山口県の萩市に来ています。自分のサイドビジネスのための半出張なので、一人旅なのですが、聞いていた以上にのどかな田舎で、ちょっとしたカルチャーショックも体験済み(笑)。先週石川県を訪れて、田舎慣れしていたつもりでしたが、まだまだ修行が足りなかったようです。特に萩市に統合されたばかりの、元は村だった地域などは、昭和初期にタイムスリップですよ。そこで今日は日本の田舎とアメリカの田舎を比較してみました。今日は似ている点のお話です。

 

 

田舎の人が「町へ行けばお店がある」というとき、その街は果てしなくしょぼい

 

どこにでも昔ながらの商店街みたいな「町(ダウンタウン)」は存在するものです。昔からある、チェーン店ではないこじんまりとしたレストランなんかを訪れるのは楽しいものです。でも、地元の人が「街に行けば、いろいろな食べるものがあるから」というとき、その街はかなりしょぼいことがほとんどです。

 

私は萩市でも外れの方に滞在したので、興味の出るような夕食を食べるところがなかなか見つかりませんでした。ホテルの方が「町へ出ればいろいろある」と言うので、翌日に行ってみると寿司屋2件、ラーメン屋1件、喫茶店数件、そしてマクドナルド、みたいな感じでした。こ、これだけ・・・。

 

夜一人で時間が余るので、どこか遊べるような場所はないか聞いたのですが、この田舎には若者が非常に少なく、皆さん外に出て行ってしまうそう。買い物をするような場所もないし、そりゃそうですよね。あ、でもユニクロはありましたよ。社長が山口出身だそうで、ユニクロ本社は山口県にあるそうです。

 

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シャイだけど、情が厚い

 

よそ者を受け付けない、と思われがちですが、彼らは単にシャイなだけだと思います。自分からはなかなか話しかけないし、その割に見るからに県外から来た風貌の私を興味本位で見てしまう彼ら。でもこちらから話しかけると、何時間でも話の相手になっていただいたり、観光案内もいろいろいただいたし、萩名物の夏みかんのお菓子を買ってもらったりしました(笑)。

 

石川県の輪島市へ行った際も、人づてでとあるご夫婦を紹介してもらったのですが、初対面にもかかわらずいろいろ観光で連れて行っていただき、その度に入館料だとか飲み物を払ってくれようとします。彼ら曰く、「こんな田舎まで来てもらえるだけでありがたい」のだそう。

 

車がないと餓死する

 

萩市内では循環バスがあるので、それを主に利用しましたが、それも30分に一本、そして一方通行。移動にものすごく時間がかかったし、肝心なお店の前で停まらなかったりするので、バスを降りた後延々と歩いたり、とても不便でした。それでも市内はまだいい方で、3、40分離れた村ではそのバスさえないので、車がないと餓死確定。そう考えると、田舎でも公共交通機関があるレベルならいいけれど、村レベルまで行くとお年寄りには住みにくそうですね。

 

お店は定休日が多く、営業時間が驚くほど短い

 

ホテルは東萩駅の目の前にあったのですが、駅前にある唯一の居酒屋がなんと定休日でした。え〜、休んでる場合?!他にも町にあるカフェでも営業時間が4時から8時のところもあって、基本いつでも町はガラ空きです。飲み屋も10時くらいに閉まるところも多いので、夜はゴーストタウン。

 

熊が出る

 

山口県は森林が多くあり、熊が出るところもあるそうです。タクシーの運転手さんは「萩市も時々出るんだよー」なんて笑っていました。熊に殺される事件が相次ぐ今、笑えないですから!

 

日本の田舎暮らし アメリカ

 

自然の偉大さには勝ち目はないと悟る

 

未だほとんど手のつけられていない自然に囲まれて、その偉大さをかみしめながら暮らしていると、人間に勝ち目はないと悟ります。森林を伐採し、私たちがコントロールしている気になりがちですが、土砂災害や津波など、まだまだ私たちには太刀打ちできない自然災害は数多いし、何より自然なしには人間は呼吸さえできないのですから、自然の摂理に歯向かうような真似はよくありません。

 

Wi-Fiが通ってない

 

空港から萩市へ向かう途中の村の中では、持ち歩いているポケットWi-Fiが使い物になりませんでした。ネット依存症の私としては、このレベルの田舎暮らしはできないということが判明しました。

 

地元が一番、と悟った中年・お年寄りと、クソ田舎を出ることばかり考える青少年のみで構成されている

 

遊ぶ場所も飲む場所もほとんど見つからなかったので、ホテルの従業員(恐らく30代前半)に日々何をしているか聞いてみると、遊びに行きたかったら外に出るしかないとおっしゃっていました。若者は仕事もないので、外へ出て行く場合がほとんどで、1割残ってくれればラッキーだ、とタクシーの運転手さんもこぼしていました。中高生まではそこにとどまるしかありませんが、その頃までにはこんな田舎はいつか出たいと夢を見る若者がほとんどなのでしょう。逆に長く地元に住むご老人やある程度年配の大人は、「ここほど住みやすいところはない」「都会からこの地に惚れて移り住む人もいる」などと、地元を誇らしく思っているようです。どの土地でも、若者のいない社会には未来はありませんから、若者が魅力に思う町作りはもっと優先順位を上げるべきですよね。まぁ、何より日本全体の少子化対策が、まず最初の課題なのかも。

 

日本とアメリカの田舎の共通点を8点あげてみましたが、いかがでしたか。同じ田舎でも、国が違うと面白い比較ができるものですね。

 

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