少し前に、内向型人間の時代、というスーザン・ケインさんの著書を大絶賛しました。人前で話すのが苦手でも、人付き合いでどんなに疲労を抱えようとも、内向型の私たちには大きな長所と乗り越えるための秘訣があるというお話でした。

内向型人間の時代 (原題: Quiet)

 

 

でも実際、自分も、自分の子供も、友達作りが苦手なおとなしいタイプだったらどうするの?というお話を今日はひとつ。

 

 

内向型の長女と外向型の次女

 

昨日は子供たちが今学期から通い始めたダンス教室でした。年齢別でふたりは別々のクラスで、先生が来る前にちょこっと覗きに行ってみました。まずは長女の方を覗いてみると、他の5、6人の女子たちはみんなで固まって話したり遊んだりしているのに、長女は一番後ろの壁にひっついて固まっています。ああ、まるで私。子供時代の私もそうだし、実は今もそうかも・・・。

 

そして次は次女のクラスをチラ見。すると、クラスの真ん中で、鏡の前でひとり真剣に踊る次女(笑)。それを見ながら周りの女の子たちも後ろで踊り始めます。これ、いつものパターンだなぁ。次女はこうやって徐々に友達を引き寄せます。

 

このように、うちの場合、長女と次女が社交面では真逆なんです。長女はおとなしくて友達をあまり作らないタイプ。次女は常にクラスの中心にいるタイプ。まったく同じ親が、まったく同じように育てたワケですから、これはどう考えても遺伝です。

 

スーザンケインさんの本にもあったっけ。内向型の人格は生まれ持ったものなので、環境や教育である程度コントロールすることはできても、根本は変わらないと。ほんとそう、これは生まれ持ったもの。

 

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内向型ママの苦悩

 

そんな内向型の私と同様に、社交の面で不安が残る長女のことを考えていた今日の午後、新しくやってきた部署のディレクターと意見交換会があったんです。私を含む10人ほどのスタッフが、彼に質問とか自分の意見なんかを話し合おうじゃないかというミーティングでした。でね、その10人のスタッフなんですが、皆さん社内でも屈指の外向型の方々。ミーティングが始まる前もジョークを飛ばしまくってみんなで仲良く話し、ディレクターが来た後も自信たっぷりに自分の話をします。私はそういうシチュエーションにoverwhelm(圧倒)されてしまい、意見を言う時もしどろもどろで、壊滅的でした。周りの皆さんもハラハラしながら聞いているのが伝わってきて、それが申し訳なくて、そして情けなくて、どっと疲れて帰途に着いたのでした。

 

だからね、長女の友達作りが云々っていう以前に、自分の方がよっぽど問題ですよ。長女の場合、フリーフォームの友達作りとかパーティーだと殻にこもってしまいがちですが、人前での発表などになると問題なくできるんです。授業中手も上げているし、クラスを代表して何かをするときなど普通に立候補していますから。私の場合はどちらもムリ。友達も相当な気合いなしには作れないし、学校でも職場でも自分の貝の中に隠れ続ける、まさに巻貝。ああ、最悪!

 

個人ベースだったら、それなりに上手くやるんですけどね。人数増えると、お腹痛い。

 

内向型の私が、内向型の娘に教えてあげられること

 

で、そんなダメダメな母親が長女に教えてあげられることって数少ないわけですよ。でもそうは言ってられないので、経験をもとに真剣にリサーチしてみました。

 

人前に立つこと、社交的になることの大切さを教える

 

まず第一歩がこれ。自分に嘘をついてまで、エネルギーを使い切ってまで、外向型のふりをする必要はまったくないんです。でも外向型が会社のマネージメントまで上り詰め、もしくは起業をしたり、学校の成績も上がる。社会は内向型には不利にできていて、内向型が外向型に支える仕組みになっている。この事実は把握しなければなりません。そこからどうしたいかは自分の決断ですが、少し気合を振り絞って社交に身を投じるのもあり、自分が輝ける環境を見つけるのもあり。でもまずは現実を知ることが大切です。

 

人前に立つ、社交の機会を与える

 

私は両親に対して感謝の気持ちでいっぱいですが、社交の機会の欠如こそが、幼少時からの人格形成に多大に影響したと考えています。人前で意見を述べるのが大切、そのためにそういう場面を少しずつ作ってあげるのも、親の大切な役割のひとつです。

 

シャイ 子供 アメリカ

 

スーザン・ケイン氏の内向型の時代にもありましたが、内向型の子供は小さなグループ内での社交や意見交換から始めるのがいいそうです。長女の場合、人前での発表などはまだいい方なので、友達を作ったり、友達にポジティブな影響を与える喜びを、私が手助けし続けたいと思います。フルタイムで忙しい私ができるのは、たまに週末に数人の友達と遊ばせることくらいですが、これは頑張って続けるつもり。

 

ロールモデルになる

 

無理!無理!無理!こればっかりは無理!ロールモデルどころか、反面教師ですよ。でもこんなことで後悔はしたくないので、少し頑張ってみようでないの。

 

まずは社交を儀式の一部としてしまう。これは誰かから聞いてなるほど〜と思ったのですが、定期的にsocial ritualsを行うのだそう。例えば週に一度1時間は知り合いと連絡を取り合い、月に一度は新しい出会いを求める、などなど。なるほどね、こうやって自分に義務を課すの得意よ、私。どMだからね。

 

あとは同僚に誘われているけど、頑なに断り続けているトーストマスターズに参加してみようかな。週に一度スピーチが趣味の人たちの前で、英語でスピーチだなんて、拷問そのものだけど、どMにはゾクゾクものじゃないの。ムチもろうそくも要らないわよ、スピーチこそが究極の歓び!

 

まとめ

 

内向型の性格を、私の代でできるだけ食い止めるためにも、ますますどM目指します!違うか。

 

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