアイスバーン化していることがあるので、それは要注意。鉄橋なんかは特に凍結しやすいので、寒い日に鉄橋を通るときは慎重に運転します。

 

鉄橋ではないのですが、一度陰になっているパーキングが凍結しているとはまさか思わずに、強めにブレーキを踏んでしまい、車がクルクル回転してしまったことがありました(怖)。パニックに陥ったのですが、もうこれは何をしても無駄だ、と観念して、ハンドルだけをしっかり抑えてブレーキを離し、最終的にはどこにもぶつからずに自然と止まりました。これが車線だったら、と思うと怖いですよね。

 

雪のあと洗車場の混雑ぶりがハンパない

 

凍結道路や雪道には、早く溶けるようにと塩が撒かれます。そこを運転すると塩が車体に跳ねてくっついて、真っ白になってしまいます。雪が降ったあとはどの車も真っ白な状態で走っているから笑えます。ただ笑っていられないのは、そのままにしておくと車が錆びてしまうという衝撃の事実。すぐに洗車場に行って洗い流す必要があるわけですが、考えることはみんな同じ。毎回長蛇の列です。

 

いかがでしたか。この冬の最後の雪が3月末と異常気象あるあるです。でもまぁしょうがない。さて、子供たちの3段雪だるま作りを見ながら、爺やの雪かきを少し手伝いに行くとしますか。

 

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