青森から秋田までは、ずーっと乗ってみたかった観光列車のリゾートしらかみにて入ります。日本海沿いスレスレを5時間かけて移動するこの観光列車ですが、発足当時は予約が難しいほどと聞きました。それもあって1ヶ月前の発売と同時に予約を果たしたほど。

 

函館から新幹線で新青森に戻った際に、駅員さんにリゾートしらかみの乗り場を確認すると、「5時間もかかるけど本当にいいの?もっと早く行けますよ?」と念をおされました。そうよね、子連れで5時間も電車に乗ろうとする人はなかなかいないよね・・・。

 

 

さて肝心の列車ですが、いろいろな意味で超~贅沢な旅でした!まず座席が広くて、インテリアが素敵。足をしっかり伸ばせるので、だらしない格好で居眠りしても全然平気です。床も木目調で、なかなかオシャレ。

 

子供たちが目を丸くしたのが車両内に売店があること。店員さんがふたりほどで切り盛りしている小さな売店ですが、駅弁はもちろん、リゾートしらかみ関連グッズ、デザート、地酒も5、6種類用意してあります。子供たちが飽きた頃に、子供たちはアイスクリームを、私は地酒を購入し、売店前のイートインコーナーで食べました。そこは窓に面した席なので、荒波の日本海を見ながら抹茶アイスを食べるという、なんとも乙な時間であります。

 

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途中の千畳敷では15分ほど止まってくれるので、海岸まで散歩に出ることができるのもよかったです。景色を楽しむ目的の他に、5時間も列車に閉じ込められるので、外の空気を吸えるのが助かります。アメリカから日本への飛行機の旅でもそれが叶えばいいのに。

 

5時間もあるので細々した作業も済ませられます。子供たちは見逃したテレビ番組を観たり、私はブログを更新したりと、普段はなかなか取れない時間を自然と取れるのも、こういう観光列車の良いところかもしれません。ただ大自然の中を移動する列車というだけあって、インターネットが通じないエリアのほうが多いです。まぁ、そうでもないと、私みたいなネット中毒者はスマホを手放せないので、ちょうどよいのかも。子供たちもネットがないエリアではKindleで読書をしていました。Kindleは一台しかなかったのを、この夏休み前にもう一台買い足したのですが、今回の東北の旅ではそれが本当に助かりました。列車移動で文句がほとんど出なかったのは、まさしく一人一台あったKindleのおかげ。

 

リゾートしらかみ 秋田 竿燈 なまはげ

リゾートしらかみ内売店&イートインコーナー

 

夜の7時ごろに秋田駅に到着して、急いで竿燈祭りを見に行かなければなりません。急ぎ足で改札を出ると、なんとホテルの方が迎えにきてくれていました!館主の方と日にちや朝食のことでやり取りをさせていただいていたので、その一環で、リゾートしらかみで秋田入りすることもお伝えしていたのです。なんとも素晴らしいサプライズ歓迎!竿燈祭りの会場まで車で連れて行ってもらい、重いスーツケースやバックパックなどはホテルに持って帰っていただきました。今まで出張ばかりだった私はいろいろなホテルに泊まりましたが、こういう歓迎は初めてで、ぐんぐんと秋田株上がります。

 

さて、肝心の竿燈祭りですが、私たちは15分くらいで会場を後にしました。いやいや、私はもっとちゃんと見たかったんですけど、子供たちの疲労が限界で。あと二日前にねぶたを見ているので、もうそこでお祭りはお腹いっぱいになってしまったようです。

 

リゾートしらかみ 秋田 竿燈 なまはげ

竿燈祭り。フラフラするのをハラハラ見るのもおもしろい!

 

ねぶたも竿燈も東北3大祭りのひとつです。歴史も祭りの内容ももちろん異なりますが、雰囲気も異なったような気がします。ねぶたはゴツゴツした力強い青森の方が迫力満点でねぶたを担いで街を練り歩きます。彼らもお酒をがっつり飲んで、力強さも迫力も倍増。竿燈のほうもあの長い棒を担ぐんですから力強いはずなんですけど、秋田の人はなんというかはんなりとしたエレガントさがあるんですよね〜。バランスをとりながら棒を支えるのも、力強さももちろんあるんだろうけど、どちらかというと器用さを前面に出したエンターテイメントと言った感じ。観客も浴衣姿の方が多く、品がありました。あ、別に青森の方が品がないとかディスってるわけじゃないんですけど、秋田は京都や金沢を思わせる雰囲気がありますね。

 

ホテルまでの帰り道に秋田の郷土料理を出す居酒屋に寄ります。子連れなので、お祭りが始まったばかりで客がほとんどない時に入ったのは大正解でした。秋田の地酒、美味しいですね~。大吟醸の福小町、純米吟醸の雪の茅舎、どちらも美味でした。あとは秋田と言えばのきりたんぽ、稲庭うどん、そして比内鶏。比内鶏はお恥ずかしながら、私は初めて知ったのですが、秋田で古くから飼育されている地鶏だそうです(比内鶏 by wikipedia)。地鶏のたたき、美味しかった~。秋田も青森に負けずに食のレベル高すぎです。

 

リゾートしらかみ 秋田 竿燈 なまはげ 比内鶏

比内鶏のたたき

 

翌日はホテルで朝食をいただきます。この朝食がまたとっても美味しくてびっくり。この旅ではバイキング式の朝食ばかりだったんだけど、おかみさんの作る朝食は料亭の味といった感じで、格が違いますね。懐かしい瓶牛乳まであって、アメリカ生まれアメリカ育ちの子供たちには分からないノスタルジックな雰囲気漂い、思わず写真をパシャリ。

 

山形までの移動は時間がかかる上、電車の本数も少ないので、観光もできずに秋田駅に向かう私たち。駅ビルでお土産を物色していると、なんとホテルの館主さんが忘れ物(次女のヘアゴム・・・)を届けに駅まで来てくださいました。よく見つかったね~!と感心・・・じゃなくて、このおもてなしありえないレベルじゃないですか??昨日のお出迎えといい、今日の忘れ物を届けに来てくれることといい、お土産までいただいているし、大感動です。お風呂も気持ちいいし、秋田へ行く際はとってもオススメですよ。

 

ホテルなにわ

 

もうひとつの秋田と言えば、であるなまはげですが、男鹿半島まで行かないと見れないそうです。時間の関係で行けず、もし行けたならいい写真が撮れただろうになぁと思ってると、駅に普通にいました(笑)。赤と青のなまはげがセットで、2組もいたという(笑)。しっかりと子供たちと写真に収めることができました。駅にまでなまはげが来てくれるのは竿燈シーズン限定なんでしょうね。一年中なまはげが秋田駅にたむろしてたら、それはそれでシュールでおもしろいよね。

 

さて、秋田の方々の上品で暖かい人柄に触れたあとは、畑に囲まれた山形のとある場所に向かいます。

 

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