今週は出張で、麗しのロサンゼルスに1週間滞在していました。ロサンゼルスは移民も多いし、びっくりするくらい狭いけどリトル東京もあるし、リトル東京を出ても多くの日本食レストランもあります。日本食レストランだけではなく、日本のスーパー、紀伊国屋、サンリオショップ、ヤマザキパンカフェ、など、ここは日本か!って感じだったので、できればこう言うところに住みたいなと一瞬感じたのも事実ですが、やっぱり私はここにいるべきではないと結論づけました。今日はそのお話です。

 

 

住むべきじゃないと思った理由はいくつかあるのですが、その前に私の性格について一言。このブログを読んでくださっている方はすでに分かっていることでしょうが、私は事なかれ主義、英語がまだまだネイティブレベルではない、気が弱くて人に言いたいことが言えない、と言った、まぁいわゆる超日本人気質です。20年もいるのにすごいよね・・・。実際に私を軽く知る人は、アメリカで仕事の成功を収めていて、優秀な子供たちがいて、優しい旦那さんがいて、英語も上手で、性格も明るくて、って思うらしいですが(自慢する意味ではなくて、本当に言われるこの外面の良さ)、まぁ実際はネガティブの塊で、意地悪で、人と話すのが苦手で、オタク気質な人間なワケです。書いているだけで落ち込んでくるな。

 

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そんな私なので、LAはなんとも心地よい風が吹いていたわけです。私が滞在していたのはファイナンシャルディストリクトなので、思ったよりマイノリティーが少なかった感がありますが、それでも街並みに溶け込める感が本当に心地よかった!「彼女、どこからの移民だろう?」とか誰も思ってないんだろうな、と言う安心感。

 

最終日はある程度時間的余裕があったので、リトル東京まで繰り出し、スーパーや紀伊国屋なんかをゆっくり物色していました。いや〜もう天国ですよ。日本語の書籍は読み放題だし、スーパーに行けば日本の化粧品まで売ってるし、レストランでは日本語が当たり前のように通じちゃうし。ここに住んだらホームシックになることもないんだろうな、と思いました。日本が恋しくなったら、日本に浸れる場所がこんなに身近にあるんだもの。

 

でもね、その逃げる場所は、私にとってもそうだけど、多くの日本人のチャンスを奪ってしまうのではないかな、と思うわけです。きっと日系企業も多いだろうから職にも困らず、毎日日本食を作ることも食べることもとても簡単、よって日本人の知り合い&友達もたくさん周りにいる。この環境、絶対抜け出せないと思いません?

 

日本に住んでいるとこの感覚は分かりづらいでしょうが、アメリカの郊外・田舎に住む日本人は多くの苦労を伴います。慣れない言語や文化に日々ストレスを溜め、それでも前に進み続けるしかありません。私のそのひとりですが、そんな私達の目の前に優しくて生ぬるい日本のコミュニティがあると言うのは危険。とっておきの逃げ道なわけですから。

 

以前その逃げ道については、記事にしたことがありました。

帰る国がある弱さ

 

私自身の話をすれば、私は弱い人間なので、意識的に日本人コミュニティとは(個人的な付き合いはあるけれど)ある程度の距離を置いているし、周りのアメリカ人と肩を並べて暮らすようにしています。でもそれをLAで続けるのは至難の業ですよ。だってすぐそこに日本人のおばちゃんたちがウェイトレスとして働くラーメン屋やお寿司屋さんがあるんだもの。

 

アメリカ 留学 英語 駐在 生活

 

私に合ったライフスタイルを送れる場所は日本にもアメリカにも多くありますが、まだまだ働き盛りの私はそれを意識的に避ける理由はそう言うところにあります。アメリカの大学や語学学校に留学を目指すみなさんもこの決断はとーっても大きなものとなるので、よーく考えたほうが良いかと思われます。甘えられる日本人コミュニティなんて、いない方が語学の上達という観点では役立つんですから。

 

楽な道と厳しい道とが目の前に現れたとき、将来のことを考えることはとても大事。だから私は大好きなLAから泣く泣く飛び立つわけです(泣)。

 

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