長女は今ひとりで宿題に取り組んでいます。来月にクラスにプレゼンテーションをするという宿題が出て、その準備に余念がありません。このプレゼンテーションは4半期に一度(つまり3ヶ月ごと)にやらなければならないそうで、実は今回が3度目。そして私がこんなプレゼンテーションがあるのを知ったのが今回初めて。・・・そう、長女はまったく私を頼らないのです。

 

 

いや〜なんともハードルが高いこのプレゼン。テーマはこんな感じ。

 

A current event is something that is happening in the world right now.  For the purposes of this assignment, the event should have taken place in the last two months.

世界で過去2ヶ月に起こったことについてのプレゼンをしてください。

 

いや〜何を思い返してみてもトランプの髪型しか出てこないのはどうしてだろう。私は時事にものすごく疎いので、こういう課題に関してはまったく助けられません。

 

You may get your event from any news source: newspapers, magazines, news websites or even by watching the evening news.  Your event can be about anything at all as long as it is current and appropriate for school.

ニュースは新聞、雑誌、ウェブサイト、もしくはテレビのニュースから得ても構いません。プレゼンで取り上げるニュースは現在のもので、学校で話すにふさわしいものであれば、なんでも構いません。

 

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あ、だから今日はニュースをみんなで観ようとか言い出したのね?ニュースなんかまったく興味のない私は、Trevor Noahのコメディセントラルにチャンネル回しちゃったよ。こういうのならいくらでも観れるから。

 

You must provide 3 facts about your event.  One of those must be where in the world it happened.  You must be able to show the class the location of the event on a map.  You must also provide an opinion about the story.

選んだニュースに関して3つの事実を述べなさい。そのうちのひとつは世界のどこで起こったことかにしてください。地図でその場所を示す必要があります。そしてあなた自身の意見を述べてください。

 

ひえ〜本格的!絶対無理!え〜っとこれって大学の授業か何かだっけ?・・・いやいや小学5年生ですよ!小学生でこれだけのプレゼンを頻繁にやるわけですから、それをまったくやってこなかった私がうまく仕事できないわけはここにあるわけです。大勢の前で話すの大嫌い。言語問わず。

 

We are working on our public speaking skills, so focus on making eye contact and speaking in a clear, strong voice.  You may have notes, but try not to read your presentation.

我々はパブリックスピーキングのスキル構築を目指しています。アイコンタクトや分かりやすく大きな声で話すことを心がけてください。ノートを手に話しても構いませんが、それを読むことは避けましょう。

 

せ、先生、私(アラフォー、子持ち)もそのコツ教えてもらっていいですか?

 

今回のこの宿題はふと長女のフォルダを見て詳細を見つけたわけですが、長女はいつも通りまったくもって私には頼ってきませんでした。「最近あった大きなニュースってなんだっけ?」と夕食の支度をしているときに聞かれて、「フロリダの学校での銃撃事件とか?」と何となく答えましたが、反応が悪かったので、このことについてはプレゼンしたくないのでしょう。

 

そのあとでAmazonのCEOであるJeff Bezosが世界一の富豪なんだって〜みたいなことをこの記事を見ながら教えてくれたので、長女は経済的なニュースのほうがプレゼンしやすいと踏んだようです。

 

アメリカ人がどうして上手に意見を述べることができるのかは、こういう教育の機会の積み重ねだとは分かっていましたが、私が今回気になったのは、そういう教育を受けてこなかった私をまったく頼らない長女の生き方です。私にはその日勉強したことなどを少し教えてくれることはあっても、私に質問をすることは昔からなかった長女。苦労するはずの日本語補習校の宿題も現地校の宿題も小学1年生の頃からひとりでこなすので、私はまったく関与してきませんでした。私自身はまったく気を配らなかったわけではなくて、逆にしっかりと見ていたほうだと思うのですが、そつなくこなすので長女のしっかりさに多くの決断を任せてきました。

 

国際結婚 英語 子供

 

これは今後どうなんだろう、と思うわけですよ。親としては楽でいいけれど、将来「どうせママに聞いても無駄だから」と何も頼らなくなるのかしら。そうすると親子の絆的な観点からするとどうなんだろう、と。完全に親の私を反面教師として見ていますからね。

 

私の周りにもこのパターンで大人になった移民の知り合いが何人かいます。親にも兄弟にも親戚中にさえアメリカで生きていく上でのあれこれを頼られ、「家族を助けるのは構わないけど、僕に何かあったら僕を助けてくれるのは誰だろう、とよく思う」と彼らは言っています。私も移民であるがゆえの不便さのせいで、子供たちに無言の負担を押し付けることになるのかな。

 

半年後には6年生、つまりこちらでは中学生になる長女。しっかり者の長女のことだから問題なく中学生活を送ることになるのでしょうが、どういう距離感でこれから接していくべきなのかな、とふと思った出来事でした。

 

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