リオデジャネイロオリンピック、盛り上がっていますね!今回は日本の選手たちの活躍が目覚ましく、次から次のメダルを取り、ニュースから目が離せませんよ。身体が小さくてスタミナの面では不利な日本人ですが、その細やかな性格、すばしっこさ、綿密な作戦を生かしてメダルを取るのが、本当にすばらしいです。
日本の選手たちがメダルを取ると、彼らの家庭環境だとか、幼少期の様子などに焦点が当てられ、テレビで特集されます。ご両親が相当の苦労をされて、彼らも遊ぶ暇なく練習に精を出し、という美しいドラマを見るたびに思い出してしまうのが、私の小中学校時代です。あの頃はスポーツができるできないが、クラスでの位置関係に一番大きな影響を与えていて、それは意地悪やイジメにも直結していたっけ。私にとっては苦い過去でした。でも、私も彼らみたく、幼少期から運動能力に長けていて、っていうか、運動能力を伸ばすための環境があったら、私の小中学生時代は違っていたのかな、なんて。
今日は私が特別な感情を抱く、イジメについてお話です。
イジメのきっかけって実は小さなことなのです。運動ができずにノロマ、太っている、言うことが変わっている、などなど、まったくたいしたことのないことばかり。私の場合は転校生でもあったし、「声が高くてぶりっ子」というのが理由でした。運動ができなければ練習できるし、太っているのならダイエットできるけど、声質だけは持って生まれたものですから、どうやったって変えられないですよ。
一度イジメの対象になるとどうなるかというと、こんな感じ。
- 小中学校は村社会で、それが人生&社会のすべてなので、逃げ場がない。
- 次は何されるのかと、周りの目を見ていつもビクビク。
- 健康が侵される。私は毎朝脂汗をかくほどの腹痛でした。
- 恥ずかしいので、親にはイジメの事実を言えない。
- 大人になってからもトラウマで、その後の人格形成に影響する。
ひどいものでしょう?イジメるほうは何気ない気持ちで、暇つぶしだとしても、イジメられるほうにとっては命を絶ちたくなるほどの毎日です。よく「イジメる側の子供たちの心の闇にも焦点を当てないといけない」という人がいますが、私から言わせてもらえば、そんなのイジメられる側の何万分の1くらいの辛さですよ。ひどい家庭環境なんかがあったとしても、学校でクラスメートの人権無視してイジメて発散してるんだから、イジメられてる側と同レベルで見てもらっては困ります。
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ちなみにアメリカでもイジメはあります。日本のほうが若干陰湿な感じはしますが、子供ってのは残酷で、下克上も日常茶飯事ですから、世界共通なのでしょう。長女が参加した、私の職場の子供向けのイベントでも、おまわりさん達から、「Stop Bullying」(イジメ撲滅)の講習を受けていました。今はSNS上でのイジメなんかも横行していて、事態はさらに複雑なのかもしれません。
時々、自分が子供のころイジメられた体験を思い出して、あの頃何か手立てはあったんだろうかって考えるんです。たとえばこんな感じ。
- 特技を身につける。オリンピックの選手になれるほどとは言いませんが、運動会や体育の授業で注目を浴びるレベルの運動能力は、習い事などで親の協力があれば、比較的簡単にできたかもしれません。
- 相手にしない。でもこれは相手にしないからと言ってイジメがなくなるわけではなくて、自分の心の中で線引きをするだけの話だから、小・中学生には難しい。
- 親や先生に助けを求める。でもこれは逆効果になる場合もあるので、注意。うちの場合は親もおとなしかったので、きっとヘルプにはならなかっただろうな。先生に関しては、私の場合、先生自身がもうひとつのイジメだった。
- 登校拒否。今考えると、これが最善の方法だったと思う。中学に通わず、高校も定時制に行き、猛勉強して大検を受け、いい大学へ通う。でもこの方法は、理解と勇気ある親の多大なる助けが必要になりますね。子供の経験と知識だけでは、この方法は思いつかないもの。
もし私の子供たちがイジメを受けたらって時々考えるんですよ。私と同じ経験だけは、絶対にさせたくないですからね。私だったらまず校長に激しく抗議をして、一緒に問題解決を試みるかな。毅然とした態度で折れない姿勢を見せれば、学校側は面倒を起こさないように渋々だとしても対処しようとしますから。
もうひとつは、子供たちとの家庭内でのコミュニケーションを密にして、なんでも正直に話してもらえる努力をします。子供たちの言うことに対して、ジャッジすることなく耳を傾け、聞き役に徹します。そしてそんなくだらない村社会は今後の人生において絶対的に無意味であること、そして自分に合う場所を見つけ、そこに将来定住すればいいことを、自身の体験談も含めて教えてあげるつもり。
活躍するオリンピック選手の話から、かなり飛躍しましたが、昔のことを思い出していろいろ考えてしまったので、文章にしてみました。
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