今回の出張は、出張と言えば聞こえはいいですが、技術系のカンファレンスに出てトレンドを学んで持ち帰るという、とても楽しいものでした。客先と会って交渉、とかじゃないので、日頃の緊張感もなかったので、リラックスした中で身も心もついでに頭の中もリセットすることができました。私と同じ状況で来ている参加者ばかりだったこともあり、振り返ってみると、なんとなくお祭りムードと新しいことを学ぶワクワクモードの入り混じった環境での1週間でした。

 

よい刺激を多くもらって来たので、忘れないうちにこれからの生活指針として決めたことを書き記しておきます。

 

 

新しい技術を常に学ぶ姿勢を忘れない

 

今回の一番大きい収穫のひとつです。7年前にコンサルティング業界を去ってからは新しい技術を学ぶ機会が減りました。コンサルのときはクライアントの要望に合わせて、プロジェクトが始まると同時に知ったかぶりをしなきゃいけなかったので、常に緊張感を持ちながら当たり前のように勉強していました。その緊張感は多くのストレスと家族への犠牲を伴っていたので、その環境自体に戻るつもりはないのですが、だからと言ってまったく勉強しなくていいはずがありません。

 

私はIT系の仕事をしているので、常に進化している技術に追いついていないといけないはずなのに、ここ最近はのんびりし過ぎてしまって、すっかり取り残されてしまいました。今回のカンファレンスで話題になっている技術は聞いたことはあるけれど、内容までは知らないことばかりでした。そして参加者たちはそれらの新しい技術を学びに来ているんだけど、それはそれは活発な質問の内容を聞いていると、ある程度は理解していたり、または仕事である程度使っているようです。

 

私の強みは新しい技術を素早く学んで、それをすぐに実践できることだったはずなのに、すっかりいまの環境に甘えていました。これからは毎日技術系のサイトを読んで、オンラインではありますが大学のプログラムでサーティフィケートを取得しようと決めました。

 

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理解を示そう

 

最初の夜に、サンディエゴの居酒屋でひとりで飲みに行きました。大人気の「まさ」という居酒屋ですが、美味しくて安くてとてもオススメ。

サンディエゴで行ったレストラン6点をまとめてご紹介!

 

ひとりだったのでカウンターに座ったのですが、隣に座った日本人サラリーマンのおつまみの選択がどうも気になっちゃってね・・・。居酒屋でシュウマイと餃子ダブルで頼んじゃうんだ〜とか、勝手に驚いていました。ビールのおつまみにはシュウマイも餃子もぼんやりし過ぎているし、何も飲茶シリーズで攻めなくても。

 

でもよく考えてみれば、私がオーダーした唐揚げとラーメンみたいなデブまっしぐらな選択肢よりも賢いのかも。健康的観点からいえば、アルコール自体にはカロリーはそんなにないけれど、一緒に食べちゃうおつまみが問題なので、シュウマイはよいチョイスなのかもな。新しいアイデアに拒否反応を示すばかりでなく、一歩引いて全体像を見てみる癖をつけようと決めました。

 

・・・居酒屋のシュウマイくらいで話広げすぎですが。

 

近寄りやすさ

 

サンディエゴの方々はフレンドリーで楽しいですね。Uberのドライバーたちが人生語ってくるのは暖かい地方に来るとお決まりですが、サンディエゴの方々はホテルのバーとかお店の人も笑顔がかわいい!スーパーで後ろに並んでいたおばあちゃんが「これは何?」と聞いて来たことから話が始まり、近所に住む友達が癌にかかり、キーモセラピーをやっているのを見るのがつらい、と涙ぐむレベルまで話を続けてしまいました。おばあちゃんがレジ終わるまで、待っててあげたからね、私(笑)。

 

フレンドリーさは伝染するので、私も出張中は元気いっぱいで過ごせました。普段は苦虫噛み潰したような顔つきの近寄りがたい私ですが、この1週間はいろいろな人に話しかけられました。カンファレンスのスピーカーたちと話が盛り上がって、ランチやディナーをご一緒させていただいたこともあり、そうなるとなかなか聞けないような情報も耳にします。仕事上でもプライベートでもネットワークを拡大させるよい効果だと改めて思いました。

 

やはり英語は大切

 

分野にもよりますが、私の従事する技術的エリアでは日本はアメリカより5年から10年ほど遅れている印象です。だから文献は英語に頼らざるを得ないのですが、これは日本人にはなかなか悩ましいところではないでしょうか。私はもともと技術的なことはアメリカで初めて学んだので、ベースは英語であることは本当にラッキーです。日本は少子化に歯止めをかけることができないようなので(その理由は外から見るとよく分かります)、これから世界で競争力を維持、もしくは追いつくのは至難の業です。少数精鋭で、どんどん海外に出て外からの知識を取り入れていくには、やはり英語力は基礎となりますからね。

 

とは分かっていても、私もまだまだ英語で文献を読むほうが時間とエネルギーがかかります。それを面倒がって勉強不足に拍車がかかってしまっていましたが、これからは意識的に知識を吸収して行こうと思いました。

 

サンディエゴ 旅行

 

英語の問題という観点からすると、私はおそらくインプットよりもアウトプットのほうが深刻です。今回出会ったコンファレンスのスピーカーたちは、もちろんその道のエキスパートですが、必ずしもそれだけの経験を伴っているわけではないこともあってですね。彼らは多くの文献を読み、それを自分の知識にするために日々努力してはいるのでしょうが、最後は話力とプレゼン力でぼかしている場合もあります(笑)。経験がないことをさもエキスパートのように話す場合は、オーディエンスの中にその道のプロがいないことを祈ったりするそうですよ。私がそういう口八丁になりたいという意味ではなくて、このくらい人前で話すスキルは得をするということを認識して、その苦手意識を克服する必要があります。

 

言い訳をしない

 

今回は日本からのプレゼンターたちにもお目にかかる機会がありました。彼らはもちろん英語が母国語ではないのでその点は不利なのですが、私が感銘を受けたのはそれでもステージに立つ勇気があること。こんな大きなコンファレンスで話すくらいだからその道のプロであることには変わりありませんが、私だってそういう意味では同じ立場なのに、いつまでも影に隠れたままです。彼らはステージに立つだけでなく、どんどん周りに話しかけてネットワーク作りをしていて、そういう努力を英語力や忙しいせいにしててはいけないと大反省をしました。育児で忙しくたって、勉強はできるし、英語にアクセントがあったって、練習を重ねて人前に立つことはできますから。

 

夫に感謝 

 

いろいろな経験をさせてもらった1週間ですが、その間に子供たちの面倒を一手に引き受けてくれていた夫に感謝しなければなりませんね。私のほうが細かいところに気づいてしまうし、考えるよりも身体が動くタイプなので、普段は私のほうが多くの役割を負っている気分になり、感謝をするよりしてほしいモードだったことを反省しました。心の平穏や経済的安定を保てていることは何よりもギフトなのです。

 

久々にとてもよい出張だと感じました。あとはこのやる気をいかに持続させるかですね。

 

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