先日母の日が終わったかと思ったら、あと1ヶ月もせずに父の日がやってきます。母の日に押されがちで、存在感という観点では二の次な父の日ですが、育児の観点ではお父さんはお母さん同様に大切な存在ですね。
日本ではサラリーマンが忙しいので、どうしても育児はお母さんに任せがちですが、アメリカではお父さんも積極的に育児に参加します。学校のイベントにも参加するし、誕生日パーティーも開催するし、子供達に毎晩宿題だって教えます。だからこそこちらの子供達はお父さんが大好き。もちろんどの子も反抗期はありがちですが、結局は親の元に戻ってくるものです。
今日はそんなお父さんの育児参加がもたら7つのメリットをお話しします。
目次
違う観点から物事を教えられる
お母さんだけだと、何事もお母さんだけの視点から見ることになりますが、お父さんが加わることによって違う見方を物事に対処できることが増えます。これは育児に関わらず、どんな話し合いでも異なる視点をぶつけ合うことによって、お互いの視野が広がり、人間的にも成長しますよね。
例えば我が家ですと、私が感情的に「あの先生ひどいよね!」と文句を言う横で、夫は「どうしたら今の状況を解決できるか考えようよ」と理論的に家族を率いようとします。もちろん状況が違えば、私の方が冷静でいることもあるので、立場が逆転したりもするし。
同じニュースを家族で見ていても、私と夫では意見が異なることが多く、それを子供を含んで話し合いをすることがよくあります。別々の観点から物事に立ち向かうからこそ、子供達の視野は広がるわけ。
イギリスの大学の研究によると、両親が育児に積極的に参加した家庭の子供はI.Qが高いそう。それもこのように色々な角度から物事を見る練習を長くしているからこそかもしれませんね。
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子供達の逃げ場がある
私も夫も子供たちをしつけの一環で叱ることはありますが、同じことで同じ時期に叱らないようにしています。例えば、私が日本語学校の宿題で子供達に厳しく接している時は、夫は「終わったらアイスクリーム食べに行こう」と子供達の笑顔を引き出すし、逆パターンももちろんあり。これがあるからこそ、1日の最後にはリラックスして眠りにつくことができるのです。
お父さんを自慢できる
先月、Take Our Daughters and Sons to Work Dayというイベントに参加した記事を書きました。
このイベントのようにお父さんが積極的に育児に参加するからこそ、お父さんの職場を見ることもあるし、難しい宿題をさっと解いてもらうこともある。そんな自慢すべき尊敬すべきお父さん像は、一緒に時間を過ごすことによって、固まってくるものです。
こちらでは大人になってからもお父さんと仲良しというパターンは多いですが、それはこの辺の積み重ねから来ているのでしょう。
話題が多岐に渡る
お父さんとお母さんは興味も得意分野も違うことが多いでしょうから、両親が家に居る時間が長ければ、倍の量の話題に触れることになります。我が家ですと、私は日本のことなどの話題を得意としますが、夫は私がまったく興味のない政治なんかの話題を子供とすることになります。だから今では私なんかよりも、小学3年生と2年生の娘たちの方がよっぽど政治に精通していますよ。先週もいかにトランプに大統領になってほしくないかを説明されました。そうね、政治に興味のないママも、さすがにそれに関しては同意見。
多岐にわたる話題に触れることによって、子供達のコミュニケーション能力や社会性は高まるでしょう。どんな状況や話題でも、対応する訓練が毎日行われるわけですから。
多くの愛情を感じ、心が安定する
アメリカではお父さんも学校の行事にしっかり参加します。学校の発表会で、お父さんが参加しない方が珍しいんじゃないかな。その他にも平日に休んでクラスボランティアに参加したり、それが無理でも夕方には子供達を外に連れ出してくれたり。
そうやってお父さんが自分たちに時間を注いでくれるのを見る子供達は、お父さんによる愛情もしっかり堪能することができます。自分が大切にされているんだと、自分のことを愛してくれているんだと、認識する機会が増えれば、余計な心配はせずに、安心して勉学にも運動にも励めるというものです。お父さんがいつも一緒にいてくれれば、愛情ホルモンもたくさん出るそうですよ。
ママの負担が減り、リラックスした環境で育つ
育児は大仕事ですから、お母さん一人で担当するには本当に大変。朝一番に起きてご飯を作り、自分も仕事へ行き、午後にお迎えをし、夕方ご飯を作り、おふろに入れ、洗濯を済ませ、、、って書いてるだけで疲れてきちゃった。そんなあっぷあっぷの状態だと、お母さんはどうしてもピリピリしてしまいます。でもお父さんがしっかりと育児参加していれば、それだけでお母さんの精神的な負担は激減するのです。
我が家では、やはり細かい部分は私の方が気がつくので、家事の分担は若干私の方が多いかもしれませんが、夫はそれをわかっているので、精一杯ご飯を担当したり(いつもグリルになっちゃうけど)、洗い物をやってくれたり、「何か手伝おうか?」と声をかけてくれます。それだけで私は救われて、笑顔が増え、子供達にピリピリすることもなくなるのです。
そんなパパとママが助け合う姿を見て育った子供は、自然とそういう協力体制が組めるような頼もしい旦那さんを見つけようとするでしょうから、幸せな結婚生活が送れるはずです。それ以外にも、将来社会に出て、チームワークがどういうものかを理解している子供たちは、そのチームワークにおいてリーダー的存在になれることでしょう。
教えられることが増える
お父さんとお母さんでは得意分野が違いますから、両親揃えば教えられることがぐんと増えますよね。私は子供達とクッキングをしたり、工作をするのが好きですが、夫はサッカーや水泳など体を使ったことを教えます。これは本当に助かる!カナヅチの私は、どう頑張ってもクロールを教えることはできないですからね。
アメリカでの統計によると、父親不在の家庭では、飲酒・喫煙、犯罪率などが上昇する傾向があり、成績にもネガティブに影響するそうです。だからこそ、お父さんが育児に積極的に参加するというよりも、責任を負うことは必要不可欠なのです。
ひとまず、パパの育児参加を促す第一歩として、父の日にバラを贈ることから始めてみましょうか。
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