今学期から補習校の長女のクラスに転入してきた男の子のお母さんと話す機会がありました。彼女たちは南米出身ですが、ご主人が米軍の仕事で、3年間沖縄に住んでいて、この夏にアメリカに帰国してきました。彼女とご主人は日本語をほとんど話さないのですが、4人のお子さんたちは日本の学校へ通ったので日本語がかなりできるんですって。
印象的だったのは、彼女が「日本では本当の友達がたくさんできたから、日本が大好きで、また戻って住みたい」と言っていたこと。そうなんだ、本当の友達ができたんだ?私なんて、アメリカにも日本にも本当の友達なんていないのに。っていうか、本当の友達ってなんだっけ?
子供の頃は、純真だし、友達や家族に頼らないと生きていけないメンタルだから、軽々しく「友達」なんて言葉を口に出すけれど、大人になると友達は激減します。なんでかって、結局心の奥底のきったない部分までさらけ出すことなんて不可能だし、だいたい友達とかいなくても生きていけるし、って現実に気づいてしまうから。傷つかないように予防線張るってのもあるかな。
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前述の南米人ママは、きっととてもポジティブなんだと思います。一度スタバでお茶しただけだけど、はじけるような笑顔で、何に対しても前向きな態度で、人を信用して感謝して、というタイプで、きっと一緒にコーヒーを飲んだ私のことも「友達」と呼んでいるんだろうな。
大人になってからの友達には2通りあると思うのです。
- 心のうちまで話せる友達
- 時間を一緒に過ごす友達
そして、割合で言うと、後者のほうが多いという方がほとんどではないでしょうか。そして人が「本当の友達」という場合、たいていは前者を指していることが多いように感じます。
日本に住む外国人は、日本人の友達とは時々お酒を飲んだりするけど、結局仲間には入れない、という人が多いけれど、それは日本人同士でもそうなのですよね。お酒を飲んで、楽しい会話や社内の噂話をしたとして、それ以上もそれ以下もない。家族を紹介したり、家に招待してくれないのは、文化の一部なのです。
私にとって友達とは、自分の思ったことをぶちまける必要はまったくなくて、自分の感情とか問題は自分で処理をして、友達とは楽しい時間を過ごしたいというのが本音。その楽しい時間の合間にたまーにちょい深い話をする機会があって、でもできなくても別によくて、時々子供関係とかで助け合えたらそれが最高、でも助け合えなくてもこれまたオッケー。それくらいのゆる〜い間柄でも、お互いに気を許し合うから時間を一緒に過ごしても心配がいらないし、楽チン。友達なんてそれ以上でもそれ以下でもないと思うんだけど、それは友達とは呼ばないのかな?
そういう友達でよかったら、作るコツは「相性」と「時と場所のタイミング」かな。こう言う場合の相性は、英語でclickすると言ったりしますが、お互い気があうなと確信しあうのがまず第一。それからその友達関係が長続きすることが可能な物理的距離だったり、新しい関係を続けるための時間があったりだとかが重要になってきますね。あ、でも、笑顔だとか挨拶だとか、つきあいやすそうにしておくのが、大前提ですよ。
ゆるーくたのしーくらくーにが、大人のゆる友といった感じが、気楽でいいですな。
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2016年9月7日 at 12:35 pm
アメリカに20年近く、ヨーロッパに数年間生活した経験から、友人は大きく分けて、1. Friends for a reason, 2. Friends for a season, 3. Friends for life のどこかに入ることを知りました。 文化や距離によっても付き合い方が変わってくるし、昔ながらの「一期一会」もこれまた真実。会えば楽しい会話の方が多い、気の合う友達は本当に人生の財産になると思います。
2016年9月7日 at 9:57 pm
デンマークさん、コメントをありがとうございました。なるほど、そのくくりは的確ですね!私の場合、1と2ばかりで、3はなかなかできないし、おそらくできたことがないのでは?という感じ。でもこれから丁寧に人付き合いをしていって、長く続く素晴らしい出会いがあったらいいなと思ってます。それまで気の合う友達との関係を大切にしていきたいです。