私の働くオフィスビルでは、部屋の場所によって超寒いところがあります。私は早朝6時半にはオフィスに到着するので、その頃寒いのはしょうがないとして、問題は10時ごろに換気のためのファンが回り始めるとさらに寒くなること。空気を入れ替えるための換気は健康のために必要なこととして、でもその度にホッカイロや温かい飲み物で手を温めなきゃいけないってひどくありません?

 

そんな私たちの極寒オフィスである日放火騒ぎがあり、私たちが巻き込まれることとなりました。

 

 

私たちのオフィスビルは賃貸なので、いくつかの決まりがあります。そのうちのひとつが電化製品を持ち込んではいけないというもの。電化製品はストーブや扇風機、そしてコーヒーメーカーなども含まれます。誰がそんなもの職場まで持ってくるんだって思うでしょ?アメリカ人は持ってきちゃうんですよ(笑)。

 

私は家から電化製品を持ってくることはなかったのだけど、前述のとおり北極のように寒いオフィスで手先足先が冷えてしょうがないので、それに何度も文句を言っていたら、メンテナンス系の部署の人が「君だけにあげるから、内緒だよ!」とスペースヒーターを貸与してくれました。金と美貌は持っとくべきだな、と思った私ですが、後日同僚のほとんどが同じセリフとともにスペースヒーターをもらってました。ったく、なんだよ、期待させやがって(何を?)。

 

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事件が起こったのは先週のこと。そんな風にしてスペースヒーターをもらった同僚のひとりが、ヒーターをつけっぱなしにしたまま二日間くらいオフィスを留守にしてしまったそうなのです。3日目にヒーター周りで煙が出ているのを、なんと部署のトップであるディレクターが見つけ、大騒ぎに。その騒ぎがビルオーナー会社にも伝わり、スペースヒーター禁止令が厳しく敷かれたというわけ。まぁ、もともと禁止令はあったけど見て見ぬ振りだったのを、改めて禁止にしたということですね。

 

もうね〜、スペースヒーターをつけっぱなしにしてオフィスを留守にするなんてありえない!私なんかトイレに行くときですら、大小問わず、消していた優等生だというのに、こんなとばっちりを受けるなんて納得いきませんよ。

 

今回の事件を受けて、ビルオーナー会社が点検のために各オフィスを回ることになったので、スペースヒーターは返還することになりました。そして今日がヒーターなしの生活に戻っての1日目。いや〜・・・寒い。どのくらい寒いかというと、私の格好はこんな感じになっています。

 

ボス 上司 メール CC

 

仕事用の普通のセーターとスカートの上に起毛素材のフリース、マフラー、キティちゃんの毛布、起毛ルームソックス、ダウン素材のレッグウォーマーという出で立ちでございます。国家公務員がオフィスで働いたり、クライアントと会議をしたりする格好じゃないよ、ったく。でもこうやって防寒しないとパソコンをタイプする手が震えるほどなんだもの。

 

以前、スペースヒーターをもらう前に、寒さに震えながらオフィスから外部に電話をしたことがあったのです。外部への電話はまず9を押して、そのあとは市外局番の前に1を押して、それから普通の10桁の番号を押す仕組みですが、市外局番の1を押すときにあまりの寒さで手が震えて2度押してしまい、911、つまり日本でいう110番を押してしまった私。すぐにやばいと思って電話を切ったのですが、うちのオフィスの刑事部隊に繋がってしまい「どうかしましたか?」と電話が折り返しかかってきました。理由を説明してことなきを得たと思ったら、そのあとその警官がふたり連れで私のオフィスまで様子を見に来てしまい、周りの同僚たちのいい笑い者になったのでした。そのくらい寒いんです!

 

ボス 上司 メール CC

 

もちろんこの低すぎる室温については何度かクレームを入れたことがあるのですが、別の列にあるマネージャーたちの大きなオフィスがあるエリアはとても温かいし、部屋にヒーターが備え付けてあるので、マネージャーたちも本腰を入れて対処してくれません。さらにはドレスコードだとか、自宅勤務日数を制限したりだとか、まったくこっちの事情なんておかまいなし。あったかい自宅で仕事させろ!

 

そして今回の事件が起こり、私の隣の部屋の同僚@寒さに弱いアフリカ人は激怒。「スペースヒーターを使うのは寒くて仕事にならないからだ。すぐに対処して欲しい。」と直属の上司、さらにはその上の上司も飛び越えて(以前クレーム入れてもなんの手助けもしてくれなかったので)、ディレクターに直談判のメールを送っていました。そしてそのメールには飛び越えた上司も、これ見よがしにC Cします。そこでやっと以前はだんまりを決め込んでいた上司たちが立ち上がり、ビルオーナーと心地よい室温を保つための話し合いが行われるそうです。うちみたいなトップダウンの組織の場合、トップが動かないと誰も動かないんですよ。

 

極寒南極問題が解決する前はこのヘンテコモコモコファッションで通勤ですね。このファッションね、これ見よがしに南極ぶりをアピールしたつもりなのですが、事情を知らない同僚たちには「かっこいいファッションだね!」親指でグーされましたよ。い、いや、これ本気のキティちゃんファッションだと思われるってヤバくないですか?みなさーん、寒いからキティちゃんブランケットかぶってるだけですよ!

 

早く暖かいオフィスで働けるようになりますように!

 

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