数日前の朝、いつものように通勤バスに乗っていたのですが、なんと停留所を3つも寝過ごしてしまいました。今までもバスで寝てしまうことはよくあったのですが、なぜか降りなきゃいけない停留所の前でシャキッと目が覚めていたのです。でもその日はよっぽど疲れていたのでしょうね。ちなみにその日は、私自身の誕生日。でも子供たちの学校が始まったり、私の仕事も忙しい最中で、家庭内のイベントもあったりして、とにかく全てを問題なく終わらせようと躍起になって寝不足になった結果でした。
だいたい自分の誕生日なのに、自分以外のことでこんなに忙しくて、しかもバス乗り過ごして20分も歩いてオフィスに戻るって、何なの(怒)?しかもその時刻は早朝6時半(疲)。
目次
生き急いでいた昔の私
今も十分忙しそうに見える私ですが、実は大昔独身だった頃はもっと大忙しに自分を追い込んでいました。育児も学業もなかったワケだから、今考えれば何を忙しく頑張っていたんだろうって不思議なのですが、たぶん夢や目標や貴重の経験を持たなければ人生生きてても無駄、みたいな強迫観念からだったのでしょう。その経験には遊びも入っていて、朝から夜まで普通にOLをして、夜はたまに飲食店でバイトをして、それからそのバイト仲間たちと朝まで飲みに行って、そのまままた会社に向かったりしていました。「こんなことができるのも今だけだから」って自分に言い聞かせて、疲れていても経験のためにどんどん外に出ていました。
そんな風に遊んでいる最中にも、「将来は〜になる」って野望を次々に持っては、勉強に励んでいたっけ。それは菓子職人だったり、日本語教師だったり、海外就職だったり、公認会計士だったり、とにかく、目標がない時期が恐ろしかったのを覚えています。だから私には腰を据えて深い話ができる友達もできなかったし、ブログに書けるような一つのことに対して時間をかけて考え抜いた思考もまとまりませんでした。とにかく作業をすることが優先事項だったから。
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転機
そんな私に転機が訪れたのが出産でした。子供と時間を過ごすって、どうしてもスローダウンせざるをえないんですよね。ミルクを飲ませている間に読みたかった本を読んじゃおうと思っても一生懸命飲む赤子に目を奪われまくりだし、一緒に散歩してても道端に落ちているどうでもいい落ち葉とかを拾うために無駄に時間かかるし。でもそれに慣れてきて、注意を払ってみると、今までどうしてこんな素晴らしいものに目を留めることすらなかったんだろうって驚いちゃいます。
子供たちと夜ベランダに座りながら何度も見つけた流れ星、絵の具では見たこともない色をした野の花、クマのプーさんの形をした雲、子供は何でもないように見えるとてつもない宝物を見つける天才です。
生き急ぐのをやめる方法
両方経験したからこそ言えることですが、生き急ぐには人生は本当に短いです。睡眠をしっかりとって、心に余裕を持って、道端で足を止めると、いろいろな発見があって、それは道端に咲く花かもしれないし、自分自身の発見かもしれません。どちらにしろ、見過ごすのはなんとももったいない。生き急ぐ癖がついてしまった私たちが、立ち止まるにはどのような方法があるのか考えてみました。
忙しいアピールをやめる
日本人は得意ですよね。まぁ、アメリカ人でもたまにオフィスにいますけどね。忙しい=重要ってわけじゃないんだけど、そうやってアピールする人の多いこと多いこと。自分がどんなに多忙かを得々と説明する人の話を誰が聞きたいのでしょうね。友達も去っていくし、あなたが友達と思っている人も「めんどくさいから聞いておこう」と思っているかもしれません。
ブログを書く
個人的には私にはこれが合っているようです。私は毎日のようにブログを更新しますが、実際に執筆する時間は30分もありません。それも通勤のバスとか、ランチタイムとか、散歩中などの、マインドが落ち着いている時間に構想が自然と浮かんできて、それを簡単にメモしておくから。逆に言うと、構想が浮かんでくるように、自分に言い聞かせて、人生に必要ない強迫観念を捨てたからです。ブログを書くのは、自分の考えをまとめるいいストレス解消になっています。
生き急ぐためのストレスは無意味だと知る
「ああ、こんなに時間かかっちゃった。やること他にたくさんあるのに!」という強迫観念は、ものすごいストレスになります。ストレスは現代病のひとつで、ガンの元になるのをご存知でしたか。できるだけ多くのことを効率よく終わらせてお金を稼いで貯蓄し、余生を楽しむのが目的なはずなのに、その余生をガンで苦しむことになっては意味がありませんね。
以前、日本人はご飯を作ることの呪縛にかかっているという記事を書きました。
ご飯を毎日作ることは素晴らしい。毎日ファーストフードを食べるよりもずっといい。でも週に2度、納豆ご飯や冷凍食品を食べることは、そんなに悪いことなのでしょうか。毎日ご飯を作ることによるあなたのストレスの価値は、どのくらいありますか。
仕事が忙しくて毎日ランチを仕事しながらデスクで食べるのが、働きバチ日本人の私にはしっくりくるのですが、そうすることによって、栄養バランスを偏るし、よく噛まないから消化も負担かかるし、モニターから目を離さないから視力も落ちます。だから強制的に、外に散歩に出るようにしています。
自分が死ぬときどうなっていたいかを想像する
汗水流して仕事を頑張って、頑張ってお金を貯めて、老後は家族で旅行三昧と計画したとして、生き急いだがために健康に害が出ては元も子もありません。家族のことを顧みずに働いたら、老後に楽しく旅行ができるような家族関係は築けていますか。
私が思い浮かべる老後は、家族や友人と楽しくのんびりと余生を送ることです。毎晩美味しいワインを片手に、くだらないことでケタケタ笑いながら、くたっと死にたい(笑)。でも頑張りすぎて健康を害したら、お酒を飲むこともままならないし、くたっと死ぬというよりも、苦しんで死ぬかもしれません。
童心に帰る
子供たちから学んだことのひとつです。私の顔を見るたびに「ママ、聞いて?」と学校であった小さなあれこれ(でも彼女たちには大きな出来事)を話してくれます。一緒にスーパーに買い物に行くと、思いもよらない野菜を手にとって「これどうやって食べるんだろうね」と一緒に考え込みます。私が仕事や人間関係のことで眉間にしわを寄せていると、「ママは笑っている顔がかわいいから、笑って?」と言ってくれます。子供の方がよっぽど生きるのが上手。私たちは彼らから学ばなければなりません。
いかがでしたか。あなたも立ち止まってみる気になりましたか。
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