私は現在アメリカの首都まで通勤圏内の郊外に住んでいます。毎朝多くが首都もしくはその近くまで通勤していますが、パッと見た限りのどかでキレイな田舎です。そんな見た目は田舎なのに、家の値段はものすごく高い!どうしてかと言うと・・・、金持ちばかり移り住んできているから。

 

 

こちらは毎年発表になる、カウンティ(郡)別の住民の平均年収が高い順のランキングです。

 

List of Highest Income Counties in the United States

 

よく見るとバージニア州やメリーランド州を含む首都近郊の郡が多くを占めているのが分かりますね。首都はもちろん、ニューヨークやサンフランシスコなどの大都市が上位に入っていないのは意外でしょ?

 

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多くのアメリカ人は郊外に住むのが通常です。お金があればできるだけ都市部に近い郊外に住みますが、最近では少し離れても学校のランキングが高いエリアとか、治安に問題のないエリアなど、距離はあまり関係なくなってきたように思います。昔に比べて、テクノロジーの発達と社会のトレンドに伴い、自宅勤務をするアメリカ人が増えたからというのも、要因のひとつです。

 

傾向として、独身、もしくは子供ができる前は都市部に住み、それ以降は環境と治安を優先して郊外に引っ越す人が多いです。アメリカの不動産選びの3大原則というのがあって、それは「Location, Location, Location」。つまり場所が何よりも大事ということ。どんな立派な家でも、治安もスクールシステムも最悪なエリアだったら、誰も住みたがりません。

 

私の友人はフロリダ州から私の住む州に引っ越してくる際に、子供たちを行かせたい学校をすでに絞っていました。ただその学区はものすごく人気があるので、誰も出て行かず、家を見つけるのが至難の業。だからフロリダから常にネットで家を探していて、ある日一軒の空きが見つかり、すぐに購入の手配をしました。その家の近くに住む知り合いや不動産屋さんに見に行ってもらって、写真も送ってもらいましたが、彼女たちが実際に見に行くことはなかったのです。まぁ、これは極端な例ですが、そのくらい場所が大事だということですね。

 

アメリカ 住宅事情 郊外 都市部

 

それでも大都市のど真ん中に住んでいる家族ももちろんいます。ただ彼らはとーっても裕福で、都会なのにそこらへんの郊外の家よりも全然大きな家に住んでいて、そういう人たちが集まるエリアは別世界。そんじょそこらの公務員(←私みたいな)は一生住めません。

 

都市部だと逆に治安が悪かったり、学校のランキングが低くて私立に通わさなければならない場合が多いかな。先ほど述べた裕福な人たちは私立にお子さんを通わせるので、結果として都市部の治安と学校は低下の一途をたどることになるのです。夜ひとりで歩けないエリアは都市部に集中します。

 

でも都市部に住むお友達のライフスタイルもやっぱり憧れてしまうのが本音。好きなときに出かけて深夜でもオシャレなレストランにありつけて、タクシーもすぐ見つかるし、通勤も便利。彼らは「郊外に住むのは無理」と言い切っていますが、それも納得。私も、子供がいなかったら、きっとこう言うライフスタイルを満喫していたはず。

 

都市に住む友達がオシャレなバーやレストランで楽しむ一方、郊外に住む私たちの夜の過ごし方はホームパーティーが多くなります。なぜかというと、レストランは10時とかで閉まっちゃうから(笑)。郊外でスペースに余裕のある家に住む人が多いからこそ、何家族かをまとめて呼んで、夜中までどんちゃん騒ぎをします。ホームパーティーなんてカッコつけちゃったけど、要するにただの家飲みです。

 

だから郊外には多くのインテリア小物や食器類などを扱うお店があるのかな。ゲストをもてなすことが大好きなアメリカ人だから、それ用の小物のショッピングが大好き。我が家も先日チーズを並べる用のプレートとナイフを購入しました。ゲストは来ると同時に(待てずに)飲み始めるので、ご飯が出る前にチーズやグレープをつまんでいてもらうのです。今まで普通の大皿で代用していたのですが、各自でチーズを切るときにキーキーうるさいので、それ用のに買い換えました。

 

話がそれてしまいました。ちなみに私の住むエリアの家の大きさですが、正式な統計を探したのですが、見つかりませんでした。でも周りを見回して感覚的に3000スクエアフット(279平米)くらいかな。大きいですよねー。上には上がいて、長女の同級生のお家は5000スクエアフット(465平米)でした。置いてあった高そうなガラスの壷は割れるだろうけど、家の中でサッカーができます。そういうサッカーができそうな家に住んでいる人は、私のエリアでは全然特別じゃなくて、普通〜にいるのが裕福な郊外の特徴。ご参考までに我が家は2800スクエアフット(260平米)です。絵に描いたような中流家庭ですよ。

 

アメリカ郊外暮らし vs 都会暮らしを、私独自の視点からご説明してみました。あなたなら、どちらを選びますか。

 

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