みなさんは年老いていく両親の将来についての計画がありますか。同居するのか、ホームに入れてあげるのか、近くに住んで定期的に面倒をみに行くのか、いろいろな選択肢がありますが、どの道を選ぶにせよ、その決断をしなければならない時期は驚くほどあっという間にやってくるものです。

 

それでは両親の老後の緊急性はしょうがないとして、自分自身の老後については考えたことがありますか。私のブログの読者は20代から40代が主だという印象なので、自分の老後となると身近に感じることがそうないのではないでしょうか。でも最近人生の最終段階をどう生きるかを考える時間があったので、今日はそのお話です。

 

 

昨日は大学時代の友人の家にお泊まりでした。まったく英語もできず、人付き合いのしかたも、自分の弱い部分も分かっておらず、つらいことばかりの大学留学時代でしたが、今でもなんでも語り合える友人がいるので、悪いことばかりではありませんでしたね。

 

そのお友達のお母さんが最近は体調が優れないそうで、彼女とても悩んでいました。歯医者に行かないとか、腰痛で思うように歩けないとか、物理的な健康の問題もあるけれど、彼女を一番悩ませているのが精神的なこと。つまりボケが始まっているそうなのです。

 

数ヶ月前にお母さんから電話があり、「トランプ大統領に授業をした」と報告があったそう。大学で長年教えていたお母さんはについての噂をトランプが聞きつけ、お母さんの授業を受けに来たそう。こ、これは、、、やばいよ、お母さん。

 

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ただ私の友人は田舎で生まれ育ち、今もその田舎に住み続けるのほほんとした天然要素で8割が構成されているタイプなので、その発言に対して「え、すごいじゃん」と返答したんですって。いやいや、んなわけないっしょ。「本当にそうなのかもってちょっと思ったんだよねー」という彼女の天然ぶりは、かわいいを通り越して、怖いんですけど。

 

それからしばらくして、またお母さんから電話があり、「安倍首相から電話があった」と報告されたそう。そこでさすがに彼女もお母さんのボケに気づき、お母さんを老人ホームに入れるにはどうしたらいいかを真剣に考え始めたそうです。

 

トランプは驚かないのに、安倍首相だとボケに気づくんだね・・・。

 

彼女のお母さんはもともと日本人で、50年ほど前にアメリカに移り住んで来ました。いくらアメリカ暮らしが長いとは言え、考え方も日本的だし、英語も上手ではありません。だから私だったら、悲願だった日本への帰国をし、日本の老人ホームで人生を終えたいと思うよ、と少し前にアドバイスをしたことがあるのです。そのときに彼女はさっそくお母さんに電話をして、「日本への里帰り代出してあげるから、少し帰らない?」と打診してみたところ、「FBIが突然家にやって来て、パスポート取り上げられたから、アメリカを出れない」と言われたそう。

 

・・・お母さん、トランプと言い、安倍首相と言い、FBIと言い、ボケのスケールがでかいよね!

 

友人曰く、お母さんのボケは若年性だったと思う部分があるらしく、それは一家をほぼ虐待レベルで牛耳っていたお父さんがガンで亡くなってから、徐々に自分を失っていった過程でボケが始まったそうです。自分の言うことがすべて正しく、家族を殴ることが日常だったお父さんの元では、自己を殺して、お父さんの言うことを聞くことだけに人生を捧げてしまったお母さんは、お父さんが亡き後は人生の指針を失い、それを取り戻すことはなかったんですって。

 

ツイッターで大人気の82歳のミゾイキクコさんは、女性が自立して自分でものを判断し決断できるようにならなければならないとおっしゃっています。亭主関白だと亭主はいいけれど、自分より長生きするであろう奥さんが自分で判断&決断ができる自立心がなければ、苦しむのは奥さんのほうだと、ツイッターでおっしゃっていました。

 

これには目からウロコ的同感でした。私の周りの日本人の友人は仕事をしていない場合がほとんどなのですが、よくそれはどうなのかな、と思うことがあります。その選択肢がどうのこうのと言う問題ではなくて、自分自身の収入を持つことは自立の第一歩だと思うから。たとえ収入になる仕事がなくても、ひとりでどうやっていくかの判断&決断が自分でできるという意味の自立ができていれば収入は関係ないけれど、果たしてそれができているのかなって・・・。

 

ちなみに老後のひとり暮らしに必要な平均額は1500万円が必要だとこの記事に出ていました。

引用:一人暮らしの老後資金いくら必要? by シニア一人暮らし準備

 

アメリカなら1500万円では全然足りませんが、これくらいなら若いうちから計画的に投資&貯金をすればなんとかなりそうですね。

 

と、大きな口を叩いていますが、私は老後のための精神的自立なんてできていませんよ。昔から言うことだけはスケールでかいんです。収入はなんとか暮らしていけるほどありますが、夫がいきなりいなくなったら超絶パニックです。生命保険とかどうしよう、っていうか子供達のお迎え誰が行くの?え、電球切れたんですけど?車買い替えの時期なんだけどどうしよう、などなど、収入以外の面がすべてアウトです。

 

老後 資金 ミゾイキクコ

 

まぁ、その辺は今から強くなるように自分をトレーニングするとして、一番怖いのが老後、特にひとりでボケてしまったとき。子供たちの人生の邪魔になることだけは絶対に避けたいので、まずはボケないように常に頭を使い続けること、そして健康面も気をつけることが大切ですね。だから私は仕事も続けるし、副業やライフワークももっと大きくしていきたいし、エクササイズも欠かしません。老後のお金を貯めるのももちろん大前提。

 

それでもボケてしまったら?私は今回会った大学時代の友人も含め、今後一生ものの付き合いになるだろうなと感じる友人何人かに、私の希望する最期のシチュエーションを伝えてあります。自分の頭で考えられない状態になったら、そのシチュエーションを実現できるように、ぜひ少しだけ助けて欲しいと。もちろん娘たちにも大きくなったら同じ話をするつもり。平均寿命がのび続ける現代で、それぞれが老後について考え、自立を心がけることが、社会貢献のひとつになるはずです。

 

友人のお母さんも異国の地で苦労したのだから、残りの人生を幸せにいきて欲しいな、と思います。

 

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