アメリカは妊娠・出産を経ても働くママが多いです。アイデンティティとか、社会とのつながりみたいな、美しい理由というよりも、経済的な理由が多いのではないかな。あと離婚も多い国なので、女性の自立はごく当たり前の決断。そんなアメリカだからこそ、チャイルドケアは必須!どこのチャイルドケアがいいか、どこでひどい経験をしたかみたいなのは、近所のママ同士のお気に入りの話題。そんな働くママを応援するためにチャイルドケアは多く存在しており、いくつかのタイプがあります。
今日はアメリカのチャイルドケアの種類と、長所短所を大公開。
デイケアセンター
一番多いのがこのデイケアセンターです。多くは日中のプリスクールにプラスして、朝と夕方のビフォー&アフタースクールがくっついていることが多いです。例えばプリスクールは朝9時半から2時くらいまでで、それ以前とそれ以降は、お金を出せば引き続き先生が見ていてくれる形。
利点は社会性が養われること。家にいるとどうしてもその子一人になるパターンが多く、他の子達と遊んだり、おもちゃをシェアしたり、または喧嘩したりって、経験がなかなかできませんから。あとはうちの場合、トイレトレーニングなんかも先生と二人三脚だったので、ぶっちゃけ家にいるお母さんより楽したかもしれません。
短所はやっぱりサービスの質に差があるので、自分に納得の行くところが見つかりにくいところ。私も多くのデイケアセンターを見学に行きましたが、廊下に子供達がせんべい布団の上に寝かされ、それを避けながら教室を見学したことまでありました。あとは値段かな。
値段はピンキリですが、私の住むエリアで平均一ヶ月1500ドル(15万円)くらいかな。もっと安いところもあるけれど、1500ドルでも気になるところがいくつかあったので、それ以上安いところに行く勇気はありませんでした。高いところだと普通に2000ドルします。私はこの金額に慣れてしまったのですが、日本にいる友達に言うと驚かれます。日本は収入によって費用が決まるそうですが、いくら高くても6万円くらいじゃないか、と言われました。羨ましい!
ナニー
ナニーとは個人でシッターをしてくれる人のこと。家で子供を見てくれるので、同じ環境で子供が安心するのと、ママが自宅から勤務できる場合は、子供の面倒は見ないけれどそばにいることができるので便利。
住み込みナニー
家に一緒に住んで、子供達の面倒を見てくれます。フィリピンなどから直接家政婦さんを雇う場合もあるし、オペアを通してシッターを探す人も私の地域ではとても多いです。ちなみにオペアさんは競争率は高いけど、日本人もいて、私の日本人友達も何人か日本人オペアさんと暮らしています。家で日本語で育児をしてくれるなんて、願ったり叶ったりですものね。
通いナニー
日中家に通ってくれるナニーさんです。私もこのパターンのナニーさんを雇ったことがあります。家に住んでくれるナニーさんのようなフレキシビリティはないかもしれませんが、やっぱり赤の他人と一つ屋根の下に住まなくていいのは利点ですね。欠点は決定的に、ナニーさんが風邪や家族の事情で来れない日があると、私たちが仕事を休まなくてもならないこと。
家族ナニー
そんな名前のナニーさんは本当はいませんが、私が名付けました。インド人や中国人がおじいちゃんおばあちゃんを国から呼びよせて、家で子供の面倒を見てくれます。これは本当にうらやましいです。私が子供二人のデイケアセンター代を毎月3000ドル払う中、ただでじじばばが子供の世話をしてくれるんですもの。どうりでみんな大きな家を買えるわけです。
ホームデイケア
自宅でチャイルドケアビジネスをしている人のことです。その人の自宅に連れて行き、デイケアセンターと同様なケアをしてもらえます。ホームチャイルドケアの何よりの利点はデイケアセンターよりも安いこと。あと個人ベースなので、いい人に当たれば、我が子のようにパーソナルなケアをしてくれること。私は次女の方をホームデイケアに預けたことが2度ほどあり、両方ともとてもよい経験でした。本当はその2度の合間にもう一つホームデイケアに預けたことがあるのですが、全く納得できず、1週間もせずに違うホームデイケアに預ける決意をしました。当たり外れが最も多いのがこれかなぁ。ホームデイケアの欠点はきちんとシステムに基づいた教育は期待できないかな、というところ。だから3歳になる前くらいまではいいけれど、それ以降は通常のデイケアセンターに移す家庭がほとんどです。
働くママたちの共通の大関心事項、アメリカのチャイルドケアのお話でした。
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