アメリカに住んで19年。その前はタイに合計1年ほど住んでいました。住み始めるとどうしても恋しくなる和食ですが、日本食レストランに行って、自分が思い描いていた和食が食べれると思ったら大間違いってパターンはよくあります。まぁ、20年近くそれを経験すると、期待値が底辺なので、期待外れってことはなくなるんですけどね。

 

今日は夫と新しくできたラーメン屋さんへ行ってきて、思いの外おいしくて拍子抜けしたのか、逆に笑っちゃうような日本食レストランの話題で盛り上がりました。そこで今日は海外の日本食レストランあるあるを10点ほどシェアしたいと思います。

 

 

日本食レストランの違い

 

あるあるネタを10点ご紹介する前にお断りしておきたいのが、私が言う日本食レストランはニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市にあるような本格的なお店ではありません。小中都市にあるような、いわゆるなんちゃって和食レストランです。私は5年ほどニューヨークシティにいましたが、日本人がよく行くようなお寿司屋さんや焼き鳥屋さんは、もう日本と同じレベルじゃないかと思いました。でも実際、そういうお店はアメリカでは超特別な例です。多くの私たちは、都市の郊外や、もっと離れた田舎に住むことが多いので、日本レベルの日本食レストランに巡りあう可能性はとても低いのであります。

 

海外の日本食レストランで遭遇するあるある

 

いってみましょー。海外在住のかたには共感していただけるはず。

 

味噌汁にレンゲ

 

こちらではお味噌汁にレンゲが必ず付いてきます。レンゲでお味噌汁をすくって飲むわけです。お皿やお椀を持ち上げて食べることが西洋のマナーと異なるので、その苦肉の策なのでしょう。最初は驚きましたが、今ではレンゲがついてこないと周りの目が気になって飲めません。

 

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メニューがまぜこぜ

 

とにかくいろいろな和食を何もかも詰め込んだメニューが出てきます。寿司、鉄板焼き、カツカレー、うどん、ラーメン、天ぷらそば、トムヤムスープ、みたいな感じで。っていうか、トムヤムは日本じゃなくてタイだから。ファミレス顔負けの品揃えです。

 

掛け声が日本語

 

お店に入ると、元気に「えらっしゃいませー!」とかわいいアクセントつきの日本語で出迎えてくれます。私の英語もこんなふうに聞こえてるんだろうな。

 

巻物の独創性がすごい

 

アメリカ人は巻物(ロール)が大好き。そんなアメリカ人客を喜ばせるために、それはそれは派手な巻物が多数用意されています。カリフォルニアロール、レインボーロール、ドラゴンロールなどは定番、私がよく行くレストランではデイドリームロール(白昼夢巻)、ミラクルロール(奇跡巻)なんかもあります。スケールでかいな。

 

アメリカ人の中には真っ黒な海苔が苦手な人はまだまだいるので、その海苔を内側に巻くためにいろいろな巻物が開発されているのでしょう。

 

あと巻物ではないけれど、独創性豊かな和食もよく見かけます。トムヤムラーメンとか、ミルクカレーラーメンとか。だからトムヤムは日本じゃないってば!

 

店名がベタ

 

とにかく思いつく日本語を店名にしたパターンでしょうか。Ichiban Sushi とかSamurai SushiとかArigato Japanese Restaurant、どっかで聞いたことあるからこれにしよーぜー、みたいなノリでついたと思われる店名が多いです。ちなみに、最近オフィスの近くにできた日本食レストランの名前は、Suki Japaneseです。

 

出てくる順番が惜しい

 

お寿司を頼むと、サラダかお味噌汁どちらかついてくると言われるので、お味噌汁を選ぶと、前菜としてお味噌汁が出てきちゃいます。そこでさっさと飲まないと、お寿司が出てくる頃にはお味噌汁は冷めちゃうのでアウト。

 

微妙な懐メロが流れている

 

懐メロというほど古くはないんだけど、微妙に古いJ-POPが流れてきます。浜崎あゆみの全盛期の頃の歌とかね。・・・古いとか言っちゃいけないか。ちょっと脱線しますが、この前、しゃべくりに出ていた浜崎あゆみさんの痛々しさにイラっとしたの私だけ?

 

海外 日本食 和食 レストラン あるある

 

天ぷらはとりあえずなんでも揚げる

 

何が入っているか食べてみないと分からない闇鍋チックなのが天ぷら盛り合わせ。エビとかサツマイモももちろん入っているんだけど、ズッキーニ、人参、ブロッコリなどなど、冷蔵庫に入ってるもの適当に揚げたでしょ?みたいなものがいろいろ出てきます。だからこそ、ベジタリアンの人に人気なのが天ぷら。私もベジタリアンのお友達が来ると、天ぷらを揚げて、冷蔵庫の野菜箱を一掃します。

 

オーナーは中国人か韓国人

 

だからメニューにビビンバとかが混在しちゃうんでしょうね。たまにページごとにジャパニーズメニュー、チャイニーズメニュー、コリアンメニュー、みたいに、開き直って混ぜこぜにしているお店もありますから。

 

だからこそ日本人オーナーのレストランはプレミアム感半端ないです。中都市にも時々日本人オーナーのお店があるので、そこでは日本人客もけっこう見かけます。味付けはそれでもアメリカ人向けって場合が多いんだけど、なんとなく安心感が違います。

 

わさびの量が半端ない

 

夫が今回日本で寿司をたらふく食べてきて、「日本ではわさびの量が少ない」と驚いていました。確かにそうでした!日本のお刺身は新鮮で臭みもないので、わさびがなくても美味しく食べられるんですよね。こちらではたまに「あれ?」と思う魚臭さがあることも多いので、それを大量のわさびでごまかして食べます。それに慣れているアメリカ人は、日本に行くとわさびがあまりもらえないことに驚くようです。日本で食べる新鮮なお刺身だったら、そのものの味を楽しみたいですよね。

 

何はともあれありがたい

 

海外の和食レストランあるあるを書き連ねましたが、それでも日本や日本食に興味を持ってくれて、お店まで出してくれることはありがたいと感じています。だから、ここで挙げたような日本との違いは微笑ましい限り。そんなことを夫と話しながら、緑色のわさびとびこが乗った派手派手ロールを前菜として頬張った次第です。

 

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