一時帰国からのホームシックから立ち直るのに最低2週間かかります。日本を出て20年になりますが、未だにまだまだ慣れず、いっそ里帰りなんてしないほうがいいんじゃないか、と思ったりします。このホームシックを少しでも軽減するために、私は日本を発つ数日前からマインドセットを行います。その一番の方法は、どうしてアメリカに住みたいのかを自分にしっかり思い出させること。今日はどうして私がアメリカに住み続けるのかをご紹介します。
目次
人々がいい意味でドライで、仕事がしやすい
これがアメリカ暮らしを続ける一番の理由です。アメリカ人は個人主義で、それはいい面と悪い面があるのだけど、そのドライな感覚は仕事をする上では楽だな〜と感じます。日本でOLをやっていた頃は、仕事そのものは簡単なのに、いつも人間関係で面倒な思いをしていた気がしますが、こちらではその辺の面倒さがかなり軽減されました。多少クセがあってもうまい具合そのその辺をスルーしてくれる柔軟さと、いい意味でほっておいてくれる自由さは、北米特有なのかもしれません。
アメリカでワーキングママをするのは物理的な苦労は増えるけれど、仕事はオフィスを出た途端にサクッと忘れられるレベルなので、仕事を続けやすくて気に入っています。これが日本だったら仕事上の面倒くささも倍増、それが満員電車でさらに倍増し、と4、5倍の大変さかもしれないですものね。
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スペースがあるので、イライラしない
日本は国土が狭く、人口密度も高いので、常に周りに人が居る気がしていました。日本在住だと混んでいる場所でぶつかられることにも慣れているのでしょうが、やはりアメリカが長い私にはちょっとしたストレスでした。いや〜、ぶつらないように努力しようよ、それでもぶつかっちゃったら謝ろうよ。
それは駅や空港だけでなく、狭い家の中で常に近くに人がいるのは、慣れてない私にとってはストレスになります。実家の家族は私たちにとてもよくしてくれましたが、やっぱりたまに一人になる時間も精神衛生上必要でした。帰国後1日目の朝ごはんは広いデックでのんびり食べましたが、鳥のさえずりしか聞こえず、癒されました。
18年も住むと英語の方が楽な場面が増える
私はまだまだ日本語の方が得意ですが、小さな会話だと英語の方が楽だと感じる場面が増えました。メールで一言聞きたいとか、周りの人にちょこっと質問したいとか、学校に意見を言いたいとか、そういう場面だと特に英語の方がもう楽かもしれません。そういう細かい場面でさえ英語が出てきてしまうのだから、仕事関係となると、逆に英語しか話せません。日本では専門的な知識を持って仕事をしたことがないので、一般常識の挨拶までしかオフィスで通用する日本語は話せなくなってしまいました。
子供達の教育における信頼度が、日本と同じくらいある
今回子供達を日本の小学校に通わせたので、日本の小学校の素晴らしさはよく分かりましたが、実際アメリカの学校も多くにおいて信頼をおけます。学校側はレーティングに影響するテストのスコアに神経質で、しっかり勉強させるし、いじめに対しても目を光らせています。もちろんアメリカもパーフェクトではないけれど、それは日本も同じこと。発展途上国ならともかく、日本とアメリカという先進国に住む以上、アメリカ vs 日本の学校選びはただのPreferenceなのです。
もともと日本が苦手で飛び出したので、日本に戻るのも怖い
私は日本の窮屈さと、男尊女卑だと思われる側面がどうしても我慢ならずに、20年前に日本を出ました。それは若気の至りだった部分もあるので、今となっては日本の守られているような良い部分にもしっかり目が行くのですが、その時に積み重ねたネガティブな感情というのは根強いもので、未だに移住を考える際に不安な要素になります。またお茶汲みさせられたらどうしよう、セクハラされたらどうしよう、女のくせに意見しやがってって目で見られたらムカつく、などと、心配な要素は多くあります。私は日本人なので、理屈なしに日本に住みたいと思うけれど、それと同時に生じる問題点を完全に無視できるほど、私は図太くありません。
うん、こういうことを考えてとりあえずはアメリカで頑張って行くんだ。そして、夫か私が日本で働く機会を得ることがあったら、その時に改めて自分自身に向かい合えばいいんだ。ホームシック、乗り越えている最中です。
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