先週泣く泣く日本からアメリカに戻ってきた私ですが、実は事情があって子供を日本に置いてきました。衝撃のニュース?!離婚?勘当?
と、ワクワクさせたところ申し訳ないのですが、日本の学校生活を最後まで経験させたいのと、夏休みにこちらのサマーキャンプに送りたくないのと、じじばばと密度の高い時間を過ごさせてあげたいのと、が理由です。ふ、普通すぎてすみません。8月末に夫が日本へ行き、子供たちを連れて帰ってきてくれます。
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日本の学校生活は、子供たちが日本人としてのルーツを保つ上で、一度は体験させたいとずっと願っていました。周りの多くの日本人ママたちはそれを簡単に実現しているのですが、私はフルタイムで働いているので、そんなに長い休みが取れません。アメリカの学校が6月初めに終わってから、日本の学校が終業する7月20日までしっかり通わせるには、実家の親に頼るしかなく、今回はまだまだ親が元気なうちにお願いしちゃうことにしました。
普段ならこちらの夏休みではサマーキャンプと言って、1日中預かってくれる施設に送るのが常ですが、このキャンプがびっくりするほど高いのです。一人1週間400ドルはくだらないので、二人いる我が家では毎週10万円近く飛んでいく計算。それが3ヶ月近い夏休みだとすると、、、お分かりですよね。毎夏出費がすごいことになっていました。もう少し安いキャンプもあるのですが、そうなるとさらに質が悪化します。400ドル払っても、全然内容に納得できないのに・・・。そんな我が家にとっては、夏は航空券代払って日本に行った方が安いってことになりました。
子供達がおじいちゃんおばあちゃんと深い絆を築くには、やはり一緒にしばらく住まないとダメだなってのも理由の一つでした。2週間くらいの滞在じゃ、お互い猫かぶってますから。
というわけで、私はホームシックに加え、我が子がいないというダブル悲劇のヒロインです。でも子供達にとってはかけがえのない経験だと思って、涙こらえて堪えています(←ヒロインモード)。
でもよく考えると、長女は今年10歳ですから、あと8年で家を巣立って大学進学をするわけです。その時はもう家に戻ってきて住むことはないのだから、今より何百倍も寂しく感じるんだろうな。それとも反抗期とかでお互いげっそりして、家出るのもお互いにとってあり、みたいな感じになるのかしら。
日本では通えない距離の大学へ行く場合を除き、結婚まで実家に暮らすパターンが多いかと思います。私も海外に出るまでそのパターンでした。それには利点があって、貯金もできるし、結婚するまで親子仲良く暮らせるし、お互い助け合えるというのがありますね。短所は、独り立ちに向けて心の準備が整いにくいことかな。私もアメリカに来てしばらくはとても辛くて、それは慣れない文化や環境というのに加えて、親の助けがなかったことも大いにありました。
その点アメリカ人はドライ。子供たちも自由を求めて巣だちたいし、親も半ば追い出すみたいな感じもあったりして(笑)。自由と自立の国アメリカでは、自立できないことは大きな足かせとなるのです。
でも、最近それも少しだけ変化したかなと感じます。かつてはみんな大学の寮に入って、そのまま卒業して就職して、と親元に戻ることは聞くことはありませんでしたが、最近は時々聞きます。特に私の住むエリアは不動産が高いので、アパートの家賃を無理して払うなら、自宅から通えるところにしたり。最近の子供達は親がお金で苦労するのを見ていますから、寮やアパートの家賃分まで教育ローンに組み込むのなら、親にお世話になった方がいい、と合理的に考えるのかもしれません。
あと移民が増えたのもすごく大きいですね。アジア系の移民は結婚するまで親と住むのが自然と考える親の元で育つので、自然と一緒に住み続けるパターンも見かけます。アジア人はもともとお金にシビアですから、それが節約になるのなら当たり前のように一緒に住むのです。うちもこのパターンで、子供達が結婚するまで家にいてくれないかなぁ、とこっそり願っています(笑)。
ただこの移民タイプは、逆の悩みも増えるのも事実。フィリピン人の同僚のネリアは、同じくフィリピン人のご主人とフィリピンでリタイヤする計画があるのですが、子供達をアメリカに残すのが辛いと言っています。特に社会人の次女とまだ一緒に住んでいることもあり、お金のことはともかく、精神面でのサポートが遠く離れてしまうと難しくなるのでは、と悩んでいるようです。
分かるわ〜。私と夫も将来的には日本か近隣のアジア諸国に移住しようと考えていますが、子供達をアメリカに残してまでって、いつもそこで話が終わってしまいますもん。ネリアは子供達がフィリピンにある外資系企業で働いてくれれば、と淡い希望があるのですが、子供達はアメリカでの生活が快適で、フィリピンに移住するのは期間限定でも興味がないんですって。
だからこそ、こうやって子供達を毎夏のように日本においてくることは、意味があるのかなと。子供達の人生ですから、アジアに移住することはもちろん、大学進学でも自宅から通うことを強制はできません。でも彼女たちの選択肢を広げてあげることは、家族みんなにとってプラスになると思っています。
あと1ヶ月ちょっとも子供達と離れて寂しい限りですが、彼女達の人生の糧になると信じて、向こうでの残りの生活をサポートしていくつもりです。
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