出張でカリフォルニア州のサンディエゴに来ています。とあるコンファレンスに参加して、そこでめぼしい技術を私が働く機関に紹介するのが目的です。責任重そうでしょ?聞こえはそうですが、毎日楽しすぎて帰りたくありません。

 

何が楽しいって、旅はいつでも私たちの生活をリセットしてくれるので、その切り替えがなんともありがたいのが一番。毎日忙しいわりにダラダラやっていた仕事を見直したり、一生こんな生活なのか、と落ち込んでいた私に喝を入れたり、とにかく普段の生活に対する見方をリフレッシュできるきっかけになるのがありがたい限り。もし日々の生活で行き詰まっている皆さん(特にママさんたち)も、1日2日でもいいので、日常から離れてみるといろいろ見えてくるものがあるのでオススメ。

 

今日は私の物事の見方をリセットしてくれたちょっとした出来事を5つご紹介します。

 

 

一生青春一生勉強

 

普段の激務を終えて夜中の便に乗り、到着したサンディエゴ空港。空港からホテルまでのシャトル内で出会ったのが、私が参加するコンファレンスでスピーカーとしてして参加するベルギー人のインストラクターでした。このコンファレンスは毎年のように参加するそうで、そのたびにスピーチをする彼。見たところ、けっこうなお歳なようなので(失礼!)、普段の生活もあるだろうにどうやって最新の技術情報を学んでいるのかと聞いてみると、忙しい合間をぬって常に本やウェブサイトを読んでいると言います。そんなの私だってそれだけの時間があったらやってるよ、と言い返したくなったのをぐっと抑えて考えてみました。だって・・・ほんとにそうなの?

 

私はトイレに行く時間すら惜しんで育児と仕事に励んでいると自分で思ってはいるけれど、ところどころ遊んでいるのも事実。たとえば仕事が暇なときは日本での一時帰国の際に遊ぶ場所探しに余念がないし、毎朝メイクをするときや自宅勤務のランチタイムにトレッドミルでランニングするときは、どうでもいいYouTubeを見ています。こういう時間は一日1時間くらいかもしれないけれど、これが1ヶ月になったら本1冊くらいならオーディオブックを駆使すれば読めちゃうはず。

 

高校を卒業するときに、担任の先生が「一生青春・一生勉強」と書いたのを思い出しました。忘れちゃいかんな。

 

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自分に厳しく、でも他人には優しい目で

 

今回乗った飛行機は悪名高いユナイテッド。去年にオーバーブッキングのために引きずり降ろされた乗客の映像が公になってから、窮地に立たされたユナイテッド。私もそのときは鼻息荒く「絶対ボイコットする!」と公言していましたが、私の住むエリアからはどこへ行くにもやはりユナイテッドが一番便利・・・。そして今回もしょうがなくユナイテッドを選びました。すみません、私はそこまでの意志しかない女なのです。

 

こんな感じでまったく期待していなかったユナイテッドですが、スタッフの皆さんが頑張っている様子がうかがえて、ちょっとだけほっこり。機内で白ワインのシャルドネをオーダーしたのですが、それが売り切れなことが判明。「ごめんなさいね。ソーヴィニヨン・ブランしかないわ」と渡され、「そのお詫びに代金は私たちが負担しますね。」と言われました。あらら、すみません、別にどっちでもよかったのに。

 

私は比較的自分に厳しいほうだけど、その分他人にも厳しいところが改善点としてあります。今回もユナイテッドには厳しい目を向けるばかりだったけれど、こういう小さな努力を見逃さないようにしないとなと思いました。タダでワインが飲めたからってわけじゃないですよ!

 

遊んでばっかの自分に喝

 

私が使っているクレジットカードでは空港のラウンジが利用できるので、時間に余裕のあるときはラウンジで待機することがあります。今回のラウンジは飛行機が出発するターミナルとは違ったのだけど、時間が1時間以上あったので楽勝と踏んで、ラウンジでダラダラと遊んでいました。

 

飛行機が出発するターミナルまでシャトルで10分くらいかと思い、20分ほど前にラウンジを出たのですが、私としたことがシャトルを乗り間違えるという失態。しかも2回も!全力で走って飛行機の搭乗口にたどり着いた頃には「最後の乗客がやっと来たわ!」とグランドホステスの方々に呆れられる時間でした。

 

なんだか最近はダラダラしちゃって、仕事でもサボることばかり考えてしまう毎日でした。今回の遅刻はそんな自分に喝を入れるきっかけになったかな。普段の仕事を十分すぎる以上こなしてからこそのんびりするのが筋なわけで、特に英語が苦手な私はそういう哲学で仕事をしていたはずなのに、最近はそいう緊張感を失っていました。

 

意味のある出会いを潰さない

 

やっと乗り込んだ飛行機で、私の座席の後ろに座った人はお互い知り合いではなかったはずなのに、話が盛り上がっていました。ひとりはけっこうなお年の男性で、もうひとりはおそらく20代の若者でした。同じ分野で働くふたりはその話で意気投合し、年上の男性(どこかの会社のCTOだそう)は人生のあれこれをおもしろおかしく語っていました。

 

飛行機が到着する頃、ふたりは連絡先を交換して、若者のほうが言いました。「あなたとここで出会えて話が聞けたことは僕の人生で意味のあることだった。あなたとここで出会えてほんとうに光栄でした。」と。

 

出張 外資 海外

 

私は人見知りな性格なので、知らない人と話が弾むことがあまりありません。と言うか話が弾むふりをすることは比較的得意なんだけど、その会話が苦痛でもあるので、新しい人と知り合えるような大きな集まりは全力で避けます。でもそういうのは、自分の人生に影響を与えてくれるような人たちとの出会いも潰してしまっているのかな、と反省しました。

 

お金の参照点を戻す

 

飛行機の中で「お金持ち生活のつくり方」という本を読みました。内容は30分くらいで読めちゃう簡単なものだったのですが、その中でひとつだけ確かにそうだなと改めて思った内容が「お金の参照点が人生で変わること」。要は学生の頃は三千円の飲み代がものすごく高く感じたはずなのに、働き始めて収入が増えるに連れて、その同じ三千円は大したことないように感じ、いとも簡単に出費してしまうということ。これが人をお金持ちにさせなくしてしまう最大の要因ということです。確かに!

 

私も金銭的に厳しい時代が何年もあって、その頃は20ドル札を使うのも恐る恐るだったのに、今となっては100ドルくらいならいとも簡単に使ってしまいます。もちろん庶民の私からしたら100ドルは依然高いと思うのだけど、悩む時間がもったいないと感じるのがその理由。庶民のくせに何言ってるんでしょーね。そうやって簡単に使うようになったせいで、結局無駄になってしまう出費がとても増えました。これは本当に直さないといけないと思いました。

 

まだコンファレンスが始まってもいない段階でここまでの気づきがあったのはありがたい限り。これからもう少し気を引き締めて暮らしていくきっかけになったことをありがたく思います。

 

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