日本だと、お父さんは仕事で忙しく、育児は自然とお母さんの肩にずっしりとかかってくるパターンが未だに主流かと思います。お母さんが家で家事育児に専念する場合はもちろん、仕事をしたとしても家のことはお母さんがメインとなって担当する家庭が今でも多いように思います。

 

そうなると、どうしても子供たちがなついて心を開くのはママがメインになりますよね。今日はその辺のアメリカの事情と、我が家の対策を考えてみました。

 

 

私が子供の頃も、私は母親にだけ心を許し、申し訳ないけど父親の存在すら感じたことがありませんでした。いつも家にいないし、帰ってきても仕事の付き合いの飲み会とやらで酔っ払って帰ってくるか、私たちが就寝してからの帰宅だし。そんな父親がたまに週末家にいたとしても、日々の出来事を話し合うことがないから、何を話していいか分かりませんでした。私からすると一つ屋根の下に住む他人、でも母親からは父の愚痴を聞くといった感じ?

 

スポンサーリンク

 

アメリカではいくら男女平等とはいえ、やはり子供がなつくのは母親だろうと思っていたのですが、いい具合に私の予想は外れました。母親より父親にべったりの子供たち、私の周りではとても多いです。彼女たち曰く、専業ママとして料理などの家事はこなすものの、しっかり遊んであげたり話を聞くのは父親の方とのことで、父親が仕事から帰宅すると自分の方には寄ってこないそうです。へ〜、そんなこともあるんだ!

 

男ってのはいつまでも少年気取りですから(女がいつまでも少女のように若づくりするのと同様に)、遊び方が子供のそれと似ているんですよ。私の周りのお父さんたちは、子供と一緒にロケットを飛ばしたり、魚釣りをしたり、子供が楽しめそうなことを一緒に楽しめる少年のノリ。っていうか、子供をダシに、そういうオモチャを買っている節が多いにあり!でも子供たちにとって、こんな風に本気で遊べるお父さんは、大好きな存在なのでしょう。

 

あともうひとつ、これは女性の欠点というべきなのか長所なのか分かりませんが、女性は大概にしてマルチタスキングが得意。友達と長電話しながらテレビを見つつ、夕飯の準備ができる生き物です。それは子供と接するときにも同じで、子供が学校でのあれこれを話している間に夕飯の支度ができてしまうわけですよ。でもパパは違います。子供の話を聞いてるうちにグリルで焼いているステーキを焦がす人たちですから、子供が話しかけたら、今までやっていたことを一旦止めて、しっかりと話を聞いてあげるのです。敏感な子供たちはそこでパパに対する株がドーンと上がる仕組み。

 

父親 子どもの面倒 アメリカ

 

でも私はこういう例を見て、「しめしめ」と思ったんです。我が家は共働きなので、子供たちと過ごせる時間は夫も私も平等。っていうか、フレキシブルな職場で働く夫のほうが、子供たちと一緒に家にいる時間は長いんじゃないかな。でも一緒にいる時間の長さは必ずしも重要じゃないって、私の周りのパパたちが教えてくれました。

 

専業で家にいてくれるママたちに比べたら、パパ達が子供と過ごせる時間なんてごくわずか。それでも子供がなついてきてくれるためには、子供たちと真剣に遊ぶ、そして、子供たちの話を真剣に聞く、これだけでいいんだって、行動と共に教えてくれたわけです。

 

だから我が家では、私が子供たちと真剣に遊ぶ役目を率先して担います。夫も一緒にプラモデルを作ったりとたまにプロジェクトをやってはいるけれど、私が毎日子供たちとするプロジェクトは「対話」。一緒にご飯の準備をしながら仕事で出会ったいろんな人の話を聞かせるし、考えたことを何でも話します。そしてさらに大切なことですが、彼女たちが学校での出来事なんかを話し始めたら、ものすごーく真剣に聞きます。

 

だから私が家に帰ってくると、「ママ、今日学校であったこと教えてあげようか?」とすぐさま寄ってきます。たとえ一緒に過ごせる時間が1日数時間もないとしても、その密度が濃ければ子供たちは私から離れません。夫と私とどちらの方にくっついているかというと、夫には面と向かっては言いませんが、確実に私ですね(誇)。

 

さらに我が家の場合は日本語教育の力を入れているので、私と子供たちが何でも話し合える関係であることはとても大切。学校で英語、アフタースクール(学童)で英語、そして家で私と話す時間がないとなれば、日本語は自然と廃れますから。

 

ですから日本のお父さん!子供たちになついてもらうのに時間はそれほど大きな問題ではありませんよ。子供と同じ目線に立って遊び、話を聞いてあげるだけで、子どもたちとの良好な信頼関係が築けるはずです。っていうか、本音を言えば、うちのパパにももう少し頑張って欲しいところ!

 

スポンサーリンク