ツイッターで大きな反響を呼んでいる動画ですね。シカゴ発ケンタッキー州のルイスビル行きのユナイテッド航空の飛行機でオーバーブッキングが起こり、翌日の便に乗ってくれるボランティアが現れなかったため、ランダムに4人が選ばれ、そのうちのひとりが拒否し、空港警察に飛行機の外に力ずくで出されるというニュースでした。下のCNNの記事で動画が観れますが、かなりショッキング。

 

CNN – Passenger dragged off overbooked United flight

 

 

飛行機に乗る際には乗務員の指示に従う義務があるので、飛行機から降りるよう指示されたら、ルール上従う必要があります。記事によると、この拒否した乗客が医師で、翌日に患者に会わなければならないと本人は言っていたようですが、ルール上は降りる必要があるわけですね。

 

ただもう動画での様子がひどくて、目を奪われますよ。動画の録りかたもあるんでしょうが、有無を言わせず力ずくで男性を座席から引っ張り出し、通路を引きずって運び出します。最終的にはユナイテッド側のミスか何かで、男性は顔中血だらけになりながらなりながら、戻ってくる様子がこれまたショッキング。

 

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その男性がたまたまアジア人だったこともあり、現大統領が起こした一連の人種差別物議の一環で、そういう見方をする人も多く、それも炎上の要因。

 

私個人の考えですが、私は実は航空会社に何の期待もしていません。出発地点から到着地点まで安全に運んでくれるだけの期待しかしません。今読んでいる認知療法の本にも載っていたのですが、相手の行動に対して自分なりの基準を当てはめると、相手にフェアではないし、何よりも怒りが湧いてきて自分が辛いんです。だから日本人である私からすると、航空会社には丁寧な対応をして欲しいし、できればフライトアテンダントさんたちからも優しく声をかけてもらえたら嬉しいけれど、西洋の航空会社ではサービス基準が全然違うので、日本のレベルを期待するだけ無駄かつ不公平。ぶすっと飲み物出されてこぼされても、それが彼らにとっての普通なんだと言い聞かせて、すぐに忘れるようにします。そういうスタンスで、毎週の出張も何年間も乗り越えてきました。

 

ユナイテッド オーバーブッキング

 

ただ・・・、何かここまでくると行き過ぎですよね。航空券も年々安くなり、大変なのも分かるけど、人間として間違ってるでしょうレベル。少なくとも先進国の国内線で見るべく光景じゃないですよ。この乗客がボランティアを拒否する理由があるんだったら、それを乗客にアナウンスして、他に代わってくれる人を選んだら?それかボランティアで払う金額が800ドルくらいじゃなくて、生涯どこへ行くにも航空券無料くらいのサービスしたら?そっちのミスなんだし?

 

自由さと、風通しのよさと、おおらかさが大好きなアメリカですが、最近は欠点ばかり目についてしまういます。私が変わったのか、アメリカがさらに住みづらくなったのか、何なんでしょうね。

 

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