前回、国際結婚してよかったことをつらつらと並び立てました。

国際結婚してよかったメリット6つ

 

が・・・。物事はそううまくはいきませんね。皆さんの予想通り、国際結婚にはデメリットもあり、それは毎日襲いかかる問題です。アメリカでの離婚率は40〜50%と日本より高いですが、国際結婚の離婚率はさらに高いそう。ですから、デメリットを理解して自分なりの覚悟と対策を考えた上で、結婚することは自分の身を守ることにもつながります。

 

 

アメリカ人はパッション(情熱)がなくなると離婚したがる

 

私が見る限り、これが国際結婚の離婚の原因ナンバーワンです。このパッションがなくなると、問題はさらに深刻化して、いろいろな面に広がるパターンが多いので、元をただせばこれが問題なことが多々あるのです。国際結婚のメリットの記事でも書きましたが、アメリカ人は結婚しても夫婦だけの時間を持って愛情の確認作業を行います。だからこそお互いの情熱がなくなれば敏感に察知するし、ましてやセックスレスなんて離婚に直結する大問題!

 

それに比べ、日本の結婚生活は「家庭を築く」ことに重きが置かれます。経済的な安定、家族のための栄養を考えた食生活、子供の進学、家族付き合い、などなど、重要な問題が多くあり、これに集中するだけで、手一杯なパターンが多いのではないでしょうか。

 

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そんな全く異なるバックグラウンドから来たふたりが出会って結婚したとなれば、それはもちろん衝突が起こります。生真面目な日本人ですから、家のこともしっかりしたい、そんな中で旦那様が「構ってくれない!」と駄々をこねたら、呆れてしまいますよね、「子どもかよ!」って。そうです、子どもなんです。だからパッションを忘れないようにしなければなりません。

 

里帰りが、半端なく大変

 

これは国外で国際結婚をしている場合ですが、日本へ帰るのには大金がかかります。私の周りの日本人女性は、毎年夏に数ヶ月日本へ里帰りするパターンが多いですが、そのためにバケーションを控え、いろいろな節約をします。私も家族4人で里帰りすると、航空券とその他細々した出費を考えれば、一夏に100万円は使う計算になります。

 

アメリカ人&日本人夫婦ならこの日本だけの出費で済みますが、パートナーがアメリカ人じゃない場合はさらに大変です。私の知り合いにも多くいて、夏の半分は日本、残りはドイツみたいな半々もよくあるパターン。あとは今年は日本、来年はイタリア、みたいな一夏一国パターンもありますね。

 

お金だけでなく、日本語の話せない外国人を連れて歩くわけですから、その大変さもあります。「ワ〜、外国人の彼氏!」ともてはやされるのは最初のうちだけで、結婚すればそれが日常となり、学生時代の友人と集まるときなど、いちいち通訳しなくてはならず面倒くさい!里帰りなのに、親なり友達と旦那様の通訳に徹し、思い切り疲れて帰国した、なんてこともよく聞きます。あ、うちのパターンですけど。

 

子供の日本語教育が、半端なく大変

 

これは海外在住のお母さん達ならよく分かってくれることですが、日本の国外で子供たちに日本語を教えることは並大抵のことではありません。テレビをつければ英語、学校でも英語、帰って友達と遊ぶのも英語、家ではパパと英語、ですから、日本語を話す機会はほとんどないと言っても過言ではありません。学齢期に到達するまでは、日本人のお母さんは家にいることが多いのでまだ日本語を話しますが、小学校へ入学した途端、英語しか喋らなくなるのはよくあるパターンです。

 

これが違う国からの移民同士が結婚した場合など、さらに事態は深刻。お父さんの母国語の韓国語、お母さんの日本語、そして学校では英語と、それはそれは大変。そしてお父さんもお母さんも母国語を学ばせたいわけですから、そのせめぎ合いも一冊の本になるくらいのドラマがあることでしょう。

 

習慣の違いを埋めるのが、半端なく大変

 

同じ日本人どうしでも育った家庭が違えば、合わせるのは大変ですよね。これが全く異なるバックグラウンドから来た外国人だったらそれどころではありません。食生活も育児も衝突することばかりかもしれません。

 

国際結婚

 

例えばアメリカでは、新生児とお母さんが一緒に寝ない場合がほとんどですが、日本は大抵お母さんと赤ちゃんは一緒に寝ますよね。我が家はその中間を行って、夫婦のベッドの隣にクリブを置いて寝かせましたが、完全に別室のお友達も多くいました。

 

他にはアメリカでは多くの家庭が日曜日に教会へ行くので、信心深くない日本人にとってはこれも戸惑うのではないでしょうか。キリスト教だけでなく、イスラム圏などはさらに多くのルールがあり、これに従うのは並大抵のことではありません。

 

言葉の壁が半端なく大変

 

最後はありきたりですが、やはりこれ。お付き合いが始まった頃は、甘い言葉だけを囁き合っていれば済んだ若いふたりでも、結婚しても人生を共にするとなれば話は違ってきます。今後どうやって生活設計をしていくか、子供の教育問題、義理の家族とのおつきあい、などなど、話し合わなければならないことがたくさん。それでも二人ともポジティブな気持ちで話し合えれば、多少言葉のハンデがあってもうまくいくのですが、喧嘩になった場合は言葉のハンデのある側が悲惨な状態になることもあります。

 

なんとか自分の意見を伝えようと文章を考えた頃には、相手は次の意見を言い始めるわけですから、それはそれはストレスがたまります。特に感情的になると、普段のような判断力は無くなりますから、英語も普段ほど流暢には出なくなるものです。

 

日本人に多いのですが、喧嘩になり、怒り心頭で黙り込むって人いますよね。これはアメリカ人には奇異に映り、大きな怒りを買うことになりますので要注意。私も夫と付き合いたての頃に「いくら長い話し合いになっても構わないけど、黙り込むのだけはやめてくれ」と、懇願されたことがあります。

 

いかがでしたか。国際結婚にはメリットもデメリットもあり、一概に良い悪いと言えません。でもそれは日本人同士の結婚でも結局同じことなのかな、と思います。育った環境が異なれば、結婚生活である程度衝突することは免れず、かえって国際結婚のように同じであることに期待がない方が、諦めにも似た感情でうまくいくパターンもあるかもしれません。

 

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