先日、アメリカと日本の小学校で大きく異なる点を5つご紹介しました。

アメリカと日本の小学校で大きく異なる10のポイント(前半)

 

本日は引き続き、アメリカと日本の小学校で大きく異なるポイントの後半5つをお伝えします。

私もこんな風にのびのび学校に通えたら、私の神経質も少しは改善されていたのでしょうかねぇ。子供達は毎日学校が楽しそうで、私の子供時代とは全く違って、うらやましい!

給食がない

学校給食がないので、生徒たちはカフェテリアに移動してクラスで同じテーブルに座って食べます。先生が一緒に食べるのは慣れるまでの最初の12週間だけで、あとは自分たちだけで座り、ランチレディと呼ばれるカフェテリアの職員の指導に従います。

カフェテリアではランチを購入しても、持参したお弁当を食べてもオッケー。カフェテリアのランチはピザとかパスタとかケサディラなどの、こってこてのものばかり。でも最近はアメリカもようやく子供たちの食事の大切さが見直され、どのランチを選んでも野菜か果物を2種類加えるように指導されます。それで問題解決のように見えて、取った野菜は一口も手をつけずにそのまま捨てる子供たちも多いので、やっぱり食育は多くの子供達に行き届いてないのが現実。私が日本の小学生だった頃は、給食を全部食べ終わらないと昼休みに入れずに、ずっと一人で食べ続けなければならなかったのですが、アメリカの子供たちにもそのくらいの拷問を与えるべきなのでしょうか。

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セキュリティが厳しい

なんでもゆるそうなアメリカの小学校ですが、子供たちは頑丈なセキュリティで守られています。まず校内に入るのに、たとえ親でも身分証の提示が求められます。そして、登下校はスクールバスや親の車からの乗り降りも、担当の先生の目視なしには許されません。アメリカでは親権のない離婚した親などによる誘拐騒ぎがけっこうあるので、この辺はとても厳しいのです。

夏休みが長すぎる

私のいる地域では子供たちは6月の半ばで学年終了、始まるのは9月の最初の週からです。夏休みは2ヵ月半と異様に長いです。そのあいだに推薦図書のようなものはあっても、日本のように宿題もありませんから、子供たちは遊んで暮らすわけです。長すぎですよね。私の日本人の友達の多くはその長い夏休みを利用して、日本へ一時帰国するので、そういう家庭にはぴったりなんでしょうけど。

アメリカ 学校

ボランティア募集が多すぎる

学校側から毎週のようにボランティア募集のメールが来ます。クラスで本読みをしてくれる親募集、プロジェクトの手伝いしてくれる親募集、クラフト用の紙を切ってくれる親募集、眼科検診をお手伝いしてくれる親募集、となんとも人使いが荒いこちらの学校。それも「ボランティアしてくれる人がいたらラッキー」みたいなスタンスではなくて、スタッフの数が絶対的に足りないので、「ボランティアがもっと集まらないと、このプロジェクトは中止になります」みたいなメールが校長もCCされてまわってきます。そんなプロジェクトを計画したのは誰だよ、とボランティア精神の薄い私は思ってしまうわけですよ。ワーキングママが多いアメリカで、平日11時に紙を切るボランティアなんて、誰ができますかって話。でも何とか時間を見繕ってアメリカ人はボランティアに参加するのだから、見習わないといけません。

ボランティアは人材だけでなく、寄付も要求されます。毎週のようにフエルトが10枚足りない、クレヨンが消耗したので寄付してほしい、などなどすごい量の募集がきます。私もこの前米を一袋寄付してきたばかりです。他にも学期末のクラスパーティーでは食べ物やお金の寄付も暗黙の了解。

シラミがいる

1、2年に一度くらい「クラスでシラミが発見されました」との連絡がきます。一人シラミがいると、クラス中に蔓延するので、要注意。我が家も被害を受けたことがあり、家族全員シラミ退治をしたことがあるのですよ。実家の両親にそのことを伝えると、「戦時中じゃあるまいし!」と笑われましたが、日本でもあるんでしょうかね。私が子供の頃は聞いたことがありませんでした。シラミが発見されると、処置をしないと学校に戻ることができません。

以上10点、日本と異なるアメリカの小学校事情でした。どちらがいいのかは分かりませんが、こちらのほうがのびのびした子供が育つかもしれませんね。

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