今日はアメリカは祝日だったのですが、これはアメリカの会社あるあるで、祝日なのに仕事は休みにならないパターンが時々あるのです。もちろんクリスマスや感謝祭はもれなく休みになりますが、今回の祝日プレジデントデーなんかはかなり微妙なラインで、はっきり言って休みになるほうが少ないんじゃないかしら。夫の会社も休みではなかったのだけど、公務員の私と、公立校に通う子供たちはお休み。と言うわけで、子供たちを連れて、近所のインドアロッククライミングへ行ってきました。

 

 

ちなみにこんな地味なプレジデントデーですが、お店でいろいろなセールがあるので、油断してはいけません(笑)。特に家具屋さんとか、インテリア用品なんかが、安くなるので、現在模様替え&オーガナイズのブームが来ている私はしっかりと買い物を済ませましたよ。

 

さて、インドアロッククライミングは、子供たちは初めての体験です。運動が嫌いで高所恐怖症の私にとっては、悪趣味な罰ゲームでしかないのですが、子供たちに切望されて連れて行ったのです。会場に到着すると、みんな器具を身につけて高い壁を必死で登っています。いや〜・・・何が楽しいのかね。キャッ、本音が!

 

まずはお決まりのParticipant Agreement(参加承諾書)を書きます。怪我しても訴えませんよ、と言う確約ですね。そして身体に器具を装着して、自分の好きな壁を見つけ、近くにいるインストラクターに声をかけて、下からサポートしてもらいます。なるべくガタイのいい強そうな人にロープを持っててもらったほうがいいなぁ、なんて思っていたら、一番近くにいたヒョロヒョロした若者インストラクターに声をかけられ、彼にお願いすることに。だ、大丈夫かしら?

 

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なんて思うのは運動が苦手な私だけで、怖いもの知らずに子供たちはなんとも軽々しく壁を登って行きます。下を見ると怖くなるからね、なんて事前に忠告しておいたんだけど、てっぺんまで登って「ママ〜!」なんて手ふってるし。いくらドMの私でも、この罰ゲームは絶対ムリなんだけど、楽しそうに壁をよじ登る子供たちを見ると不思議な感覚に陥ります。・・・あれ、この子たち私が生んだんだっけ?と。私の遺伝子が見当たらないんですけど。

 

感動して写真を撮りまくっていると、例のヒョロヒョロインストラクターが、私が子供たちと日本語で話したり、私の話す英語にアクセントがあるのに気づいたようで、「今日は疲れすぎて、僕の英語が死んでるよ。」とか、「今日はなぜか英語が喋れない。」とか、声をかけてきます。いや〜・・・、超ウザい。

 

分かりますよ?向こうとしては私と会話をしようとして距離を縮めようとしているつもりでしょうが、こう言うのは留学したての大学生とかにはよくても、大の大人に言うことじゃないでしょ。と、まぁ本気で反論しても仕方ないので、「あ、そう」と軽くあしらいました。きっと大学生くらいのバイトの子だったのかも。だったらもっと話に付き合ってあげてもよかったのかしら。

 

よく日本に長く住んでいる外国人に「日本語上手ですね!」と声をかけると、「またか」とウンザリする、と言う外国人がいるじゃないですか。こっちは話を盛り上げようと、それか何かポジティブなことを言ってあげようとしているのに、ひねくれてんじゃねーよ、って思ったことありません?私はそう思ってました!でもね、その立場になると分かるんですけど、そう言うコメントはやはりちょっとウザいんですよ。ある程度仲良くなってから、「どう言う経緯で日本にきたの?」みたいな話をするのはまったく問題ないけれど、普段問題なく意思疎通を図る語学力がある人に、「上手ですね!」はやっぱり気をつけないといけません。ある程度アクセントがあっても、見た目が日本人じゃなくても、本人はしっかり日本に根を下ろして生きていると思っているんだったら、「日本語上手!」はよいコメントとは言えません。

 

日本語 上手 永住 外国人

すごい勢いで登る次女!

 

言ってみれば、中学校に進級した近所の子に向かって、もう九九がスラスラ言えるのか!すごいじゃないか!」って言う感じの違和感ですかね。

 

一昨年、日本の総合病院で夫がお世話になると言うハプニングがありました。長い話なので、詳細ははしょりますが(笑)。そのときは通訳として長女が病院へ付き添ったのでした。その病院内で近くにいた女性にトイレの場所を聞いた長女、その女性がトイレへの道すじを説明したあと「私の言っていること分かる?」と聞いたそう。そのとき長女は「私は日本の学校にも行っているので、日本語ちゃんと分かるから大丈夫です」と答えて、颯爽とトイレに向かったと教えてくれました。「私が日本語できないと思ったのかね」なんてブーたれていて長女ですが、きっとその女性は自分の説明が難しすぎたか心配になって、「私の説明、これでよかった?」と言う意味合いで聞いたのでしょう。日本の学校がどうのこうのとか言い出した長女をポカーンと見つめてたその女性の顔が浮かんで、ほんと申し訳ない・・・。でも普段ふたつの言語の狭間で生きる敏感な長女はそれを侮辱に近いものだと捉えてしまったということですね。つまりはこういう言語の問題というのはそのくらいセンシティブなものだということ。

 

そんなことは微塵も考えていないであろうヒョロヒョロインストラクターにサポートされながら、娘たちは5種類くらいの壁を制覇しました。バイリンガル環境で生きる私たち家族はときにめんどくさい状況にも陥るけれど、そんな小さなことに足を取られず、どんどん壁を登って行きたいものです。

 

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