以前、こちらで発音が苦手でも、英語学習にはそれよりも大切なものがいくつもあることをお話ししました。日本人は性格的に自信を持つことが何よりも大事、と精神論のお話を重点的にしましたね。

 

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それでは実際発音はどうでもいいのか、と言う疑問を持った方もいらっしゃったのではないでしょうか。そこで今日は「発音より大切なことはあるけれど、発音はうまいに越したことはない」という根本的なお話です。

 

 

日本人が英語が苦手なのは、まず何度も言っているように自信の欠如に一番起因するわけですが、それを差し引いてもやはり発音も大きな問題点の一つ。問題は大きく分けて7つあります。

 

最後の音を発音しない

 

ある程度英会話が得意になってきた日本人に多いのですが、早く話そうとするあまり、最後の子音を発音せずに終わることが多々あります。「食べる」の英語は皆さんもご存知「eat」ですが、最後のTが聞こえない人は多く、アメリカ人は混乱します。eatのTですら聞こえないのですが、複数形で子音が重なるときなど、確実に聞こえません。私はたまに子供達の前で英文を読んで発音をチェックしてもらうのですが(大概大笑いされて終わります)、resultsはどう頑張ってもresultに聞こえてしまう、と何度も直されました。カタカナで書くと、レザルトゥじゃなくて、レザルツって感じかな。

 

焦って話そうとせず、ゆっくりと最後の子音まで正しく発音すると、よく理解されるようになるので是非試してみてください。

 

母音を足してしまう

 

これは前述の逆パターンです。skirtはスカート、bookはブック、と最後にしっかりと母音を足してしまうので、いわゆる日本人英語になってしまいます。これを改善して、軽く無声音を出せるようになるとぐんと英語っぽく聞こえるようになりますよ。

 

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でも、だからと言って最後の子音を全く発音しなくなるのはダメ。個人的には全く発音しない方が伝わりにくくなると思います。

 

すぐ巻き舌になる

 

LとRの発音の問題は多くの日本人の間で有名で、それがあまりに有名になったため意識してしまい、すべてRで発音する日本人は実際多いです。日本人フライトアテンダントの英語の機内アナウンスでもよーく巻き舌になってますね。なんでも巻き舌にすると、アメリカ人には格段に伝わりにくくなります。だったらノー巻き舌ですべて話した方がまだ分かりやすいんじゃないかな。とにかく英語が母国語ではなく、苦手意識があるのなら、シンプルに話すのが一番伝わりやすいんです。

 

ちなみにLは、日本語のラ行とは少し違うのはご存じですか。日本語のラ行は、アメリカ人には軽いD音に聞こえます。英語のLはもっとべたっとした感じの発音。大昔に、松田聖子さんが歌ってた感じのラ行です。って分かりづらいか。

 

カタカタ英語の怨念

 

いやはや、これは根強いです。日本を離れて18年になる私も、未だにこのカタカナ英語のせいで、滑稽な英語を話してしまいます。例えばりんごは英語でアップルですが、アップルはカタカナ英語としても浸透していますよね。だから多くの日本人が英語でも「アップル」と発音しますが、これはアとエの中間で、どちらかと言うと「エップル」に近いです。「〜の中に」の「in」も日本人は「イン」と発音しますが、実際は「エン」の方が近いのです。他にも多くの英語がカタカナ英語として通用するので、それを英語で言おうとすると混乱することがあります。例えば英語の「gossip」は日本語でもゴシップとして通用しますが、英語で発音するとガースィップで、ガの部分を強く言います。でも日本語から通訳しようとすると、どうしてもスィがシになり、そのシを強く言う間違いをおかしがちです。

 

日本語にない音が多い

 

英語 発音

 

RとLに代表されるように、英語には日本語にない発音が多々あります。RとLの他にはTHなんかもそうですね。下を歯に挟んで言うなんて、中学校で習いませんでしたが。慣れてくると簡単にできるのですが、あの頃は不自然に舌を噛みきろうとしてたっけ(笑)。他にはVとBも日本語で同じでも英語では違うし、CとSHも間違いやすいですね。

 

私の父親が、うちの犬に「sit」(お座り)という代わりに、「shit」(ウンコしろ)と命令してしまい、アメリカ育ちのわんこが混乱する、という冗談のような話もありました。

 

イントネーションを全く意識しない

 

日本語も抑揚がありますが、英語にも強弱をつける必要があり、それをしないと聞き取りづらくなります。よく注意して、英語の映画やドラマを聞いていてください。上がったり下がったりのイントネーションがあって、それをマスターすると一気に上手に聞こえます。メロディ的にその音を把握して、真似をするような練習をすると自然と身につきます。アメリカのテレビが好きな人は、同じ日本人でも発音がきれいと感じるのは、自然とイントネーションの練習をしているからです。

 

声が小さい

 

アメリカ人はお腹から声を出すので、喉や口元から声を出す日本人の英語は聞き取りづらいようです。あと総じてアメリカ人は声が日本人より低いので、重低音。

 

個人的にはこれが私にとっては一番難関です。だって腹の底から声出すと疲れるんだもん。あと英語の発音は口を大げさに動かしてはっきり発音しないといけないので、それも真剣にやると疲れるのですよ。日本語を話す時って腹話術並みに口をほとんど動かさずに話せますよね。それを英語でやると、何度も聞き返されます!

 

 

いかがでしたか。ここに挙げた7つはシンプルに説明したので、気をつけてみるとすぐにマスターできますよ。この7点に注意を払って、英語のドラマなどを聞いてみると、必ず上達の第一歩になるので、ぜひお試しあれ。

 

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