先週は長女の誕生日だったのですが、今年のプレゼントは病気の子供たちに寄付をする、と本人が言い出しました。もともと物に執着しないタイプで、何か買ってあげると言っても、無理やり鉛筆一本とかおねだりするタイプだったので、いつかこの手のことを言いだすんじゃないかとは思っていたけど、まさか小学生で誕生日プレゼントを諦める決断をするとは予想外!
寄付自体はオンラインでチャチャっと済ませることができて、あっけなくもあったのだけど、それを終えた後は何だか家族みんなでとーってもいい気分になりました。私も夫も自分の誕生日には無理にプレゼントを買うのでなく寄付をしようか、という話さえしました。それを聞いていた次女が、「でも私の次の誕生日に関しては、半分のお金でシルバニアファミリーの人形、残り半分を寄付じゃだめ?」と提案。ずる賢い!
目次
長女の寄付先
長女はどこへ寄付をするのか悩んだ挙句、病気の子供たちがいる小児科病棟への寄付をすることにしました。そこはオンラインでクレジットカードで寄付できるので楽チンだし、どのようにお金が使われるのかの例が書いてあったので、子供にも分かりやすかったので、とても気に入ったから。
たとえば25ドル寄付すれば入院する子たちのためのウェルカムバッグを用意できる。50ドルだとCDプレーヤーが個室に買える。100ドルでは個室に小さい冷蔵庫が置ける。250ドル出せれば教育のために使用するデジタルカメラを購入できる。などなどが例でした。
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本当は日本の小児科への寄付に興味があったのですが、アメリカほど簡単じゃないんです。まず郵便振替って時点で海外在住組はアウト。なぜクレジットカードで寄付ができない??あと使い道も明記されていなくて、長女は「日本の病院への寄付は時間かかりそうだから、来年までの課題にして、今年はアメリカの病院に寄付しよう。」と結論を下しました。
子供たちにバースデー寄付をオススメする理由
社会における責任を理解させる
アメリカは寄付文化が発達しているので、富んでいる人が社会に経済的貢献をする仕組みが出来上がっています。アメリカに行くと美術館や図書館に寄付をした人の名前が明記された装飾品を目にします。寄付の伝統はもともとは宗教的な概念の元に発展した文化ということもありますが、それでも一番大きいのは社会的なニーズを自分たちで満たしたいという個人が集まっている国だからというのもあるかな。日本では富の分配は政府の仕事という感じがまだまだあるけれど、アメリカはいい意味でも悪い意味でも超個人主義で超絶資本主義なので、富の分配も自分たちの仕事と捉えられます。
それを小さいうちから分からせることは、わがままな大人にならないためにも大切なことですね。
思い出に残る
長女は初めて自分で寄付を決意して、それを誕生日に実行したことを一生忘れないでしょう。みなさんは10歳の誕生日に親から何をプレゼントしてもらったかを覚えていますか?
不要なガラクタを溜め込まずに済む
親心でどうしてもいろいろ買い与えてしまうのですが、実際そのおもちゃにはすぐ飽きてしまったりしますよね。数ヶ月前の次女の誕生日には160ドルくらいするクソ高いシルバニアファミリーのドールハウスをねだられて買ってしまいましたが、遊んだのはおそらく数日とか?そのあとは存在感たっぷりの大きなドールハウスが入口のドアの近くに鎮座していて、それに足の小指をぶつけたりしてイラついたりしています。
だったらその要らないおもちゃを寄付するのはいかがでしょう。あまりに使い古されたものはダメですが、丁寧に使用されたおもちゃだったら受け取ってくれる団体は多くありますよ。
黄金律(Golden Rule)
いいことをすれば自分に戻ってくるという教えですね。日本語のことわざでいうと、情けは人のためならず、かしら。
どのような形で戻ってくるかは人それぞれでしょうが、私は寄付をしたあとのなんとも言えないいいことをした感だけでも、寄付の価値はあるかな、と思いますよ。自分に自信を持てないときもあるけれど、人のために何かをすることによって、私も人のためになってるじゃん、と自分を包み込みたくなる気分が芽生えます。
税制優遇措置
日本の仕組みがよくわかりませんが、アメリカでは寄付をするとその分は税金控除の対象になります。だから寄付をしたあとはレシートを取っておいて、年末の確定申告で申請するようにします。前述のとおり、アメリカ人は政府に富の分配を任せるよりも、自分が協力をしたい分野に自分が決めた額を個人で寄付をしたいと考えます。政府自体も富の分配は個人に任せている部分があり、そのために税の優遇措置をしているわけですね。
いかがでしたか。バースデー寄付は、今後我が家の伝統になりそうです。
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