私がアメリカで暮らしていく上で、一番の問題点が、自分の考えをうまく伝えられないことです。英語の問題云々ということではなく、言語を問わず、非常に苦手。自分の中でも、なんとなくぼんやりとした理解しかないため、それを人に伝えるまでの段階に至らないのが原因です。アメリカでは、アイデアがどんなに糞でも(失礼!)、上手にプレゼンできれば、周りはその人についていきます。

 

 

数年前の長女のクラスで、「クラスの環境をよくしよう」プロジェクトが行われました。生徒ひとりひとりがアイデアを考えてそれを発表したそうです。その中で選ばれたのが、コート掛けを設置、紙の使用削減、そして机の引き出しの活用、の3つでした。コート掛けは長女の案で、椅子にコートや手袋をかけておくと、椅子の出し入れの際にかけておいたコートや手袋が落ちて紛失してしまうことが多かったため、ひとりひとりのものがかけられるコート掛けを提案したのでした。そのあと、コート掛けはクラスでグループごとに自分たちで作成して、その翌年以降のクラスでも未だに使用されているのだ、と長女は誇らしげでした。

 

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私が驚いたのは、コート掛けのアイデアそのものではありませんでした(もちろんいい案だと思うけど)。何よりも驚かされたのは、このプロジェクトが小学2年生で行われたということ。

 

2年生で、クラスの環境について考えて作文を書き、それをプレゼンして、クラスで話し合うって、すごくないですか?こんなに小さいうちから意見交換を活発にする機会があるのだから、アメリカ人が自分の意見を人前で説明するのが上手なわけが分かるというものです。

 

私みたく、小2で、鼻くそほじって壁にくっつけたりしてませんよ。いやいや、すばらしい。

 

プレゼン ブログ

 

私が人への説明が苦手な要因は2つ。まず、説明するための筋道が立てられません。思ったことを何も考えずに話し始めてしまうので、あとの方でつじつまが合わなくなってくる、もしくはあとの方で何を話していたのか忘れてしまう。最悪ですね・・・。

 

もうひとつは聴衆のバックグラウンドと理解度を考慮に入れ忘れること。私の話すことの分野に疎い人に説明するときも、私よりも経験があるような人と、同じ感じで説明してしまっていますから。

 

でも最近ブログを毎日書くようになってきて、少し役立っているような気がします。書き進めていくうちに、最初の方にこれを書いておいた方がいいかな、と段落を加えたり、これだと意味が伝わりにくいかも、と読者の目線を少〜しは気にするようになったような?

 

あとブログを書く前に、ちょっとしたリサーチをすることがあります。その際にサイトによってはサイト作成者の意見を読むことになる場合もあるのですが、それを読んで自分なりに賛成・反対・視点をずらした意見を持つようになりました。その作業がバーチャルな脳内討論をする結果になり、これもいい練習になっています。

 

意見交換も、ディベートも、プレゼンも、日本ではまーったく縁がなく過ごしてしまった私ですが、討論の練習の機会って、実は日常のいろいろな場面に隠れているんだな、と気づいた最近の気づきでした。

 

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