緊急速報です。会社で横領事件が発覚しました。同じ部署のアシスタントが会社のお金を横領していたことが発覚し、先週づけで会社を辞めました。今年入った監査でそれが見つかり、それからの1ヶ月間、謹慎処分だったのです。

 

さぁ、ここで問題。彼女はクビ?レイオフ?それとも退職?

 

 

まぁ、普通だったらクビですよね。だって会社のお金横領したんだから。彼女は経費の管理が仕事の一部だったので、なんらかの方法で横領し、それで自分の家の家具とか買っていたんですって。病気のための治療費とかだったらまだかわいそうって思うんですけど、家具って・・・。うちの寝室なんて家具ゼロですよ?ベッドのマットレス引いて、寝ているだけ。だから申し訳ないけど、同情はあまりできません。

 

なんか家具なくて悔しがってる、みたいな書き方になっちゃったけど。いや、家具ほしいんだけど。

 

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話を戻してですね、ここがうちの部署のオフィサーたちのいいところ(またの名を甘いところ)なんですが、彼女に、クビという汚点を残すよりも自分から辞めたってことにした方がいいと説得し、記録上は自分から辞めたことになったそうです。

 

あま〜い!(って言ってたふたり組いたよね?)

 

そう言えば、同じようなことが、以前の会社の直属の上司にもあったっけ。コンサルタントはたいてい一週間単位で滞在してクライアント先のプロジェクトに奉公するので、食事代や宿泊代はプロジェクトの一部としてクライアントに請求します。で、その一部の朝ご飯代だったんですが、毎朝クライアント先のカフェテリアで簡単にコーヒーとベーグルとかしか食べてないのに、レシート不要額ギリギリの金額である24.99ドルを毎朝請求していたことで、クライアントからお咎めがあり、見せしめのためにチーム全員が公開処刑、失礼、解雇処分となりました。

 

朝ご飯の過剰請求で公開処刑って、、、なんとも情けない。揃いも揃って年収が一千万円以上あるようなエリートたちがすることじゃないっしょ。

 

ちなみにクビ、解雇、退職は、それぞれ英語で、Fired、Laid Off、Resignationと言います。正確には何が違うのって話ですが、簡単に言うとこんな感じかな。

 

  • クビは悪いこと、または勤務上の問題(成績とか勤務態度とか)で辞めさせられること
  • 解雇は悪いことしなくても会社側の業績悪化などの都合で辞めさせられること
  • 退職は自主的に辞める

 

実際ないことも多いですが、先述のアシスタントのようにクビと退職の選択肢があった場合、どちらを選ぶかによって、利点と不利な点があります。アシスタントの例は特殊ですが、たとえば会社の業績が芳しくなくて、特に自分が働く部署がアウトソースされるかもしれない、みたいな危機的状況のときは、解雇されるまで待つか、自主退職するか、でその後に違いが出てくるんです。

 

まずは健康保険。私の会社ではクビの場合は、辞めた時点で保険はなくなってしまいますが、退職の場合は引き続き別の保険に切り替え継続することができます。あとこの辺は私も経験したことがないので未知の世界ですが、失業保険もどう辞めたかによってもらえる額が変わるようです。

 

レイオフ 解雇 アメリカ 外資

 

Severance Package(退職金)も大切!レイオフ(解雇)の場合は会社の都合なので、交渉次第では退職金がもらえますが、自己都合だったらもちろんもらえません。以前の会社で大量レイオフが行われたとき、私の多くの同僚は数ヶ月分のお給料がもらえたそうです。その間に次の仕事探せばいいですよね。

 

私だったら一番気になるのは、次の仕事への影響でしょうか。アメリカでは転職の際にReference(リファレンスチェック)と言って、応募者の以前の同僚や上司に対し、応募者の経歴や人柄を問い合わせることがあります。たいていは応募者自身がリファレンス先を提出するのですが、以前の同僚や上司が応募者の退職理由を聞かれないとも限りませんよね。あとその次の仕事の面接で、どうして前の仕事を辞めたのかっていう質問にどう答えるんだろうって素朴な疑問もあります。

 

まぁ、あとは、後味も気にする人は気にするかな。上司と会社に見捨てられてレイオフになったら、恋人に捨てられたような気分になり、「どうして私を見捨てたの?他にオンナでもできたの?オロロロ(泣)」という未練タラ子かもしれません。それは自主的に辞めた場合よりも格段に辛い気分でしょう。

 

外資系はすぐにレイオフがあって怖いとみなさん恐れますが、そして確かにあるところにはあるのですが、私は個人的に経験したことがありません。もし成績不振のレッテルを貼られたら、たいていの場合、Performance Planという更生プランが用意され、それに従って成績アップのために努力をしなければなりません。それで上昇できれば無事居残れるし、変わらなければレイオフになります。会社側もレイオフした社員に裁判を起こされた際に、「私たちはパフォーマンスプランを用意して、ここまでやった」と言い分を作れるので、このステップは大切。もし私がパフォーマンスプランを提示されたら、この間に次の仕事を見つけると思います。一度貼られたレッテルは、いくらパフォーマンスプランを遂行したところで、なかなか剥がれませんから、その会社には残らないほうがいいというのが持論です。

 

まぁ、裁判とかどうでもいい、とまどろっこしいパフォーマンスプランとかは抜きにして、すぐにサクッと切っちゃう場合もありますけどね。

 

いかがでしたか。長く勤めるのがまだまだ主流の日本とは異なり、アメリカでは会社を辞めるのは日常茶飯事。それでもやっぱりまだまだ完全には慣れることのない私です。

 

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