私たちが住むカウンティ(州の定めた行政区間である群、カウンティ内にいくつかの市があります)の小学校は6月の初旬に終了し、また9月の第1週から次の年度が始まります。アメリカの子供たちは2ヶ月半も休めていいなぁ、と思う反面、親は大変ですよ。そんな2ヶ月以上のあいだ、アメリカの子供たちはどう過ごすのか、そして私たちはどういう決断をしたのか、のお話です。

 

 

子供時代の日本の夏休みも、私は家でダラダラしていた記憶しかありませんが、アメリカではその辺の事情が少し異なります。原則として子供は大人の監視下に置かれなければならないことが法律で定められているので、子供を家に置いて、親が仕事に出かけるという選択肢がないのです。ちなみに我がカウンティでのChild Supervision Guidelines(監視ガイドライン)はこのように定められています。

 

  • 0歳〜9歳 Should not be left unsupervised (監視なしはダメ)
  • 10歳〜12歳 Should not be left unsupervised for more than 3 hours(監視なしで3時間までオッケー)
  • 13歳〜18歳 May be left alone for longer than 3 hours (3時間以上監視なしでオッケー)
  • 16歳以下 Should not be left alone overnight (監視なしで夜を越してはダメ)

 

厳しいよね?私よりしっかりしてそうなうちの長女は9歳なので、子供みたいに頼りないママの監視下に常にないといけないということです。

 

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アメリカの子供たちは、たいていサマーキャンプというものに参加します。ワーキングママの家庭は一日中のキャンプ、お母さんが家にいる場合は10時から3時みたいなゆるいスケジュールのものに参加することが多いかな。

 

キャンプはいろいろあって、教会主催で聖書について学ぶものから、スポーツ関係のもの、サイエンスの実験を行うキャンプなど、いろいろみなさんお金儲けの手段があるようで・・・、あわわ、言っちゃった。

 

キャンプ料金はピンキリです。私のエリアで一番安いのはYMCA主催のキャンプで、みんなで絵を描いたり水風船で遊んだりするもので、週250ドルくらいかな。ただコーチも高校生アルバイトで頼りなかったり、内容も薄いことが多く、うちの子供たちは「もう2度と行きたくない」と初日から言っていました。

 

他には我が家は、普通の幼稚園主催のキャンプ、フィギュアスケート、器械体操、などなど参加したことがあります。フィギュアスケートのキャンプは週450ドルにプラスして、朝と夕方には延長保育が必要ですから、それが週で150ドルほど、とものすごくお金がかかりました。でもこれにプライベートコーチをお願いする人もいて、そうなるとこの倍どころではありません。

 

だから子供ふたりいたら、結局ひと夏で8000ドルを下ることはない計算になります。それでもキャンプの内容が優れていたら、そのキャンプのために1年節約する価値はありますが、うーん、「このキャンプは本当に価値があった」と思ったことは、はっきり言ってないかな。送迎のたびに、延長保育でぼーっとテレビを見させられたりして、テレビ観せるために8000ドルか!と憤りを感じた思い出しかないような。

 

もう少し大きくなれば、親なしでも家に入れるので、そういう意味では節約になるけれど、子供なんてやることもなくて家に置いておいたら悪いことしかしませんからね。

 

サマーキャンプ アメリカ

 

そんな金ばかりかかる夏を何年も体験した我が家は、今年とうとう行動に出ました。それは、子供たちを日本のじじばばの家に送りこむこと。6月から7月までは日本の学校に通い、そのあとの1ヶ月の夏休みは習い事や夏のイベントで暇つぶしをしてもらうことにしました。

 

日本はアメリカに比べて習い事も安いし、無料で市の図書館で行われるようなイベントがたくさんあるので、すばらしいですね。いろいろ駆使して、夏休みのカレンダーをできるだけ埋めました。

 

幸いなことに、うちの両親は健康だし、仕事を定年して時間もたくさんあるので、孫娘たちと密度の濃い時間を過ごすことによって絆も深まり、よい夏になるはず。私が6月に子供たちを日本へ連れて行き、7月にひとりで戻ってきて、8月に夫が迎えに行くことになっています。そのあいだ、子供たちがいなくて寂しいのですが、日本で新しい体験をして、私たち夫婦よりも時間的制約が少ないおじいちゃんおばあちゃんに遊んでもらって、彼女たちのためにはこの方がいいのかな、と考えた次第です。

 

こんな風に、夏を海外(日本のこと)で過ごす選択肢がある私たちは本当にラッキー。あとは子供たちが「また来年も行きたい!」と言ってくれることを、願うのみです。

 

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