昨年に引き続き、今年の夏もうちの子供たちは日本へ留学します。日本に留学って変な響きだから使わなかったんだけど、よく考えるとそういうことですよね。日本の学生たちが夏休みを利用して一時留学をするのと同じ感覚で、うちも日本で学校に通うわけですから。

 

日本への行き帰りは、親の私たちが交代で付き添いますが、3ヶ月ずっとは一緒にいてあげられないので、基本的に子供たちは私の実家の両親に面倒を見てもらいます。親元を離れさせることは多少の不安はあったのですが、それに抵抗がなかったのは、周りに同様のことをしている人たちが多くいたから。そんな私たちの心理についてのお話です。

 

 

子供たちが晩ご飯の前後でよく遊んでいるお向かいのインド人の子供たち。みんな両親共働くケースが多いので、アメリカの長い(長すぎる)夏休みはお互い頭痛の種です。でも彼らの場合、他のインド人同様、おじいちゃんおばあちゃんがインドからやってきて長く滞在してくれるので、夏休みは引き続き面倒を見てもらったりすることがほとんど。でも小学生にもなると、そのおじいちゃんおばあちゃんたちにインドに連れてってもらい、夏をそこで過ごすパターンも増えるようです。

 

今日はそんな立ち話になり、「自分たちの言語や文化を伝えるには、国に帰るのが一番。働きながら自分たちで教えるのには限界があるから。」だそう。そうそう、そのとおり。私も同様の理由で、子供たちを日本に送り込むのです。

 

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ラッキーなことに、うちの実家の近くには小学校があり、あたたかく迎え入れていただけるため、そこで日本の小学校生活を送ることができる子供たち。日本での学校生活は私が教えられることではないし、もちろんアメリカのサマーキャンプに送ったって無理。日本で住むことによって肌で感じる生活習慣は、長い夏休みでしか経験させてあげられません。

 

力を合わせて給食当番や清掃を自分たちで行い、それによって食べ物や綺麗な校舎に対する感謝の気持ちが生まれるわけですが、これはアメリカでは教えるのが難しいです。家で掃除させようとしたって、「えー!」って本気モード100%の拒否権発動されますから。学校という場で、お友達とやるから、自然と学べるわけです。

 

あと、ご近所のインド人の子達には悪いけど、毎日のように遊びに来られてしまうので、そこで日本語に触れる機会が減るのを避けるって理由も個人的にはあるかな。毎日一日中英語で遊ばれちゃ、せっかくの夏休みの意味がありませんもの。我が家にとって日本語教育はもっとも力を入れていることのひとつなのです。

 

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最後の理由として、やはり夏の習い事はとても高いから。サマーキャンプは1週間でひとり400ドルくらいしてしまうので、それを2ヶ月半続けると・・・、オーノー!日本まで2往復できちゃうよ。

 

周りの日本人の家庭でも、子供たちだけを実家に送り込むケースは多いです。日系の航空会社だと子供たちだけを飛行機に乗せるためのサービスもあり、それはなかなか良さそうですよ。そういう子供たちだけを一箇所に集めて、おじさんとかを隣に絶対に座らせないようにしてくれるんですって。たいていの家ではママが数ヶ月日本に一緒に滞在するパターンですが、私のように働くママや、金銭面で融通がきかない家庭なんかは、こういうサービスを利用します。

 

日本の小学校で学ぶという経験はそれほどの価値があるということ。親のいない場所で、多少の不安を抱えながらも、今やるべきことに集中する方法を学ぶのですから、そのような機会はどんどん与えるべきだと個人的に思います。そうやって学んだ多くの知識は将来の糧となり、社会に出てから役立つはず。

 

かわいい子には旅をさせろ。実際に子供を持って、その本質がわかった私です。

 

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