少し前にFacebookでこの動画が流れていたのですが、見たことありますか。

 

Can you spot the warning signs of a school shooting? Watch this video to find out

 

最初の部分の動画を見ると、よくある微笑ましい高校生たちの学校生活の様子なのですが、最後が衝撃的。そしてよく最初から見てみると、ある事実に気づきます。2012年にコネチカット州のサンディフック小学校での銃乱射事件の後に作られた動画だそうです。多くのニュースを聞いても、この動画を見てもお分かりのとおり、このような事件はいつどこでも起こりうることです

 

 

この動画の話を同僚Rとしていて、彼が博士課程にいた頃のクラスメートの話を始めました。博士課程では最後に論文の発表をし、それが教授群に認められて卒業となります。そのためにアドバイザーである教授と一緒に念入りに計画を立て、何度も論文と発表内容を見直し、本番に備えるのが常です。

 

ところがRとクラスメートのアドバイザーはとても忙しい教授で、その頃ちょうど南米での研究も本格化してきた頃で、アメリカとブラジルの往復で、担当の学生たちの論文までしっかり気が回らなかったそうです。教授のチェックなしで臨んだ最後の発表の席では、案の定彼女の論文に大きなミスがいくつか見つかり、最終的に他の教授たちが論文の完成を認めなかったため、彼女は留年。担当教授はそんな大きなミスにも気づかないくらいだから、きっと彼女の論文なんて読んでもいなかったのでしょう。

 

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その発表から帰ってきた彼女は大号泣。Rは懸命に慰め、直すのにあと何ヶ月かかるか分からないという彼女を「ここまで来たんだから、あともうちょっとだよ」と励ましたそう。そんな彼女は泣きながら続けます。「今私がやりたいことは、家からピストルを持ってきて、ここにいる教授と学生たちを全員撃つことだけ」と。「まずはあなたから始めるわ」と冗談なのか何なのかわからない発言まで飛び出す始末。「おいおい、ここで人生を台無しにするのか!っていうか、僕は君の友達じゃないか!」と慌てるR。

 

でもね、彼が博士課程にいたのは20年ほど前なので、その会話だけで済んだわけですが、今この会話が行われたら、このままじゃ済まないよね、という話になったんです。頻繁に聞く乱射事件の影響で、みんな疑心暗鬼。そんな中、「みんなを撃ち殺したい」なんて発言が飛び出したら、警察に知らせなければなりません。

 

まさかそこまで?って日本にいると思うかもしれませんが、ほんとです。現に、冒頭に挙げた動画でも、乱射事件を起こすような人物から出されるサインを見逃すなというメッセージでした。

 

普段こんな動画や話ばかり耳にするため、潜在意識の中で危機感が募っている話を少し前に書きましたね。

銃社会の恐怖 – 撃たれる恐怖感がとても身近!

 

2年ほど前、同じ部署で働く同僚がピストルを使って自殺しました。私たちはみんな忙しく、彼もオフィスで普通に明るかったので何も気にも留めなかったもので、そのニュースを聞いたときは心底驚きました。そして同時に恐怖も覚えてしまった。その同僚は自分の命を絶つ道を選んだけれど、それがオフィスで行われたとしたら?と、ちょっと頭をよぎってしまったんです。

 

アメリカ 銃社会 襲撃 サンディフック

 

去年、新しく入ってきた女性職員で、泣いたり怒鳴ったりして裁判を起こしたりして、いろいろ問題を起こして最終的に辞めていった人がいます。私はなぜか彼女には気に入られていて、話を何度か聞かされていたのですが、彼女があまりの怒りに体を震わせているので、そのときもちょっと彼女に対して怖いな、と思ってしまいました。彼女の上司に対して、理不尽なレベルで怒っているので、これ以上怒らせたら何をするか分からないと、戦々恐々と様子を見守っていた私。

 

銃がなくても悲惨な事件は起こりうるし、そういう犯罪者を作り出してしまう社会そのものが問題で、銃は問題ではない、という人もけっこういて、もちろん一理あるのだけど、でも銃がなかったらここまでの恐怖心はないはずです。私が日本、それが無理ならアジアのどこかに移住したいな、と思う理由のひとつでもあります。

 

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