フロリダでのトレーニングで同じクラスになったクラスメートたちと、最終日にランチに出かけたのですが、そのうちのひとりが「ワイフにランチ代をもらえるように交渉しないといけない。ランチ代もらえるといいけど!」と嘆いていました。日本のサラリーマンみたい!と笑えたのですが、聞いてみると、彼の奥さんはフィリピン人で、娘さんが4人もいるそうで、何をするにもお金が要るとなると、奥さんの了承を得なければならないんだそう。彼の同僚は「そんな生活耐えられないよ。だから俺は再婚しないんだ!」と笑っていたけど、うん、私もムリ!!でもふと思ったのが、そうやって家計の財布を握るのは、日本人特有というよりは、アジア人特有なんだろうか、ということ。

 

 

以前、Fresh Off the Boatという、アジア系移民が主人公のコメディドラマに言及したことがありますね。

 

アメリカドラマFresh Off the Boatに見るアジア系アメリカ人の見られ方

 

このドラマに出てくる主人公のジェシカは中国系の移民ですが、彼女の倹約ぶりはこのドラマの要の部分です。このドラマを見ると、メインストリームのアメリカ人がアジア人に対してどのような印象を持っているかが垣間見れておもしろいのですが、アジア人は倹約家、というのもイメージのひとつなのでしょうね。

 

US Newsに人種による貯金傾向に関する記事があったので、ご紹介します。

 

How Ethnicity Affects Retirement Savings

 

この記事によると、年収が4万ドル以上ある黒人で、31%(全人種内で一番高い)が借金のせいで貯金ができないそうです。ただそのかわりに生命保険などに関しては、4人に1人の黒人が給料の4、5倍の生命保険を掛けているそうで、全人種トータルの18%を上回っています。

 

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黒人女性に限っては、60%が家族や友人にお金を貸すそうで、白人女性の52%と比べると、8%も上回っていますね。育児のためとなると36%の女性がお金を貸すそうで、白人女性の24%を大きく上回ります。

 

気になるアジア系アメリカ人ですが、定年後のための貯金となると、全人種の中で一番うまくいっているようです。平均で81000ドルを401Kなどの退職貯蓄制度に蓄えており、58000ドルを他のタイプの貯蓄(CD – 譲渡性預金やIRA – 個人退職口座)などに蓄えているよう。ヒスパニック(中南米系)はそれに比べ、退職貯蓄制度には54000ドルを平均で貯めているそうです。

 

うまくやっているように見えるアジア系アメリカ人の短所は、他の人種に比べて遺産分割協議書(つまり遺書)を残さないことで、37%の白人に比べて、26%しか残さないんですって。うちもこの辺りやばいです。でもこれって家族内の結びつきや信頼が強いから、他人が管理するような遺書に頼る必要がないってのもあるのかもしれません。

 

貯金 貯蓄 アメリカ人 アジア

 

他にはアジア系移民は高級車や家などに対して、派手なお金の使い方をするそうです。物理的な所有物や目先の欲求のためにお金を使いがちとのこと。うーん、これにはちょっと疑問。確かにアジア人(特にインド系)は大きな家に住みがちだけど、貯金を犠牲にしている例はあまり見ないんですよね。それをいうなら、他の人種の方がもっとずっと・・・、ゴホホン。

 

他に興味深いのが、黒人とヒスパニックは自分の働く企業に対して定年後のファイナンスに対しての期待度が高いとのこと。その理由は書かれていませんが、おそらくアジア系移民というと、中国人やインド人が多く、彼らの国は政府に定年後の生活を保障してもらう期待をしないので、自分の身は自分・もしくは家族で守る、という考えが定着しているからかな、と思いました。

 

参照:How Ethnicity Affects Retirement Savings

 

日本人のみに特定して貯金の傾向を探ることはできませんでしたが、アジア人は貯蓄傾向が高いということですね。私の周りを見回しても、アジア人の方がどうしてもシンプルなライフスタイルを送っている傾向が高いような印象です。私も、大きな買い物をするときに、お得情報を手に入れたかったら、どうしてもアジア系の友人や同僚に聞きますもん(笑)。

 

人種による貯蓄傾向と、それに関するライフスタイルあれこれでした。

 

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