仕事が休みだったのを利用して、子供達の学校のランチタイムを見に行きました。こうやって好きな時に見に行けるオープンな雰囲気は、アメリカの学校の大好きなところ。今日はそんなオープンなアメリカの学校のランチ事情のお話です。
ランチタイムになると、子供達は担任の先生に引率されて、カフェテリアまで移動します。全校生徒がそこで食べるので、学年ごとにランチタイムは異なります。親がいつでも遊びに来れるようにランチタイムとテーブルナンバーが公表されているのだけど、一番最初のグループのランチタイムはなんと10時15分です。あれ、朝ご飯の話してたんだっけ、ランチの話だっけ?
カフェテリアに着くと、クラスごとに決められたテーブルへ行き、好きなところに座ります。でもその例外の一つがnut-free-zoneに座らなければいけない子供達。アメリカにはピーナッツやその他のナッツ類に対するアレルギーを持つ子供が多くいるので、そういう子供達はnut-free-zoneのテーブルに着席します。とは言っても、うちの学校の場合は普通のテーブルに、色のついたビニールテープが貼ってあるだけで、このテープから左側nut-free-zoneね、みたいななんともゆるい分け方です。そこに座る子供達はナッツ類を持参しないことになっているので、アレルギーっ子たちも安心というわけ。ちなみに私の長女も重度のナッツアレルギーなので、このセクションに座っています。でもそのビニールテープを引いた真隣にベストフレンドが座り、二人並んで食べているようです。
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食べる場所のもう一つの例外は、「lunch in the classroom」と言って、ごほうびで教室で食べる特典をもらった時。こちらの小学校はポイント制でごほうびをもらえる仕組みなので、lunch in the classroomを選ぶと友達を一人選んで、教室で先生とランチタイムをすることができるのです。それがご褒美になるってことは、先生は人気者ってことですね。私だったら中学のときの担任とさし飯なんて言ったら、タチの悪い嫌がらせでしかなかったわ。今でもムリだし。
ちなみに他のご褒美として、ぬいぐるみを持っていく権利とか、パジャマを着ていける権利とか、あります。大人から見たらなんでもないことでも、この特別処置は子供達にとって大きな意味を持つのでしょう。
カフェテリアで食べるランチは、購入してもいいし、家から持ってきてもいいことになっています。購入する子供達はbuyerと言って、キッチンエリアまで行き、トレーに好きなおかずを乗せます。学校の方針で、野菜か果物を2つ取ることが義務付けられているので、みんな「一応」とります。でもよく見てると手をつけずにゴミ箱に捨てたりしているので、アメリカの学校にももったいないオバケに登場してもらわないといけないようです。
これが購入出来るランチ
ファーストレディのミシェル・オバマさんが後押しをする、Healthy Hunger-Free Kids Act(アメリカ公立学校給食制度)という政策で、健康的なカフェテリアでの食事を推奨する動きもあるのですが、アメリカの学校では食事を強制することができないのが厳しいところです。私が日本で小学生だった頃は、給食を食べ終わるまで、昼休みを取れない子供がいたんですけど(ちなみにそれは私)、そんなことをこちらにしたら虐待扱いですから。まぁ、でもあれは確かに虐待だったよな、ボソボソ。。。
アメリカの学校のカフェテリアで購入出来るランチの酷さはよく話題になるようですが、うちの小学校の今週の献立はこんな感じ。
月曜日
- Mini Corn Dogs(コーンドッグ)かManager’s Choice Entree(シェフおすすめ)から一つ選択
- ベイクドオニオンリングかキーウェストベジタブル
- フルーツ盛り合わせかパイナップルから一つ選択
- 牛乳かチョコレートミルク
火曜日
- Grilled Cheese Sandwich(グリルチーズサンドイッチ)かシェフおすすめから一つ選択
- トマトスープ
- フルーツ盛り合わせか梨から一つ選択
- 牛乳かチョコレートミルク
水曜日
- 肉入りパスタ、チーズ入りパスタ、シェフおすすめから一つ選択
- 蒸しブロッコリのサラダ
- フルーツ盛り合わせか缶詰のオレンジから一つ選択
- 牛乳かチョコレートミルク
木曜日
- 骨つきチキンのBBQ&パンか、シェフおすすめから一つ選択
- マッシュポテトと野菜炒め
- フルーツ盛り合わせか桃から一つ選択
- 牛乳かチョコレートミルク
金曜日
- チーズピザか、ペパロニピザか、シェフおすすめから一つ選択
- コーン入りサラダ
- フルーツ盛り合わせかアップルソースから一つ選択
- 牛乳かチョコレートミルク
いや〜、こう書いちゃうと普通の献立っぽく見えるんですけど、この不味さを伝えられないのが悔しい。親がランチに参加するときに自分の分もオーダーできるので、私もネタ作りのためにも食べたことがあるんですけど、たぶん囚人食ってこんな感じなのかなって思いました。うちの娘たち曰く、最悪なのは毎週金曜日のピザらしく、「手に持っただけで、油がじゅわって出てくるんだよー」と気味悪がっていました。
ちなみにこれらのランチは一食3ドルです。経済的な事情のある家庭は、申請すれば無料で食べることができます。親が子供のアカウントにランチマネーを入れて、子供達は自分の番号を打ち込んで精算します。子供が何を買って食べたのか、親はオンラインで確認することができます。
クラスを見渡すと、家から持ってくる子供たちの方が若干多いかな、という感じ。特に女の子は家から持ってくる子が多いです。でも内容は日本のようなキャラ弁とかじゃ全然なくて、晩ご飯の残り感満載のお弁当です。うちの娘たちは温かいご飯がいいと駄々をこねるので、カレーとかチャーハンなんかをわざわざ作って保温できる小さなジャーに入れて持っていきます。おにぎりですら、温かいまま食べられるようにとジャーに入れて持っていくんですよ。
在米日本人の子供の中には、真っ黒い海苔に巻かれたおにぎりなどを持っていくと、クラスメートに気味悪がられる場合もあると聞きますが、うちの学校はインド人が大半を占めるので、カレー臭に押されて、おにぎりなんか目立たないものです。次女は一度海苔が臭いと言われたことがあると言っていましたが、「それはあんたが日本人じゃないからだよ」とさらっと言い放って、大好きなおにぎりを持って行き続けています。この強さ&鈍感さは、まぎれもなくパパ似。
いかがでしたか。日本とはだいぶ異なる、アメリカの小学校のランチ事情を長々と書いてみました。日本の学校給食の素晴らしさが、実感できましたかね?給食に頼ることができたら親の負担は減りますが、この内容を見る限り、きっと私のお弁当作りは子供達が高校生になるまで、続くのかもしれません(疲)。
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