英語で easy come, easy go とか lightly come, lightly go なんて言います。B’zの歌でありましたね~。努力もなく簡単に手に入れたものは、それがなくなるのも簡単だという意味で、日本のことわざでも「悪銭身につかず」という同義のものがあります。

 

どうして急にこんな話をしたのかというと、隣のオフィスの同僚が先週カナダでバケーションをとり、その際に86年(30年前!)に出会った友達と再会した話をしていたから。

 

 

富豪のソマリア人がタクシー運転手になった例

 

隣のオフィスの同僚がソマリア人で、彼にはソマリア人の友達がいます。以前ソマリアの税関でオフィサーをしていたその友達は、海外からの船の積荷を検査する仕事をしていて、同僚が出会ったのはその頃だそう。ソマリアの企業家たちはその税関をいかに早くとおって市場に商品を流通させるかに躍起になっていて、税関で働く彼のもとには昼夜とわず、手にみやげ物(AKA賄賂)を持ったゲストが絶えなかったんですって。「なんとかすばやく税関を抜けたいんだが、仕組みを教えてくれ」と家までやってきて、彼がプロセスを教えてあげると「ありがとう。これはギフトだから」と大きな包みを渡していくゲストたち。その包みの中はもちろん現金。ときには企業家たちが取り扱う高級な商品も何割かもらえたそうで、彼は大金持ちでした。

 

スポンサーリンク

 

同僚が彼の家に遊びに行くと、大きな袋がいくつもあって、その中には現金がたんまりと入っていて、そのほかにも香水や車など高価なものが彼の家にはあり余っていたそう。同僚もそのときに多くのお土産をもらったそうで、「あとにもさきにも血のつながりのない人からあんなにたくさんのプレゼントをもらったのは初めてだった」と言っていました。

 

最近になって、その大金持ちの友達とふとしたことからまたつながり、先週カナダの旅行先で再会。どんな富豪になっているのかと思いきや、友達は現在タクシーの運転手。あ、あれ、あの現金は?どうやら全部使ってしまったそうですよ。

 

ギャンブルにはまる人の例

 

ギャンブルにはまる人は、数分でサラリーマンが一生かかっても稼げないような額のお金が手に入り、それに中毒になっていって最終的に破綻します。前述のソマリア人同僚のお友達も同様のことで、努力なしに簡単に手に入ったものって、また出て行くのもものすごく簡単なんですよ。彼らは1日8時間毎日あくせく働いて稼ぐ月収20万円に頼る生活を送ることができず、楽にすばやく簡単に手に入るお金を求めます。実際はそんな夢みたいな方法なんて、長期的に考えれば長続きしないのにね。

 

簡単に手に入るもの 簡単に出て行く

 

なんだかんだ言って英語ができた私の例

 

お金に関してではありませんが、私にも似た経験があります。実は私、20代のころにタイに住んでいたことがあるんです。タイでの仕事が決まった直後から数ヶ月で急いでタイ語を勉強したことがあります。もちろんタイ語なんて触れたことがありませんから何も知らない状態からのスタートだったのですが、若かったこともありすぐに会話レベルはなんとかできるようになり、読み書きも少しできていました。でも結局事情があってタイにいたのは1年もなくて、すぐ日本に戻り、アメリカへ渡り、タイ語はそれから勉強も活用もしていません。そうするとですね、あんなにぺらぺらだったはずのタイ語が、数ヵ月後には挨拶しかできないレベルにまで落ちていたのです。それから20年近くたった今では、なんと挨拶すらできません。

 

その反面、英語は違います。どんなに苦手意識があった人でも義務教育の中学3年間。高校へ行ったならまた3年間は必ず英語を勉強しています。大学受験をしたならそこでも英語の試験勉強をしたはずですよね。それだけ勉強すれば知らぬうちに身になり、多くの日本人が英語を話せないと信じ込んではいるものの、実際は話すに十分に知識は備わっているのです。それが表面に出てこないだけの話。

 

英語よりもずーっとタイ語が得意だった私が、タイを去ると同時にタイ語をすっかり忘れてしまったのは、英語は短大時代も含め8年、タイ語は3ヶ月しか勉強しなかったことに起因するのだと思います。

 

いかがでしたか。次回は、どうしてコツコツ堅実にお金を稼ぐことが、後々の人生で大きな利点になるのかをご紹介しています。こちらをどうぞ。

簡単に手に入れたものやお金は簡単に出ていくという話(後半)

スポンサーリンク