アメリカでは家の掃除を外注する家庭が非常に多いです。私の周りでは外注していない家庭のほうが多いのではないかな。日本人の友人は働いていない場合も多いので、外注しない家庭が多い気がするけど、アメリカ人で共働きだとお掃除はお任せです。家にしょっちゅうお掃除サービスのチラシが入ってくるし、口コミ掲示板でも「誰かいい人知らないか?」という問い合わせはよく見かけます。

 

 

我が家はずっと共働きなのに、数年前までお掃除は自分たちでやっていました。私はお掃除サービスが一般的ではない日本出身だし、夫は子供のころ苦労をしたことがあるので、自分たちでできることは自分たちでやろう、と分担してやっていました。私がキッチン、トイレ、お風呂などの水まわり担当、夫はその他全部って感じでした。

 

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お掃除の人を雇うことに決めたのは、2年ほど前に以前の家を売りに出そうと決めたとき。ホコリひとつ、髪の毛一本落ちていちゃいけない緊張感を、共働き夫婦では対処できなくなったのです。売りに出すのですから、毎日家を出る前に掃除はするのだけど、隅々まで週に一度しっかりやってもらって、家を見に来てくれた人にクリーンな印象を与えたいと考えたのがきっかけでした。

 

その甲斐あって、家を売れたのですが、新しい家に移ってもお掃除サービスはしれっと続行。ちなみに価格ですが、私たちは4階だてのタウンハウスに住んでいて、サイズは260平米くらい。こちらの記事で、家の詳細を述べています。

エネルギーのわく家づくりで、集中力アップを目指す!

 

4階は普段あまり使わないので、他の子供達が遊びに来たりして汚れたときのみお願いする形にしています。書斎、キッチン、ダイニング、居間、3つの寝室、4つのトイレ&浴室をしっかり掃除してもらって、80ドル払っています。はっきり言って破格です。競争が激しいので値段は下がってきてるとは聞くけれど、うちの規模だと100ドルは必ず超えるんじゃないかしら。私のお友達のご両親は同じような家で200ドル払っているそうです。

 

お掃除を外注する理由ですが、まず第一に時間とストレスの節約が挙げられます。平日は朝から晩まで仕事に追われる私たち。土曜日は丸一日日本語補習校で潰れ、日曜日はたまった洗濯や料理をまとめてします。そこに無理やり掃除の時間を組み入れるのは、時間的にも大変だし、何よりストレスが溜まります。こんなことで夫婦喧嘩はバカバカしい。金で解決してしまえ!

 

ってのは冗談っぽい言い方ですが、そのお金のことも実は理由のひとつです。うちは2週間に1度のペースで80ドル払ってますが、これを時給に換算すると、おばちゃん2人で3時間かけてやっているので、時給13ドル。私も夫も職場からのお給料は年収でもらっているけれど、それを時給に換算すると13ドルの何倍ももらっています。だから私たちが掃除に何時間もかけると、なんとなく損した気分になるわけ。

 

掃除しない アメリカ人

 

もうひとつ思いつく理由が、掃除の際に使う薬品の影響が少なくなるのかな、ということ。もちろんお掃除のプロが毎日使っても人体に影響のない薬品なのですが、あの匂いを嗅ぐと「健康に悪そう〜」と心配になってしまいます。それを家中に使われるので、私たちが掃除を直接しなくてもある程度の被害はあるのでしょうが、実際それを直に鼻から吸い込みながら掃除をするよりもいいのかな、と。特に私はずっと使用していると、気分が悪くなってしまうので。

 

最後の理由は、やっぱりプロは気が利いて、私たちがやるよりもしっかりキレイになること。私たちがお願いしているクリーニングレディは、もともとシェラトンホテルでクリーニング部門のスーパーバイザーをしていた人なんです。だからベッドメイキングなんか、毎回ホテル並みにキレイにセットアップされているし、もう2年以上お願いしているので、勝手にいろいろ自己判断でやってくれちゃってるのが、かえって助かるんです。新しくシーツを買っといて、でもめんどくさくてその辺に放り投げておくと勝手にセットアップしてくれるし、居間のデコレーションも私のセンスに納得がいかないと勝手に直されています(笑)。好みはあるでしょうが、私たちにありがたいおせっかい加減。

 

日本では、お掃除の外注は部分別で、値段が張ると聞いています。お値段のこともあるけれど、「自分の家くらい自分で掃除しろ」みたいな信念が未だあるのかな、と。お掃除にかける毎週の3時間を、家族サービスや自分磨きに使うことは、逆に理にかなっているのでは〜、と自分に言い聞かせ、今日もピッカピカの家でお掃除サービス代を稼ぐべく週末勤務を頑張っています。

 

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