タイトルでインパクトを狙った次第です。下ネタブログではないので、お尻とか肛門のお話ではありません。期待した方々には申し訳ないですが。

 

2ヶ月前に転職してきた社員が、私の上司と折り合いが合わず、「あんなこと言われた」「こんなことされた」と、同僚たちにも、上層部にも、最後には人事までも巻き込んでの大きな騒動でした。私の上司もそれに抗戦するべく、彼女の行動を細かく監視&記録。ふたりとも、通常の業務はすべて周り(=私)に押しつけて、お互いの行動を記録しあっています。Cover Your Assするために。直訳は「お尻を覆え」。いやん。

 

 

Cover Your Assは直訳で「お尻をカバーしろ」ですが、自分を保身する、非難されないようにする、という意味です。略して、CYAということもあります。お尻=弱みってことが語源なのかしら?

 

スポンサーリンク

 

新入社員女子は、毎朝出社する時間を監視されて文句を言われる、医者に行くのに、メイクアップ(ロスした仕事時間をその夜働く)させてくれない、仕事に関する情報を十分教えてくれないのに、できないと悪態をつかれる、などなど、その証拠集めに一生懸命です。

 

「私、上司の悪態を記録に残そうと、会話はすべて録音しているのよ」という彼女。・・・っていうか、それ怖いんですけど。

 

上司のほうも上司で、人事に今回の問題を相談。人事からは彼女の行動を逐一ドキュメントするようにアドバイスされ、毎朝何時に来て何時にオフィスを出るかなど、記録をしているそうです。部下に時間通りにこれないようなら、出社時間をずらしたら、というアドバイスを正当化しなければならないから。

 

結局、お互い裁判沙汰などになったときの証拠集めに躍起になっているのです。自分に有利になる情報をできるだけ集め、それを保身に使おうというわけ。

 

他にもCYAは使われます。たとえば、クライアントとの約束が果たせなさそうなときに、どんな邪魔が入ったから果たせなかったかなどの状況証拠を集めて記録しておくことも、アメリカ人は忘れません。すべてはお尻のため、失礼、保身のためです。言い訳と、それを証明する文書は、アメリカの会社で生き延びていくためには覚えておきたいこと。

 

外資系企業 英語

 

私は前回のプロジェクトで、期日を守れないかもしれない状況に陥りました。それにはいろいろな要因があって、たとえばクライアントがユーザーアクセプタンステスティング(受け入れテスト)を期日通りに終わらせなかったこととか、ベンダー側が間違ったソースファイルを何度も送ってきたことなどがありました。私はそのたびに、上層部に報告。そこで実際期日に間に合わなさそうな事実が現実味を帯びてきたときに、これらのやり取りのEメールを確認しておきました。結局ギリギリ期日には間に合ったので、それを提示するまでには至らなかったけど、少しでもこちらにネガティブに働くようなら、提示する予定でした。

 

さて、今回お尻を押さえながら抗戦を続けるおふたりさん。そのせいで私の方にも大きな影響が出ているので、私自身もお尻を抑えるために、この状況を文書に残しておかないといけません。

 

忙しいお尻かくしのお話でした。

 

スポンサーリンク