アメリカに来る前に、私はタイのバンコクにある日系企業で仕事をしていた時期があります。当たり前だけど、その頃は駐在員とのお付き合いが今よりも断然多かったです。駐在員のおじさんたちとの飲み会なんかもたまに参加してたんですよね〜。若かった!そこでたまに聞いたのが、「海外生活が長い女性は一言多い」みたいな愚痴。わ、私?しかも女性と限定してしまうところが、やはり男尊女卑。と、ブツブツ思ってしまう今の私みたいな海外在住オンナのことを、その頃は若くて従順だった私に愚痴というか、「そうなるなよ」と釘を刺したのかもしれません。さて、それから18年経った現在、私はそんな一言多いオンナになったのでしょうか。
答えは「時と場合による」でしょうか。と、ずるい言い方をしてみました(笑)。私は基本的に事なかれ主義なので、大概の場面において、余計なことは言わないことが多いです。毎日楽しく笑顔で過ごせることが何よりも大事、ちょっと思うことがあっても誰の得にならない場合は言いません。
タイでの駐在員の言う、「一言多いオンナ」のエピソードは今でも覚えています。駐在歴が15年にも及ぶ奥さんと旦那さんの会社の社員が連れ立ってゴルフへ行ったそう。そこでその奥さんは「あなた、思ったよりスコアが伸びないのね」と言ったり、頼まれてもないのにスイングのフォームを教えたりしたそう。それが彼の言う「一言多いオンナ」だとしたら、私は確実にそれには当てはまりません。っていうか、それは海外在住歴は関係なくないですか??アメリカ人だって、人に「スコアが伸びない」とか、実際言いませんよ。親切心でフォームを教えてくれることはあっても。
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私はこちらに素晴らしい日本人の友達がけっこういて、みんなあっけらかんと好き勝手言い合いますが、そういう節度は守ります。でもその駐在員が言うようなタイプもたまーにいて、私は怖いので近寄りません!
日本人関係のボランティアなどでたまに会うことがあるのですが、とってもBossy(ボス面をする)な人がいます。少しでも反対意見を口にしようものなら、「やりたくないんだったら、私がやるからいいです!」と怒られる。めんどくさいので大人しくしていると、「たももさんはあまりこの件に関わりたくないようですね」と言われたり、とにかくめんどくさい!たまーにいるんですよね、そういう人・・・。アメリカだから自分の意見を言ってもいい、というところまでは合っているんだけど、きちんと教育を受けたアメリカ人だったらもっと戦略的で敬意を払った言い方をするってことまでは知らない惜しいタイプ。
では逆に、どういう時に私自身が、日本人男性にとってめんどくさいオンナになるのかと言うと、しゃべりすぎる時、だと思います。やれどんな仕事をしている、どんな苦境を乗り越えた、みたいなよもやま話になると、どうしてもペラペラ話してしまう私ですが、やはり気が強く見えるのでしょうね。少し釘を刺されたことがあります。自慢っぽく聞こえてしまったのかな。私としては英語ができない苦労話な感覚だったのですが、人それぞれ取り方は違いますからね。でも、私の日常を話せないとなると、私には話すことがなくなりますので、もうこの辺は開き直ってます。そこまでして相手にしてもらおうと思ってない。それが私のめんどくさい一面になるのかもね。ま、別にいいけど。
そう考えると、この「一言多い、めんどくさいオンナ」と言うのは、住む国は関係ないんじゃないか、という結論に結びつくのです。人の気持ちを考えずに発言する人も、徳利片手に苦労を語っちゃう人も、きっとどこの国にも存在するのではないかと。そしてそうやって屁理屈をこねる私は、やはりめんどくさいオンナなのでありましょう。
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